【令和5年分確定申告】確定申告は電子OR書面のどちらが良いのか?

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【令和5年分確定申告】確定申告は電子OR書面のどちらが良いのか?

こんにちは!

 

税理士・行政書士・社会保険労務

の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

確定申告で電子申告よと書面の

どちらが良いのかを比較検討した

解説になります。

 

それでは、スタートです!!

 

確定申告は電子OR書面のどっち?

確定申告書の提出方法は

  • 電子申告(e-Tax)
  • 書面

2つがあります。

 

電子申告とは確定申告書の

作成をすべてパソコン又は

スマホで行い

 

申告書の提出はネットで行う

方法になります。

 

書面とは確定申告書を紙に

出力(印刷)して管轄の税務署へ

提出する方法になります。

 

ではどちらが良いのか?

という判断になります。

 

まずは添付資料の面から

比較を行います。

 

電子申告では確定申告書作成

の基となる資料の添付が一部

不要になります。

 

例えば、源泉徴収票などになります。

これは

第三者作成書類の確定申告書への添付省略

という制度です。

 

では書面ではどうなるのか

というとすべての資料を添付して

提出することになります。

 

ただし、医療費控除については

医療費控除の明細書を提出する

ことで医療費の領収書の添付は

不要になっています。

 

次に提出方法を比較

検討します。

 

電子申告で行う場合には

税務署に行く必要はなくなります。

 

書面だと税務署に行ったり

郵送しなければならなくなります。

 

以上のことから時間をかける

ことができるのであれば

 

書面提出であっても問題ない

わけです。

 

逆に会社員として平日は勤務して

いる場合などお時間に限りがある

という場合には

 

電子申告を選択して提出する

というのがよいかと思います。

 

最後に電子申告の最大のメリット

はサーバーメンテナンス時間以外

 

24時間いつでも確定申告書の

提出が可能という点です。

 

 

対応別の申告書提出方法

提出方法で電子申告又は書面

のどちらの方法が使えるのか

を解説します。

 

電子申告するためには

マイナンバーカード

ICカードリーダーライタ又はマイナンバーカード読み取り対応スマホ

パソコン又はスマホ

ネット環境

が必要になります。

 

上記の機器対応を紐づけると

パソコンを持っている場合

マイナンバーカード

ICカードリーダーライタ又はマイナンバーカード読み取り対応スマホ

ネット環境

という対応関係になります。

 

スマホだけ持っている場合は

マイナンバーカード

マイナンバーカード読み取り対応スマホ

ネット環境

という対応関係になります。

 

上記の対応関係にないときは

原則書面での提出になります。

 

以上をまとめると

電子申告では必ずパソコンか

スマホが必要になり

 

ネット環境、マイナンバーカード

マイナンバーカードの読み取りも

必ず必要になるというわけです。

 

 

 

パソコンとスマホでどちらを

使った申告が簡単かなという

判断の解説です。

 

基本的にはパソコンで作成した

ほうがよいと思います。

 

パソコンであれば電子申告と

書面の両方に対応できるためです。

 

パソコンとスマホでは文字の

大きさや入力する手間が異なる

ことになります。

 

事業所得のようにいろいろな

書類を添付しなければならない

といった場合には

 

数字を入力することなどが増える

ためパソコンのほうがスマホより

操作性はあると考えます。

 

逆にスマホでの申告を推奨したい

かたとしては入力が極力必要ない

場合だと思います。

 

令和5年分以降の申告からは

マイナポータルアプリを連携して

自動入力できる書類に

源泉徴収票も加わりました。

 

ただし、会社が源泉徴収票を

税務署に電子申告で提出している

場合に限られますが。

 

まとめると

入力する文字や数字が多い場合

収入の種類にかかわらず

パソコンの方が楽になる

 

入力するものが極端に少ない

場合にはスマホでもOK

になると考えます。

 

 

 

確定申告書を間違わないためにするために

確定申告書はいろいろな書類を

作成する必要があり

 

一般の納税者が間違わないように

するためには骨が折れると思います。

 

このような場合に使って

ほしいのは

確定申告書等作成コーナー

です。

 

どのような収入があるのかは

個人ごとに異なりますが

 

あなたの収入によって選択して

必要資料や添付資料などが

案内される形式です。

 

きちんと読み込んで作成できる

仕様になっていることから

 

確定申告書等作成コーナーで

作成することでミスを防止する

ことができると考えます。

 

一応、国税庁からe-Taxソフトが

公表されていますが

 

こちらは書類ごとの数字が

自動的に他の書類に飛ばない

ように設計されていますから

ミスが生じやすいです。

 

確定申告書等作成コーナー以外

では事業所得者限定になりますが

 

お使いの会計ソフトに

確定申告書作成のソフトも

同梱されていることがあります。

 

これで対応してしまうという

ことも可能だと思います。

 

 


編集後記

税理士が関与していると

電子申告と書面提出で

どちらになるのかというと

 

一般的には電子申告にて

対応されることになります。

 

パソコンやスマホがなくても

電子申告ができる場合があります。

 

青色申告会の会員になって

帳簿を備え付けて

 

青色申告会で電子申告をして

もらう方法です。

 

当日は、税理士が各青色申告会

に従事して申告をしてくれます。

 

上記以外には各税理士会の支部が

確定申告無料会場を設置して

行われるものがあります。

 

 

では税理士・行政書士・社会保険労務士

の齋藤幸生でした!!

 

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。