独立開業5年間を振り返って。失敗と成功の違いとは?

独立開業5年間の振り返り




独立開業5年間を振り返って。失敗と成功の違いとは?

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

今月で独立開業5年目が終わるので

その振り返りの備忘録記事です。

 

それでは、スタートです!!

 

独立開業5年間を振り返って

私は2017年5月1日に独立開業しました。

2022年4月30日をもちまして

無事5年目が終了することになります。

 

ブログは平日更新のため4月の更新は

今日が最後ですので今回の記事としました。

 

5年間を振り返りビジネスで生き残れた

理由を挙げるなら

 

①独立まで約7年同じ事務所に勤務していたこと

②独立後の失敗

③自分の仕事の再発見

まとめると以上のようになります。

 

独立まで約7年勤務していたことで

私の担当だった関与先の方々が

独立後に契約をしていただいたので

独立直後に売上ゼロは回避できました。

 

その関与先の方々に紹介され

関与先が増える状況につながりました。

 

独立後の失敗は

サービスを増やしすぎたとか

誰を対象にしたブログ記事を

書いたのかとか

 

継続性のない新規開拓などが

ありました。

 

以上の失敗で誰に何を売るのか

というマーケティングの基本的な

部分を感覚でつかむことができました。

 

独立後には国際税務関係を

やりたくないと思っていましたが

 

実際には国際税務の知識と経験が

事業の助けになり自分の仕事の

再発見につながりました。

 

 

失敗と成功の違いとは?

失敗と成功は紙一重だと

考えています。

 

失敗と成功の違いは結果がすべて

ということになります。

 

この場合の結果とは自分で成功と

判断した結果になります。

 

よくあることだと思いますが

他人と自分を比べてうらやましいと

思ったりだとか

 

あの人だからできるとかなど

独立当初には精神的に不安定に

なることがあります。

 

このような心情になる理由は

経済的な要因が大きいと考えています。

 

私の心情の変化としては

2年目に黒字になる試算ができたことで

上記のような感情は小さくなりました。

 

 

 

この時に冷静になって思ったことは

成功の定義やうまくいっていることの

定義です。

 

成功とは先ほども申し上げたように

自分が挙げた結果について自分が

成功と思うか否かで決まることです。

 

うまくいっているとは人それぞれ

売上の発生方法が異なるということです。

 

例えば、クラウド会計で独立後

関与先100件獲得などの広告営業が

よく税理士事務所に入ります。

 

では、そういったやり方を聞いて

果たして私も同様の成果をあげられるのか

ということになります。

 

できなくはないかもしれませんが

そもそもクラウド会計を使っている

ことが理由で顧客数が増えるわけでは

ないと思うのです。

 

うまくいっている人なりの

やり方が背景にあり

 

結果として経済的に成功している

状態があることを表している

ということになります。

 

中小企業に関与していてわかることは

全く同じ業種で同じ仕事をしていても

経済的な結果が出る道筋は異なるのです。

 

そう考えると同じ税理士であっても

結果が伴う道筋は異なると思います。

 

 

ビジネスに対してどこまで人間的な部分を入れるのか?

ビジネスに対してどこまで人間的な

部分を入れるのかは議論がある

ところだと思います。

 

極端な例を申し上げると

関与先の社長さんに利益が出たから

脱税方法を教えてくれ!!

 

と言われた場合に助言するのか

しないのかということです。

 

こういったタイプの社長さんには

税理士法で云々といっても聞きません。

 

税法で脱税は刑法犯になると

申し上げても聞き入れないでしょう。

 

きっと税務調査がないと

わかんないでしょ?

などど言ってくると思います。

 

要するに、ビジネスに対して

人間性を入れるのは程度の問題

ということになります。

 

法律に則してやれることをやって

差し上げて法律違反のことは

頑として聞かない姿勢が必要

ということになります。

 

それで脱税を指南してほしいという

社長さんが機嫌を損ねて顧問契約

解除と判断するのであればそれまでの

関係だったと割り切ればよいのです。

 

別にその関与先のためだけに

仕事をやっているわけではないですし

 

対等な立場での契約のはずですから

社長さんのYESマンのように

仕事をしなければならないわけでは

ないと考えます。

 

この辺りのさじ加減が経験を通して

判断できるようになったと思います。

 

 


編集後記

現在はフォワーディング業と

建設業メインで関与をしていますが

現状もただの結果にすぎません。

 

仕事を断らなかったらそうなった

というだけなのです。

 

ただ周りからみると特化して

いるように見えるようですね。

 

実はフォワーディング業にしても

私が関与しているのは国際貨物輸送

代理業になりますので

 

基本的に輸出入案件を取り扱う

国際物流の会社になります。

 

建設業についても型枠大工に

特化している状況です。

 

どちらかというと業種でさらに

細分化されたところに特化している

ということになります。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。