税理士登録後の知識補充とアウトプット、補充知識の取捨選択!




税理士登録後の知識補充とアウトプット、補充知識の取捨選択!

こんにちは!

 

ぼっち税理士の齋藤幸生です!!

 

今回は・・・

 

税理士登録後の知識補充について解説していきます。

 

私は税理士登録後に特に知識補充について

恐怖に似た感情がありました。

 

なぜなら税理士としてやっていける知識を

継続して身に着けていくことに悩んでいたからです。

 

独立して3年目でようやく自分なりの学習方法

アウトプットの方法が見えてきました。

 

税理士の専門知識としては税法ですから

まずは税法の知識を備えておく必要が

あるのだと思います。

 

しかしそれだけではない

+○○も欲しいなと思っています。

 

それでは、スタートです!!

 

知識補充とアウトプット

知識補充について

東京の税理士さんにあっては研修について

36時間の受講義務が存在します。

 

ですからある程度の専門知識の補充や

見直しはできることになります。

 

ただ独立、勤務に関わらず

本当に専門的な問題を解決するときには

一般的な研修ではちょっと分からないことが

あるのではないかと思います。

 

私の現在の状況は初歩の研修というよりは

専門書で知識を蓄えるようにしています。

 

独立前から上記のようなことをしていたのですが

その時から変わらない考え方として

 

関与先に対して提案できる内容かどうか

を考えながら学習していますね。

 

税法ではこのようなリスクがあるので

止めたほうが良いといったことを伝えることが

あるかと思います。

 

確かにそういった使い方もできますが

客商売からすれば提案できるものとして

考えて学習した方がポジティブだと思います。

 

アウトプットについて

知識の補充をしただけでは不十分だと

考えています。

 

使えるときに使えるように備える学習では

いつまで覚えていることができるかは分かりません。

 

継続的なアウトプットも必要だと思います。

 

結果としてアウトプット先を探していきながら

学習することになると思います。

 

アウトプットは何でも良いのだと思いますが

ちょっとハードルが高い方が見につきます。

 

アウトプットで始めに挙がるところは

関与先だと思います。

 

私は雑談やちょうど時期的に相手が聞いてくれそうな

ときに伝えることにしています。

 

例えば令和2年税制改正大綱に合った

海外居住親族で扶養控除を受ける場合の

要件が変わることが予定されています。

 

ちょうど今の時期は年末調整の書類を

用意している会社が多いので話を聞いてくれそうです。

 

次に挙がるのはブログやSNS、動画サイトを通じた

情報発信ですかね。

 

インターネットの世界は合う合わないがあります。

関わらないことが良いこともありますが

ただの情報発信手段してやる分には悪くはないと思います。

 

ただお金になるのかというと

ちょっと難しいのではないかと思いますね。

 

最後に本の執筆やインタビューですかね。

 

どちらもコネなどがないとちょっと難しいことも

あるかと思います。

 

それでももし依頼があった場合には

請け負って書く答えることも良いと

思いますね。

 

知識補充の取捨選択

知識補充においては何でも学習すれば

良いわけではないですよね?

 

結論としては取捨選択をすることになります。

取捨選択の方法は割と簡単です。

 

今、関与先、担当先から求めらていることだけに

集中すれば良いのだと思います。

 

例えば決算対策であれば保険で利益圧縮が

難しくなってきました。

 

私は今年から経営力向上計画を提出して

所得拡大促進税制の上乗せ措置を提案しています。

 

ですから認定支援機関業務の知識を仕入れて

自分で運用できるように調べていました。

 

先日、初めて提出した経営力向上計画が返却されてきて

無事認定を勝ち取ることができましたね!

(やったぜ!!)

 

決算対策などはいつでも受け入れもらいやすく

みんなの得になります。

 

誰得ではない点が重要です!!

 

 

 

 

決算対策以外に関与先から求めらているものは

他にもあると思っています。

 

例えば働き方改革でのテレワークの提案

社員評価、単価アップのための方策、

効率化アップのためのソフトの導入などです。

 

結果として人と売上についてのご相談が多いです。

 

これに対してどのようなアプローチをしたら

良いのかを考えながら知識補充に取捨選択を行います。

 

例えば管轄省庁からの情報発信を調べる

専門書で情報をあさってみるなどですかね。

 

それって税理士の仕事なん?

と思われるかと思いますが

 

私は究極的には関与先の御用聞きで良いと

考えていてそれが自分の腑に落ちているので

そういったこともやって行きます。

 

税理士の諸先輩方を見ていると

確かに税法などの情報や専門特化した税法の知識を

お持ちの方がいますが・・・

 

関与先の事業に焦点を当てた周辺知識

IT系の情報集や知見を蓄積しているような

感じではないことに気が付きます。

 

税理士としての専門家責任と専門知識は

根底にありながら、税理士+○○で勝負しないと

私のような超弱者だとうまくいかないのです。

 

知識はツールである

最後に知識はツールであることを

伝えたいと思います。

 

当たり前のことなのですが・・・

 

人によって段階があります。

①勉強のための学習をする(学習初期)
②知識欲のための学習をする(2段階目)
③面白さの追求のために学習する(3段階目)
④誰かに話すために学習する(4段階目)
⑤誰かに提案するために学習する(5段階目)
⑥営業ツールのために学習する(6段階目)

私の経験ではとりあえず6つの段階があると

考えています。

 

営業ツールにするとなると

かなり専門的な知識が必要です。

 

例えば私が関与しているフォワダー業から

開業で関与の依頼があるのであれば

 

・処理する人と営業で最低経験者3人は必要
・薄利多売のため借入が必要となる(信金からあたる)
・消費税の還付となるので課税事業者選択する
・業務と会計ソフトは月5万円でリース可能
・営業先はエージェントを中心に行う
・地政学的なリスク回避、東南アジアにも営業を
・国土交通省から許認可を受ける必要がある

 

このような現場でしか身に着けることができない

専門知識があるわけです。

税務で関係があるのは消費税くらいですかね?

 

ここまで昇華させないと営業ツールとしての

知識とは言えないと思います。

 

ここまでできている税理士さんもいるとは

思うのですが気が付いていてもなかなか

営業ツールにできていないことが多いようです。

 

アピールポイントにうまく持って行くことが

できるようにすることが営業ツールとしての

知識になるかと思います。

 

 


編集後記

昨日は無事事業承継絡みのインタビューを終え

事なきを得ましたね。

 

もうちょっと調べておけば良かったと思うので

ちょっともやもやしているところを確認して

メールで報告したいと思います。

 

お仕事としては年末調整ができるところが

2社あるので年末調整を完了させるのと

記帳代行の資料が届いたところがあるので

それもできれば良いなあと思います。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。