会計freeeの個人事業主版はスターター又はスタンダードで対応すべし【料金改定後対応】




会計freeeの個人事業主版はスターター又はスタンダードで対応すべし

こんにちは!

 

ぼっち税理士の齋藤幸生です!!

 

今回は・・・

 

会計freeeが値上げなので個人事業主は

どの有料プランが良いのかを解説していきます。

 

税理士業界だけだと思いますが

クラウド会計の料金は物議をかもしています。

 

他のインストール型の会計ソフトと比べてみて

料金の考察もしてみようかと思います。

 

それでは、スタートです!!

 

料金が値上げされる

会計freeeは料金が値上げされます。

日にちは2020年5月からとなっています。

 

私がなぜfreeeの公式ホームページにも

書いていないことを知っているのかというと

freeeの認定アドバイザーになっているからです。

 

税理士や社会保険労務士などであれば

登録することができて無料でfreeeを使えます。

 

この認定アドバイザーには先んじて

公式からメールが来ました。

 

料金はどうなるのかというと

次のようになります。

 

改定前の料金

改定後の料金

 

スターターは月額200円(税抜)の値上げで

スタンダードは月額400円(税抜)の値上げです。

 

年払いだと

スターターは年額1,960円(税抜)の値上げ

スタンダードは年額3,960円(税抜)の値上げです。

 

個人的には年払いを選択した

有料プランにすれば良いかと思います。

 

恐らくほとんどの個人事業主の皆さんも

現在年払いにしていると思います。

事業と税金で有料プランを使い分ける

上記を踏まえて今後freeeの有料プランを

どうやって使っていくのかですね。

 

現実的にはスターターとスタンダードから

選択することになると思います。

 

事業と税金で有料プランの判断をすると

問題は解決するのだと思います。

 

スターターとスタンダードの税金上の違いは

消費税の申告があるかどうかだけです。

 

税金から判断する結論としては

消費税の申告なし⇒スターター

消費税の申告あり⇒スタンダード

になりますね。

 

 

 

 

 

事業としての考えるのであれば

事業の分析をするのかどうかです。

 

事業では推移表を見ることで色々な判断や

事業を見つめ直すことができます。

 

スターターでは損益レポートと現預金レポートのみ

出力することができるようになっています。

 

つまり事業で儲けたかどうかと

現金と預金の報告資料だけを見ることができます。

 

対してスタンダードは上記に加えて

資金繰りレポート、月次推移を見ることができます。

 

経営的に考えると資金繰りと推移表は

かなり便利だと思います。

 

結論として

事業を分析しない⇒スターター

事業を分析する⇒スタンダード

ということになります。

 

料金について考察

では料金について考察していきます。

料金改定後は次のようになるわけです。

(金額は税込とします)

有料プラン 月払い(年額料金) 年払い
スターター 15,576円 12,936円
スタンダード 31,416円 26,136円

 

インストール型会計ソフトの料金(金額は税込とします)

会計ソフト 料金
弥生会計20スタンダード 37,290円
財務応援R4Lite+ 33,000円
会計王20 44,000円
経理じまんDX 47,740円
勘定奉行i10 Bシステム 150,040円
大蔵大臣NX 149,600円
マネーフォワード(クラウド会計なので番外編) 35,760円

(会計そふとプロショップの情報より作成)

 

このように考えるとスタンダードにしたとしても

一番安いことになりますね。

 

特筆すべきなのはマネーフォワード以外のソフトは

請求書は作れません。

 

クラウド会計の特徴は会計ソフトを皮切りに

ソフトだけでバックヤード業務が完結することです。

 

そう考えるとインストール型会計ソフトでは

値段が上がった割に機能が十分でないわけです。

 

料金改定については色々と思うことが

ある人が多いかと思いますが

 

それでも最安値であることには

変わりはありません。

 

個人事業主で一人でやっている

しかも消費税の申告が必要なく

分析も必要ないのであれば

 

会計freeeは最も安いクラウド会計である

ということが分かるわけです。

 


編集後記

今日は午後から自分派遣で入力などしてきます。

概ね今年の業績が見えてきましたので

ちょっと一安心な会社ですね。

 

今回の記事であなたは何の会計ソフトを

使っているのかと思われると思います。

 

月次は弥生会計で入力して申告のときに

freeeに仕訳を流して申告書作成して電子申告

という流れをとっています。

 

有料ではない認定アドバイザーなので

無料の部分だけを使っていますね。

 

もし機能制限を受けたとしても他のやり方に

するだけなので有料プランにする計画は

今のところありませんね。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。