流行りものに乗って事業するか、流行りものに乗らずに事業をするか?




流行りものに乗って事業するか、流行りものに乗らずに事業をするか?

こんにちは!

 

ぼっち税理士の齋藤幸生です!!

 

今回は・・・

 

事業での悩み事で

流行りものをやるのか、やらないのか

ということを記事にしていきます。

 

私の関与先の事業では流行りものをする

事業でない会社が多いです。

 

流行りものをしない事業でどうやって

儲けていくのかも解説していきます。

 

それでは、スタートです!!

 

流行りものに乗って事業をすること

流行りものに乗って事業をすることは

リスクがあります。

 

流行らなくなった途端に客足が遠のいて

事業がうまく行かなくなることがあります。

 

先日、都内のデパートに行った時のこと

タピオカの専門の行列がかなり減っていました。

 

その専門店がオープンしたのは

今年の頭くらいでした。

 

タピオカジュースを飲むために

女子高生を筆頭に10代が多く並んでいました。

 

ジュースを購入するのに30分待ちという

立札すらあったほどです。

 

今は2~3分待てば購入できそうでした。

 

流行りは廃れていくものです。

 

商品においては、

①流行る(バズる)
②廃る
③息を吹き返す
④新しい売り方、提供方法をする
⑤世の中に合って当然となる
⑥定番化

概ねこのような歴史をたどると思います。

 

多くの商品やサービスは定番まで行きません。

なぜなら廃れてなくなっていくからです。

 

私は流行りものに乗って事業をしてはならないことを

言いたいわけではありません。

 

流行りものから逃げる客足が速いことを

言っています。

 

客足をつなぎとめる方法を前もって考えて

事業をする必要があると思います。

 

例えば先ほどのデパートに入っている店舗は

列が減っているにも関わらず変化がありませんでした。

 

大行列ができていた時と同様な

商品ラインナップ、タピオカジュースを売るだけです。

 

これでは客足をつなぎ留めたり

新たな客をつかむことは難しくなります。

 

この点流行りものではあるが

うまく人を引き付けるやり方もあります。

 

例えばK-POPが当てはまると思います。

 

音楽を聴いてもらう+会いに行ける

自分の目の前に来てもらえるがあります。

 

一時期は韓流ブームがありましたが

現在はK-POPが日本でも好きな人は多いはずです。

 

定番化した後にもプラスαの努力をして

ファンを獲得していくことが大切です。

 

ただ売る事業では流行っているときには

確かに儲けることができます。

 

しかし事業に継続性がありません。

継続性をどこに求めるのかを考えることになります。

 

流行りものに乗らずに事業をすること

流行りものに乗らずに事業をすることは

色々な業種であります。

 

私が関与している建設業や物流業は

流行ることがありません。

 

日々1つ1つ頂いた仕事をこなしていきます。

 

どうやって儲けていくのかというと

規模の経済を利用するのです。

 

私が関与しているフォワーディング業は

単価が非常に安く設定されています。

 

ですから量をさばいて利益を出すシステムです。

 

しかし、大手に食い込むことが出れば定例の仕事が来て

それをこなすだけで済みます。

 

ですが、それだとある特定の会社から発注がなくなると

事業に黄色信号がともります。

 

ですから色々なものを運ぶ仕事を受注して

物流のコンサルティングも含めてやって行きます。

 

結論を申し上げると

結構きつい事業ということが言えますね。

 

 

 

 

 

次に建設業は人の管理がすべてです。

工事の発注額は決まっていることが多いです。

 

結論として原価を下げて

利益を上げることがポイントです。

 

この点、人の管理、材料の管理

といったことが重要だと思います。

 

最近は大きな工事だと社会保険加入が原則で

一人親方が働きにくくなってきています。

 

同時に会社の消費税の負担が増加しています。

 

というのは外注費のような業務委託契約だと

消費税の仕入税額控除(消費税計算上の経費)を

受けることができます。

 

社会保険に加入が原則となると

雇用契約扱いになりますので

消費税の仕入税額控除は適用できません。

 

支払っても給料として会計上、税法上も処理します。

ですから消費税の納付額が増える傾向になります。

 

実際に私が試算したところ

年間でかなりの負担増となりました。

 

建設業も流行り商品は存在しません。

行うことができる工事は様々なのですが

受注する工事によっても注意点があります。

 

例えば私が関与しているのは型枠工事なので

人の管理がポイントになります。

 

しかし飲食店の店舗内装業に特化していれば

飲食店を運営する会社の社長の意向を聞いて

その通りに内装を仕上げる工夫が必要です。

 

つまりコミュニケーション能力が求められます。

 

かつて私が担当者だったときの会社は

お客さんとのコミュニケーションがうまく

いっていなかったと思います。

 

流行りものがない事業では

どこが儲かるポイントになるのかを

知ることが大切です。

 

誰に購入してほしいのか?

流行りものに乗る、乗らない、

流行りものをやる、やらないに関わらず

最も大切なことは誰に購入してほしいのかです。

 

この点、究極的には自分がお金を払いたいと

思えるかどうかにシフトしていくのではないかと

思っています。

 

特に個人を相手にやっている事業だと

自分が不便だと思っていることを事業にして

成功している会社もあるくらいです。

 

別のやり方として想定顧客を設定して

商品を製造するやり方もあります。

 

この層だとこの味、この感性、

こうしたサービスが受入られるに違いない!

と想定して事業をすることです。

 

ただ中小企業で想定の顧客から逆算して

商品を作ったりすることは難しいと思います。

 

なぜなら資本力がものをいう世界なので

製造単価が低い商品やサービスでしか

できないと思います。

 

現実としては自分が買いたいと思うものを

事業にしないとやって行けないと思います。

 

近年、特に小売りが難しい状況です。

なぜならその人に合ったものを提案しないと

売ることができなくなってきたからです。

 

今までの事業+提案力

このような+〇〇を伴って

誰に売るのかを考えることになります。

 

 


編集後記

今日は頼んでおいて応接セットが到着する日となります。

どうやってくるのか楽しみです。

 

多分組み立てることはないと思いますが

事務所に設置してみて配置も考えます。

 

ようやく事務所らしくなってきました。

あとはブログとHPで事務所を公開するだけですね。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。