プロの仕事と価格!料金が安い=ある程度の仕事で良いのか?




プロの仕事と価格!料金が安い=ある程度の仕事で良いのか?

こんにちは!

 

ぼっち税理士の齋藤幸生です!!

 

今回は、事業で悩むことがある、

プロの仕事と価格についてです。

 

独立3年目となった私の経験と考えを

交えて解説していきます!!

 

それでは、スタートです!!

 

プロの仕事と価格の関係

プロの仕事は価格との関係があるでしょうか?

 

例えば、価格が高いからフルサービス、

価格が低いからある程度のサービス

ということになりますか?

 

また料金が安いことで、

プロの仕事を放り出して良いのでしょうか?

 

私は独立当初、上記のことに悩みました。

現在は、あまりこうしたことに悩んでません。

 

料金が安かろうがプロの仕事をする!

と覚悟を決めています。

 

多少赤字であっても、関与したからには

やらないといけないと思っています。

 

料金が取れないから、この部分はOKで

この部分はダメ!などと自分で勝手に決めて

仕事をすることが良いのでしょうか?

 

私は価格の多寡で自分で勝手に決めて

適用しようとは思いません。

 

このように、仕事をやる人側から見ると

プロの仕事と価格には関係性があると

考える人が多いと思います。

 

ですが、私の考えは、プロの仕事はプロの仕事、

価格は価格、と切り離して考えるようにしています。

 

仕事をすることでサービスを提供して、

お金をもらうことが仕事であって、

 

価格を決めて仕事までのフローを考えるのは、

事業戦略になるからです。

 

独立後に難しさを覚えるのは、

仕事をすること、価格を決めること

両方が自分だけになるからです。

 

 

 

料金が安いことはプロの仕事に関係ない

上記のように、プロの仕事と価格は切り離された

別々のものだという理屈は理解できると思います。

 

それでも、安い価格でやるとプロの仕事に

差しさわりがあるんだよね!

という声は当然ありそうです。

 

つまり、仕事と料金が釣り合っていない

ということを皆さんは考えているのだと思います。

 

しかし、料金が安いこととプロの仕事には、

やはり関係ないと思うのです。

 

また、例を出してみましょう。

 

プロの本気の仕事を100として、

料金を10万円としてみます。

 

さて、この設定で自分は納得がいきましたが!

お客様としてはいかがでしょうか?

 

プロの本気の仕事100がどこまでかわからない

素人さんがお客様となるはずです。

理解はされると思いますか?

 

では、上記に詳細な説明を加えたとしてます。

それでお客様は納得しますか?

 

つまり、お客様が求めているプロの仕事と

自分がやりたいと思っているプロの仕事には

乖離があるのです。

 

 

 

 

私が考えるプロの仕事というのは、

料金に見合った仕事をするということではなく、

お客様に合った仕事をすることが

プロの仕事ではないかと思うのです。

 

そこに値段を付けて、時価、相場を考えながら

やっていくことが良いのではないかと思います。

 

私は税理士ですので、法人、個人を筆頭に

色々な職種、職業の人たちと関係があります。

 

その中で、法人契約を取り出すと、

基本的には、以下の範囲で仕事をします。

 

法人税、地方法人税、法人地方税、消費税、源泉所得税

上記の範囲内での仕事だけですね。

 

本来のプロの仕事とということで100で関与する

ということになると、相続税、贈与税、資産税関係

も加えたところでの関与が望ましいわけです。

 

しかしながら、相続や贈与のちょっとした相談は

あっても、実際に法人と絡めた関与をすることは

あまりありません。

 

それであれば、まずは、お客様である関与先が

関与してほしいものをピックアップして関与する

スタイルが順当ではないでしょうか?

 

プロの仕事とは、相手が求めていることを

忠実にやって行って、対価を得ることだと思います。

 

仕事と料金設定は失敗の積み重ね

最後に仕事と料金設定についてです。

 

色々書いてきましたが、

それでも納得いかない人がいると思います。

 

なぜ納得がいかないのかというと、

仕事と料金設定での失敗の経験が少ないからです。

 

私は独立後に何個かサービスを立ち上げては

そのサービスを無くしました。

 

かつて担当先だった会社からの見積依頼があり、

自分の料金表ベースで返事をしたら

そのあとは音沙汰がなかったです。

 

現在もDMで新規法人に送っていますが、

まるで反応はありません。

 

どちらかというと、ご紹介案件で仕事が

増えていっていることが現状ですね。

 

ですから、自分が外へ訴えて仕事を取ってくる

ということが如何に難しいことなわけです。

 

その分だけ失敗を繰り返して、

どこが納得してもらえるところなのかは

日々勉強の状態なのです。

 

それに、自分の事業の立ち位置がどこで

どんな仕事をしていくのか

どんな仕事に携わっていくのか

どんな生活をしたいのか

 

独立すると考える範囲は十人十色なので

仕事と生活、遊びまで考えると選択が広いです。

 

その中から自分が納得いって、

お客様も納得がいってということは

あまりないではないでしょうか?

 

ですから、失敗を重ねていって、

さらにプロの仕事をする覚悟が必要です。

 

仕事で失敗するとお客様からは怒られますし、

価格が高すぎると仕事が来ません。

 

これはどちらも失敗です。

しかし、命を取られることはないです。

(失敗の程度によってはお金の問題に
発展することになるので注意ですが)

 

しかし、お客様が来ないというだけなら、

絶対に命の問題とはなりません。

 

失敗から勉強して、お客様が満足する

仕事ができればいいんじゃないか

ここが着地点となると思います。

 

 

 


編集後記

今日は資料を返送したり、自分のことをやったり

という一日となりそうです。

 

先日、ようやく経営力向上計画で

法人1社だけ送ることができました。

無事通ると良いのですが・・・

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。