独立当初の失敗談、もうちょっとお金をかけないやり方があったかも




踏み固められた雪!

独立時にした失敗

独立時に失敗したことが何点かあります。

今後、独立する方への参考になればと

書いておきます。

 

私の失敗の定義は、失敗=後悔したこと

という認識です。

・ホームページを外注制作した

・事業の柱が決まる前にチラシ作成

・独立後の解放感で遊んだ

 

この3つが失敗したなあと思うものです。

まず、ホームページの外注作成は、

CMSという方式で、自由度が低く、

サーバー代兼サポート料で5,300円/月

という契約でした。

 

ホームページ制作には約19万円がかかり

半年せずに契約解除、ホームページを

自社仕様のワードプレスに移行する

ことになってしまいました。

 

最初の判断が甘かったなという

ことなのです。

私の考えでは、特に、ホームページは

最初に持つことに意味がないと

思います。

 

それよりも、無料の士業サイトに

自分を掲載した方が検索では

上位にきます。

 

そもそも、現実の営業力がある方には

ホームページは一切必要ないとさえ

私は思っています。

 

次は、チラシ作成です。これも失敗になります。

ちなみに、金額は1万部刷って、約13万円です。

チラシを作る、作らないではなく、

作った時期がはやすぎたなということです。

 

事業を始めるとぶれまくります。

当然なのです。お客様は少ない又はいない

収入がない、減る預金残高、将来不安など

挙げたらきりがありません。

 

その中でベストな選択をせよ!

と言われてもできるわけがないです。

そんなときに、顧客を増やそうと

DMはまだ使えるということだったので

チラシを作成してみました。

 

確かに、問い合わせは2件ほど

ありましたが、おかしな問い合わせ

だったので、両方とも断りました。

 

現状でも一応DMはやっています。

昨年の7月からだったと思うので

7ヶ月で2件の問い合わせです。

 

ホームページやブログからは

1件もないことを考えると

DMの方が効果的だと思います。

 

最後に独立の解放感で遊んだこと

になります。

貯金を少し散財しました。

 

平日に遊べるなんて、

なんて素晴らしいことだろうと思い、

つい遊んでしまったのです。

 

これは良くなかったです。

本当に良くなかった。

独立していい気になっていた

だけだなと思います。

 

事業をやるために独立した

ということでしょうから、

基本的には、平日は仕事をする

ということが良いです。

 

仕事があるからこそ、遊びが

楽しくなります。

散財するのはお金に余裕が

出てきてからでもできます。

 

 

 

お金を極力かけないやり方でも大丈夫

独立後はお金がそんなにないです。

いわゆる300万円の貯金で独立を

決めてはどうでしょうか?

などといった書籍が起業・独立本に

書かれています。

 

でもそんなに貯金をするまで

勤務してたら、独立の機会を

逃してしまいます。

 

独立するときは、えいや!と

独立してしまう方が良いです。

となると、お金がない!

ということになります。

 

私は、売上を持ってくることは

できませんが、お金をかけない方法

でしたら、実行可能性の高い

提案はできます。

 

例えば、ホームページです。

スタートアップでは、いらないです。

あっても問い合わせはないからです。

それよりも、自分をアピールできる

大手無料サイトでブログを書いた方が

よほど検索上位になります。

 

そこで、商品や事業の紹介、

料金表を載せればいいのです。

もちろん、ある程度規模が整えば

自社サイトを運営しても良いです。

 

いわゆるネットではお金をかけない

方法で自分アピールと売上の獲得を

していくことを考えた方が

コスパが良くなります。

 

後は、比較ビズに代表されるような

サイトでどんどん見積をしていく

ということも良いと思います。

 

ブログとホームページの最大の

デメリットは運になることです。

つまり・・・

1.お客様が検索する

2.たまたまホームページ等を見る

3.この税理士いいかも!

4.問い合わせ

 

といったように、お客様からの意思に

委ねなければいけないということです。

 

そうではなく、困っている、依頼したい

といったお客様に直接依頼できるサイトに

自分から行って獲得を目指す方が

運要素100%よりもいいわけです。

 

あとは、自社を選んでくれるかという

確率論の問題となります。

 

比較ビズに代表されるサイトは、

相みつを取られますので、

価格で勝負しない場合には、

何を自社ではできるのかが

依頼の決め手になります。

 

お客様視点から自社事業に関して

考える癖がつくと思うので、

まさしくスタートアップには

良い経験ができると思います。

 

 

 

使うかもで物を買わない

私は税理士なので、勤務税理士等から

独立の相談というか、事業について

聞いてみたいということがあるようで

同業者と話す機会があります。

 

そこで、相手の話を聞いてみたところ

士業ならではなのかもしれませんが、

使わないものも含めてそろえて

おかねばならないという考え方が

あるようだなと感じました。

 

例えば、相続の依頼がないのに、

ソフトを購入しようとする。

といったことです。

 

非常にまじめな方で、

確かに税理士として、その考え自体は

ありだなと思います。

 

ですが、依頼がない状態では

やはり必要ないものを購入しては

ならないのです。

 

会計ソフトだって、必要ないです。

顧問先ゼロだとそういった自由な

発想で事業ができるわけですから

必要なもの=仕事に差しさわりがあるもの

という観点で購入を考えてみては

どうかなと思います。

 

 

 

まとめ

事業に失敗はつきものですが、

致命的な失敗はご法度です。

事業はばくちではないからです。

 

また、自分を優先しすぎるもの

どうかなと思います。

本当に何もない時であれば

平日に遊んでも良いと思いますが

 

周りは普通に仕事をしている以上

何かしらの不測の事態に対処できる

そういった準備はフリーランスと

言えども必要だと思います。

 

 

 


編集後記

今日は、毎月の面談1件、訪問1件です。

そういえば、収入印紙が偽造された

そうです。200円のやつらしいですが、

あれって偽造できるんですねえ。

 

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。