何かを変えたいという信念だけでは変わらない、政治力と数の論理が必要な時もある




ディベート大会の会議を東京青税の事務所にて
行いました。
私は、GAARの政策ディベートに参加することに
なりました。

何かを変えたいという信念だけでは不十分

税理士となって7ヶ月、独立して4ヶ月過ぎて

税理士の任意団体、支部活動、定期総会など

色々出てみた結果の結論を書きたいと思います。

 

何かを変えたいという信念だけでは、

誰も動かないし、動いてくれないということです。

 

当たり前じゃないか!と怒られてしまうかも

ですが・・・

 

税理士業界という組織は、半ば国側と癒着して

いるような関係だなと思っているわけです。

金銭的に癒着しているのでは?ということ

ではなく、

 

お上の言うとおりにしかやっていない

と言われても仕方ないのでは?という

ことを言いたいわけです。

 

例えば、テロ等準備罪(共謀罪)や煽動罪

国税犯則取締法の国税通則法への改編といった

おおよそ、弱気をくじくような法律に対し

何かしらの行動をしてないわけです。

 

上記には何も言わないのに、消費税の軽減税率は

反対という立場をとっているのはどういうこと?

と私は思います。

 

一般消費者の目線でいえば、消費税が10%になる

けれども生活必需品は8%のままということで

あれば、みんな賛成します。

 

ところが、東京税理士会では、事業者の負担が

増えるというお題目をもって反対という立場

で運動をしています。

他にやらなければいけないことがあるのでは?

と私は思っています。

 

 

税理士業界を動かすには政治力と数の理論が必要

8月は税理士試験がありました。

私はしょうがないと思い、継続して

税理士試験を受けて幸運にも合格しました。

 

がしかし、受験生の立場から言えば・・・

採点基準が無公表、国税審議会という

密室で合格率及び官報調整をしている。

 

といったよく訳の分からないことが

起こっています。

 

東京税理士会としても受験生が減っている

ことは認識しているのですが、

その対応がずさんです。

 

J-WAVEで税理士について周知する

→若者が聞いているラジオだからという理屈で

J-WAVEで税理士が周知しています。

聞いたことがありますが、めちゃくちゃ

ダサいです。

 

試験の方法を変えようと考えています!

受験生にとって死活問題なのは、

試験の方法ではなく、

 

公正な試験問題を作成していないことや

合格基準の60%というものの不透明性

密室での合格の調整を行っていること

受験生の採点が公表されていないこと

 

といったことにあるはずなのですが、

こういったことを受験生にヒアリング

しないで、勝手に東京税理士会で

決めていっているわけです。

 

ですから、上記のようなことをやめさせ

受験生のためになる試験制度にしようと

するのであれば、政治力と数の論理を

振りかざすのが一番効果的なのです。

 

なぜかと言うと、東京税理士会の役員に

なりたいという人は、数で勝負する人が

大半です。

 

現在ですと、国税OBなどで構成されている

桜友会という組織が幅を利かせています。

税理士を常日頃から接待して票田に

しているのです。

 

こういったことが日常茶飯事の様に

行われているレベルの低い業界です。

 

 

みんなでやれば怖くない!!

政治力と数の論理は、みんなの協力が必要です。

例えば、東京税理士会の定期総会で質問できる

のは、当然ながら会員だけです。

 

例えば税理士受験生は質問の権利さえありません。

会員ではないからです。

 

ですが、例えば、私がこのブログで税理士受験生

のみならず、税理業界についてもの申したい

という方たちから定期総会で聞いてほしい内容や

要望などを吸い上げて定期総会で質問として

問題提起することはできるわけです。

 

この時に重要なのは、基本的に東京税理士会の

役員は自分たちが批判されることを恐れている

という点です。

 

そういった性質の方たちが多いですから、

質問として問題提起したい内容に税理士では

ないとは言え賛同者が沢山いることが

とても大事なのです。

それにみんなでやれば怖くありません!

 

 

まとめ

何かを変えたいということを思っている

場合には、残念ながら信念だけでは不十分です。

 

業界特有の事情や慣習、どうすれば意見に

耳を傾けてくれるのか?という理論的な

行動が必要なのです。

 

税理士業界は、数の論理と密室人事が

横行しています。

その言い訳として、選挙には金がかかる

からだということの様です。

 

そうだとすれば、数の論理がどういった

ものなのかということも十分に承知している

人たちがいるということです。

 

ですので、それを逆手にとった方法で

政治力と数の力で押し込んでいかないと

何かを変えようとしても難しいのです。

 


編集後記

昨日は、映画ワンダーウーマンを無事見れました!

また、昨日は自主的にハッピーフライデイと

題して午前中から映画を見る、帰ってきて

セミナーの資料修正、東京青税のディベート大会の

会議というスケジュールでした。

 

独立していると仕事があるなしに係わらず、

自分で調整をできるのが良いところです。

 

ストレスのない自分の働き方をすることが

できるので、生きてるって感じになれます。

 

特に資格を持っていないと独立できない

というわけではないと思います。

要するに稼ぐ手段があればいいわけですから

独立をしていない方は独立できなかどうかを

検討してみてはどうでしょうか?

 

独立の相談なども個別コンサルティング

で承っております。

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。