住宅ローン控除(1年目)の書類の集め方




今回は住宅ローン控除の資料の集め方について紹介いたします。住宅ローン控除の適用要件などは、ネットで解説されている方が多いので、そちらをご確認いただければと思います。

★住宅ローン控除の適用を受けるために確定申告書に添付する書類

土地建物にローンを組んだ場合

・住宅借入金等特別控除額の計算明細書

住宅ローン控除を受ける具体的な金額を計算する明細です。国税庁のHPで入手可能です。

・住民票→コンビニで取得することができますが、現在はマイナンバーカードが必要のようです。したがって、区役所などの住民課に行けば取得することができます。代理人が住民票を取得する場合には委任状が必要となります。交付先の自治体では委任状のひな型も用意されているので、活用できます。

・住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書

これは、住宅ローンを組んだ銀行から送付してもらえます。捨てずにとっておけば問題ないです。

・土地と家屋の登記事項証明書

これは通常法務局にて入手します。お近くの法務局の出張所でも発行してもらえます。窓口での請求ですと600円の印紙を購入する必要があります。また、インターネットでの請求も可能ですが、受け取る方法により手数料が違います。郵送の場合は500円、窓口の場合480円になります。

・土地と建物請負契約の写し、売買契約の写し

これは、建設業者やハウスメーカーから受け取ることができますので、保管するだけです。

写しになりますので、コピーで構いません。決して原本を添付しないように注意が必要です。また、これらの原本はずっと保管しておくと後々ご自宅を売却するときの所得税の計算においていいことがあるので、保管をお勧めいたします。

いかがでしょうか?上記を見てみるとそんなに手間がかかる資料はないと思いますので住宅ローン控除を受ける方は、ぜひご自身で収集してみてください。




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齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。