【フリーランス向け】収入と支出を簡単にしておくと帳簿作成は楽になる

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【フリーランス向け】収入と支出を簡単にしておくと帳簿作成は楽になる

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

フリーランス向けの帳簿作成を

楽にする方法を解説します。

 

それでは、スタートです!!

 

帳簿作成を楽にするためには?

フリーランスで頭を悩ませる

ことは帳簿作成だと思います。

 

帳簿はお金の出入りが

複数になると複雑になる傾向が

あります。

 

例えば、お金をもらう

お金を支払うために使う

 

事業用の銀行口座を3つ

持っていたと仮定すると

 

帳簿には3つの銀行口座を

すべて反映させる必要が

出てくることになります。

 

フリーランスは事業と

個人で使う部分が出ますので

 

銀行口座の取引の中では

事業と個人を分けざるを得ません。

 

その分だけ処理量も増えますし

処理をしているうちに混乱する

場合があるはずです。

 

 

お金をもらう・支払いは簡素にする

帳簿作成を楽にするためには

事業のお金を簡素にする方法が

考えられます。

 

お金をもらうとは

売上金を銀行口座で回収する

ことを意味します。

 

お金を支払うとは

経費を支払うことを意味します。

 

これらを一つの銀行口座で

行うようにします。

 

もちろん事業のためだけに

使う銀行口座にします。

 

一つの銀行口座で集中管理を

することにより

 

銀行の処理が一つだけとなって

帳簿作成が楽になり混乱を

防止することが可能になります。

 

 

 

次に経費の支払をもう少し

考えてみます。

 

近年、キャッシュレス決済が

進み様々な支払手段があります。

 

主だったものを確認すると

①クレジットカード

②デビットカード

③交通系ICカード

④スマホのアプリ決済

などなどがあります。

 

個人差がありますが色々な

支払手段を取って経費を

支払っています。

 

では質問になりますが

①事業と個人で使い分けていますか?

②複数の支払手段を事業で使っていませんか?

 

支払手段であっても

事業と個人は分けておくと

帳簿作成を楽にします。

 

事業用の支払手段で使った

経費だけを帳簿に反映させる

ことになるためです。

 

問題は複数の支払手段を

使っているケースになります。

 

ETCなどの移動はクレジット

カード決済になることは

仕方がないにしても

 

ある時はデビットカード

ある時は交通系ICカード

ある時はスマホ決済といった

 

ように使っている場合には

帳簿作成の原本の書類が

沢山になってしまいます。

 

さらに電子取引であれば

データ保存も要求されます。

 

帳簿作成と書類の保存で

複雑になってしまうと思います。

 

私の考えはクレジットカード

デビットカードと他一つの合計

3つの支払手段までにとどめる

ということが理想です。

 

クレジットカードは明細があり

領収書もあるためわかりやすい

 

デビットカードは銀行口座から

直接支払われるため一番楽です。

 

あとは好きな支払手段一つ

にしてそれは領収書で経費にする

といったマイルールを設ければ

帳簿作成の効率が上がります。

 

 

税理士がやっている方法とは?

私がやっている方法を

ご紹介してみようと思います。

 

私は事業用の通帳は1つだけ

で運用しています。

 

ただ、屋号通帳にしてしまった

都合上税金の支払をするために

別の銀行口座を使わざるを得なく

なってしまっています。

 

つまり、銀行口座は2つで

運用を行っています。

 

次に支払手段は

クレジットカードと

交通系ICカードのみになります。

 

両方とも事業経費について

レシート、領収書によって

帳簿作成を行っています。

 

一部の経費については

銀行口座から引き落としです。

 

銀行口座は2つで運用している

ものの経費の支払手段を限定して

使っていること

 

経費の処理はレシートや

領収書で行っているため

簡単に処理することができる

ようにしています。

 

 


編集後記

私は弥生会計を使っていて

銀行、売上の処理はスマート

取引取り込みで自動仕訳を

使っています。

 

当初は勘定科目の間違いが

ありましたが一度修正すると

 

2度目からはAIが自動で

勘定科目を設定するため

仕訳をする手間が減りました。

 

処理に時間がかかるのは

仕訳だと思うので

 

仕訳を自動化することで

時間を減らすことができます。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。