【コロナ融資】返済は借り換えを使いながら行う

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【コロナ融資】返済は借り換えを使いながら行う

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

コロナ融資の返済について

借り換えを使った方法を解説

した記事です。

 

それでは、スタートです!!

 

コロナ融資の返済開始を確認する

コロナ融資の返済開始を確認

することから始めます。

 

多くの事業者について

最初のコロナ融資を行い

 

コロナ融資の借り換えを行い

といったように

 

最低2回はコロナ融資を使って

借り換えを行っていると思います。

 

日本政策金融公庫のコロナ融資で

あれば2023年から返済が始まる方が

多いと思われます。

 

事業者がお金を増やして返済に

備える期間は長くてもあと

半年から1年くらいです。

 

この期間にできることは

黒字幅を大きくしてお金を貯める

ということになります。

 

しかし業種によっては需要が

戻り切れていないことで

返済が始まると資金繰りが苦しく

なる可能性があります。

 

以下では苦しくなった資金繰り

への対策を考えます。

 

 

借り換えの時期を確認する

借り換えを前提に資金繰りを改善

する場合には借り換えの時期を知る

ことが必要になります。

 

このときは資金繰り表を作成します。

1か月単位で資金繰り表を作成すると

いつ資金繰りが悪くなってくるのかが

確認することが可能です。

 

資金繰り表では将来のお金の計画に

ならざるを得ませんので

 

次の2つ考え方に基づいて作成すると

作成が容易になります。

 

①売上と仕入は前年の同月を参考に売上金の回収と仕入の支払を予定する

②販売費及び一般管理は前事業年度の月平均にして経常支出として予定する

 

なお、今回の事業年度で突発的な

事由が起こって資金繰りに変化が

必要な場合には

 

突発的な事由についても追加で

資金繰り表に記載しておきます。

 

 

 

さて、資金繰りが表が完成して

資金繰りが厳しくなる時期を

確認できたとします。

 

借り換えを前提で資金繰りを改善

する方法の場合には逆算して

追加融資を検討します。

 

というのは借り換えを行う時には

現在の未返済分の返済期間を延長する

というよりは

 

すでに返済した部分と未返済部分の

2つから構成された追加融資にすると

すでに返済した部分のお金が増えるので

資金繰り改善に寄与します。

 

できたら返済した部分に限られず

事業計画書を作成して借り換えの

金額の増額を狙って融資を申し込む

と資金繰り改善の効果が出ます。

 

 

融資を回して資金繰りを確保する

資金繰りを確保する方法として

融資を回す考え方があります。

 

これは、次のように融資の時期を

わざとずらして融資を回すやり方

ということになります。

 

①日本政策金融公庫で融資を受ける

②①の融資後3年くらいで銀行から別の融資を受ける

③①の返済があと2年くらいになったところで借り換えを行う

④②の融資の借り換えを行う

といった①~④を繰り返して

その間に与信を増やす方法です。

王道の運転資金の回し方になります。

 

こちらに都道府県や市区町村の制度融資を

組み合わせて利子補給を受けたり

 

保証協会の保証料の補助を受けたりして

資金調達コストを減らしながら資金調達を

行うことになります。

 

 


編集後記

昨日、日本政策金融公庫の研修を

受けてきました。

 

担当者が融資の審査のときに

言っていたことは次のことです。

 

①打ち合わせの時間に遅れない

②追加の資料を提出する

といった約束事を守ってくれる

ことが融資の第一条件とのことです。

 

聞いていると打ち合わせの時間に

連絡なく遅刻するとか

 

いつまでたっても追加資料の提出が

ないとかで困ってしまう様です。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。