税理士事務所への転職は経験者と未経験者のどちらが有利か?




税理士事務所への転職は経験者と未経験者のどちらが有利か?

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

税理士事務所への転職についての記事です。

 

それでは、スタートです!!

 

税理士事務所へ転職したいときのポータルサイトは?

税理士事務所へ転職したときの

ポータルサイトはあるかどうかですが

 

税理士事務所(又は会計事務所)では

ある程度規模があり儲かっている

事務所については外部の転職サイトへ

求人を出すと思います。

 

逆にあまり儲かっていないときには

無料の職業紹介を使うことがあります。

 

ですから有料の職業紹介事業者であって

税理士事務所に特化したポータルサイトを

使うことで転職は可能です。

 

逆に無料の職業紹介では

ハローワークや税理士会があります。

 

求人募集については

主に8月の税理士試験後と

11~12月くらいに多くなる傾向があります。

 

8月の求人募集は未経験者も含めて

求人募集を行うことが多い傾向があります。

 

11~12月は繁忙期に突入しますので

経験者の求人が多くなる傾向があります。

 

大手や準大手は通年で採用募集をしていて

直接応募することも可能です。

 

 

経験者と未経験者のどちらが有利か?

転職するときに経験者と未経験者の

どちらが有利かということがあります。

 

基本的には経験者の方が有利です。

というのは業務を教える必要がないので

即戦力を求めている場合に有利となります。

 

逆に未経験者が有利になるのは

募集をしている税理士事務所が

未経験者を採用したいと思っている

場合が該当します。

 

一般的な社会経験は求められますが

簿記検定の資格も不要な場合があります。

 

求人をご覧になって有利な方に

応募する方が結果が出やすいと思います。

 

 

 

近年未経験者を戦略的に採用する

税理士事務所が出てきました。

 

理由は経験者だと経験者の経験が

邪魔になる可能性があるためです。

 

こういった方針の税理士事務所では

今までの税理士事務所でやってきた

業務を変化させていることがあります。

 

例えば、クラウド会計とRPAを合わせた

記帳代行の効率化を行っており

 

コンサルティング業務の方を重視するような

やり方をしていることがあります。

 

経験者だと記帳代行から税務申告書の作成

といった前提で働くことになるため

そういった考えに固まってしまうと

お仕事がうまく行かないことがあります。

 

さらに経験者+税理士試験合格者だと

税理士になった後に事務所に残って

くれないといったことがあります。

 

この様な場合には未経験者を採用する

方針になっているようですね。

 

 

税理士事務所への転職は不況のときに多くなる

税理士業界として言われていることは

求人への応募が多くなるのは不況のとき

と言われています。

 

税理士事務所の場合には不況に強い

サービス業だからだと言われているのです。

 

確かに、私の経験上としても

税理士事務所の経営としては

不況があるということはあまりないですね。

 

勤務時代ではリーマンでの不況

独立開業後ではコロナでの不況の真っ只中

にいますが業界自体が不況になっている

という声はあまり聞こえません。

 

私は転職をするときにハローワークも

使っていましたが

 

ハローワークの担当していただいた人に

税理士業界はあまり好不況の波が

激しくないので応募を続けていれば

どこかには入社できるという様な

アドバイスを頂きました。

 

ただ不況のときには応募者数が多くなり

競争になります。

 

この点は転職者にとって不利に働く

ということはあるかと思います。

 

 

 


編集後記

転職をする税理士事務所をどこにするのが

良いかということが疑問になることが

多いような気がします。

 

私も同様の不安を持ったことがあります。

 

お仕事の内容としてはどこの

税理士事務所であったとしても

飛躍的に変わることはありません。

 

ただ上記でも申し上げたように

通常の業務のやり方が異なることが

ある場合がありますね。

 

あとは税理士試験や検定試験への

理解がある、ないといったことですね。

 

この点は求人票で表明されていないときは

面接で確認することになります。

 

面接で税理士試験への理解を聞いたとしても

採用についてマイナスになることは

ないと思います。

 

というのは税理士試験を受けてくれる

職員さんがいるということは

職員さんがスキルアップするからですね。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。