共同出版とはどんなことか?効果を見極めてから判断する
こんにちは!
税理士・行政書士の齋藤幸生です!
今回は・・・
共同出版についての判断の記事です。
- 共同出版とは?
- 効果を見極めるコツとは?
- 宣伝は本だけではない点に着目
についてわかる記事です。
それでは、スタートです!!
共同出版とは?
共同出版とは本は書いてないけれども
著作者のところに名前を入れてくれる
宣伝になります。
先日、私に1件のメールが来て
「共同出版へのご招待」というものでした。
中身を見てみると
本はこちらで書きますので
お金を出せば著作者に名前を載せますよ!
帯にはあなたの写真を入れて
関与先などに配ったり
宣伝をしてみてはいかがでしょうか?
ということでした。
独立当初に聞いていた
「共同出版には気をつけろ!!」
「ひよこ狩りにあうぞ!!」
というような言葉を思い出しました。
以下では共同出版に参加するかどうかの
見極めや宣伝について私なりの答えを
まとめていきます。
効果を見極めるコツとは?
効果を見極めるには費用対効果が
最も客観的で分かりやすいと思います。
まずは共同出版に必要な経費を確認します。
詳細は書きませんが
私が受けた共同出版への経費は
35万円~となります。
冊数は100冊からで値段の内訳が
書いてありました。
まずはこれで費用とその内訳が
分かったということになります。
また今回の料金は自費出版が
400万円~1,200万円になるそうで
10%程度の費用になるそうです。
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ここからは費用に見合った宣伝効果が
あるのかどうかを検討することになります。
書籍の使い方もプレゼンされていて
以下のような宣伝方法が提示されています。
①本を出版しましたと言って顧問先へプレゼント
②見込み客や営業先へもプレゼント
③保険会社や金融機関に渡して紹介につなげる
④セミナーやイベントで書籍の紹介や販売をする
⑤事務所において提案や商談に利用する
以上を総合すると顧客獲得は不透明
であるといわざるを得ないかなと思います。
本を出版しているから
売上につながっているのか?
というとそんなことはないので。
本の内容によりますが
顧問先が顧問税理士の本をもらっても
話のネタにはなっても読まないと
私は思います(笑)
士業でうまく行っていればいるほど
営業を率先してやっている方に
あったことがないですね。
結論としては営業先に本を持っていく
ということはあまりないと思います。
保険会社や金融機関からの紹介は
かなり近しい間柄でないと難しいと
思います。
(紹介を受けている人の話く聞く限り)
そもそもコロナ禍でイベントやセミナーを
対面で行うことが難しいですね。
ネットでやっても良いですが
基本的には相当集客能力がないと
セミナー開催は難しいですね。
(無料だと人を取捨選択できませんね。)
私の場合、事務所にお客様が
来社されるときには目的があるので
本の紹介はあまりしないですね。
以上の検討の結果としては
共同出版のお話はなしの方向で!!
ということになります。
共同出版をすべて否定はしませんが
コロナが継続する以上今までの
共同出版ではどうしようもないのも
事実であると思います。
もし、共同出版の依頼があった場合には
費用対効果、宣伝効果を考えて
やるやらないの判断ができることが
良いかと思います。
宣伝は本だけではない点に着目
宣伝効果だけに着目すると
宣伝する方法は本だけではないです。
例えばインターネットを使った
宣伝があると思います。
ターゲット広告をする必要がある
ということではないです。
私のようにブログを書いても良いですし
Youtubeに動画をアップするのでも
良いかと思います。
ある程度集客ができるのであれば
そこからインターネットミーティングを
企画してイベント化することも
良いかもしれません。
共同出版のように35万円~という
費用をかけることをしなくても
より安価で経営に優しい宣伝は
多くあると思います。
要するに時代の潮流に合わせて
より集客能力やお金を稼ぐことが
できれば良いわけです。
私の場合、税理士と行政書士で
二本立てで事業をやっていますので
色々と発信することができます。
つまり発信する媒体の違いだけで
発信することで売上につなげていく
流れが出来上がれば良いと思います。
編集後記
メールで共同出版の文字が見えた瞬間
詐欺ではないか?
と考えました(笑)
時代が時代だけに仕方ないですね。
今回費用対効果と宣伝効果にて
判断する方法を解説しましたが
私は共同出版には否定的です。
自分で本のすべての内容を書いてこそ
意味があると思うからです。
それに共同出版よりも自分で思いついた
ことをやった方が数倍面白いです。
つまらないと思うことは気にしない
事業でも手を出さないという考えです。
では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!
それでは、また!
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
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