税理士業の繁忙期における営業活動の難しさ




税理士業の繁忙期における営業活動の難しさ

こんにちは!

 

税理士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

税理士業の繁忙期における営業活動の難しさ

について記事として行きます。

 

1月から営業活動を行ってみた

私自身の備忘録と反省点です。

 

内容は

・繁忙期は営業が難しいこと

・営業できる期間は決まっていること

・優良顧客を呼び寄せるポイント

について私が思ったことを書いて行きます。

 

それでは、スタートです!!

 

繁忙期における営業は難しい

繁忙期における営業は難しいです。

 

1月はそうでもなかったのですが

2月に突入すると

 

・12月の決算申告
・確定申告
・通常業務(訪問、記帳代行など)

以上のことが複合的に絡んできて

非常に難しかったです。

 

とどのつまり、本業に時間を取られて

営業活動どころではなかったです。

 

現在使っているポータルサイト

比較ビズがあります。

 

こちらには案件は定期的に上がってきます。

今の時期だと個人の確定申告が多いです。

 

比較ビズでは案件に対して発注者にコンタクトして

見積を行い、税理士に依頼することになります。

 

コンタクトを取りやってみると分かりますが

お断りなどのご連絡を頂けることは少数です。

 

10件提案して3件くらいですね。

 

こういったことを繰り返して

営業活動をやって行くことになります。

 

ですから時間と労力はちょっとかかると思います。

 

ですから

税理士業>営業活動

となってしまい営業活動がおろそかになる

ということが起こりました。

 

この点、独立して間もない税理士さんだと

確定申告の件数も少ないでしょう。

 

従って営業活動のみに集中することができ

受注率を上げることができる可能性があります。

 

今後の方針としては営業活動をできる期間を決め

比較ビズを使ってみたいと思います。

 

 

営業できる期間を決めておく

営業できる期間を決めておけば

営業活動ができないことに精神疲労を

起こさないと思います。

 

比較ビズでは新規の案件が来るたびに

メールでのお知らせが届きます。

 

営業活動をしたいと思っていて

実際にはできないとなると

 

やりたいことができないストレスになり

仕事への影響も出てきます。

 

事実、2月上旬まではあきらめきれなかった私は

何か後ろ髪を引かれる思いで営業活動をしながら

税理士業もやっていました。

 

今ではすでに諦めて今後に営業をすれば良いと

考えるに至っているのでメールが来ても気にしません。

 

そもそもぼっちで事務所運営をやっているので

時間的、人的リソースが少ないです。

 

取捨選択は必要です。

 

今は営業活動を止めて税理士業に集中する

ということにしました。

 

 

さて営業活動を行う期間を決めるのですが

いつからが適切なのかです。

 

これは税理士業に依存することになります。

(これは私の場合です。本業に依存するのが通常です。)

 

私はとりあえず4月までは単発のご依頼もあり

営業活動は難しいと思っています。

 

従って5月以降から頑張って営業を

再開させていきたいと思います。

 

今後は税理士業と行政書士業の2本柱です。

 

ただ安請け合いはしないように考えています。

後述しますが安い報酬で仕事を依頼する人は

トラブルメーカーです。

 

言っていたことと、中身がまるで違い

仕事を受任してみると工数、時間がかかる

といったことから始まって

 

報酬の支払も遅延、又は支払わない

といったことが多いですね。

(こちらは私の今までの経験談です)

 

全ての人がそうではないでしょうが

トラブルとなるのは一番疲れますので

私が最も回避をしたいところです。

 

士業の立場としては一度受任すると

相当程度のおかしなことがない限り

辞任することはできないと思っています。

 

受任した責任もありますし

仕事を遂行する前提で受任しているので

自分の自負として最後までまっとうしようと

考えているからです。

 

常に優良顧客を呼び寄せるために

ネットでの発注者は高い割合で

優良顧客ではありません。

 

比較ビズで返信がないことを考えれば

判断は間違っていないと思います。

 

ここで思ったことが常に優良顧客を引くために

どういった営業活動を行えばよいかです。

 

現状としては私は低価格でお仕事を受任する

といったことはできません。

 

なぜなら税理士業である程度の規模があり

現在の関与先との関係もあるからです。

 

それと発注者とのやり取りで

優良顧客の判断はある程度判別できます。

 

それが

①報酬金額

②返信が来るかどうか

ということです。

 

まず、適正な報酬(自分が考えている金額で良い)を

お支払いして頂けるかということです。

 

金額でその人の考えの腹の中が見えます。

 

次に返信が来るかどうかです。

 

こちらも社会一般常識的な会話が成り立つか

ということを判断できます。

 

見積だけ取って逃げるような人が

優良顧客になってくれるのかということです。

 

士業のお仕事の多くは関与先、発注者に

協力を依頼することで完成させることが

できるようになります。

 

この点、見積もりなどの時点で

返信がなく、逃げるような人であれば

お仕事を受任した後に苦労する可能性があります。

 

現在、建設業許可の学習をしているのですが

かなりの資料をご依頼頂いた人にご用意して

頂かないと申請自体できません。

 

また法人設立でも発起人の情報など

資料をそろえてもらわないと定款は作成できません。

 

税理士業にあってはほぼ関与先から

資料をもらわないと記帳すらできませんよね?

 

このように最低限のことができるかどうか

といったことについて考える必要があります。

 

それと士業というプロが仕事をするのです。

適正な報酬は請求してしかるべきです。

 

独立当初など、色々と難しい場合もありますが

時間給は上げていくことができるようにしませんと

事業の継続が難しくなります。

 

理由は、

「いつまでも、続くと思うな、顧問契約」です。

 

全ての可能性を探るなら

現在の関与先から顧問契約解除があるかも

関与先がいきなり倒産してしまうかも

M&Aでなくなってしまうかも

依頼者からお金が入金されないかも

 

などなど色々な可能性は否定できません。

 

事業ですからある程度リスクはつきものです。

しかし、自分が最低限どこに優良という判断を

求めるのかという指針は持っておきたいものです。

 

 


編集後記

今日は訪問はありません。

確定申告祭りを開催予定です。

 

記帳代行も2件分溜まっていて

合間にやろうかと検討中です。

 

確定申告は今週中にすべて片を付けて

来週に備えたいと思います。

 

 

では税理士の齋藤幸生でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。