税理士と行政書士の相乗効果について




税理士と行政書士の相乗効果について

こんにちは!

 

税理士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

税理士と行政書士の相乗効果について

を記事としたいと思います。

 

先日行政書士登録の手続きが済んで3月中旬から

行政書士として活動できることになりました。

 

現在は行政書士登録をしたことを

関与先の皆さんへお伝えしているところです。

 

そうしたところ需要の発掘ができましたので

行政書士の活動を始める前ではありますが

備忘録として残しておきたいと思います。

 

それでは、スタートです!!

 

税理士と行政書士の相乗効果

税理士と行政書士の相乗効果を解説します。

 

私の現在の状況としてはフォワーダーと

建設業が関与先の多くを占めています。

 

どちらも許可業務となりますので

行政書士の業務とマッチします。

 

建設業では建設業許可、営業年度報告書を

行うことがあります。

 

今まではタッチしてきませんでしたが

今後はこちらにタッチしていきます。

 

提出するだけのようですが

営業年度報告書は税理士業と愛称が良いです。

 

なぜなら決算データを持っているので

関与先から「出しといて」と依頼がくれば

私の方で提出することが可能です。

 

関与先でいちいち決算書を印刷して

郵送する手間が省けます。

 

建設業許可も同様に毎月訪問している

会っているような税理士さんであれば

書類を書いて提出することになります。

 

このように関与先が許可が必要となれば

行政書士による代行業務が効果発揮します。

 

ですから全部の税理士さんが行政書士に登録して

うまく仕事になるのではありません。

 

行政書士のお仕事でちょっとびっくりしたのが

会社の規則も作成できる点です。

 

一番びっくりしたのが就業規則です。

社労士さんがやるお仕事だと思っていましたが

どうやら行政書士さんでもできるようです。

 

まだお仕事としては受任できないのですが

現状としては以下のことを関与先から受任予定です。

 

1.建設業許可
2.営業年度報告書
3.就業規則作成

どれも更新や刷新が必要な業務となりますので

行政書士登録を行って良かった!!と思いました。

 

 

関与先の需要発掘に役立つかも

ここからはビジネスの話をします。

 

私は特に行政書士を収益の柱にして

これからやってやるぞ!!

というところまでは思っていません。

 

税理士業はともかく、行政書士業務は新人です。

やったことはないわけですから。

 

しかし私の関与先の事業に行政書士として関与して

関与先の需要の掘り起こしをしたいと思います。

 

事実、まだ行政書士を名乗れない状態ですが

ご依頼を受けることができました。

 

上記以外には想定としてビザの更新実務

永住権取得、帰化申請、特定技能などが

今後のお仕事になる可能性があります。

 

建設業では外国人の技能実習生を雇う会社

フォワーダーでは外国人を雇用する会社があります。

 

それと税理士には経営者は色々と相談したいことが

多いものですから行政書士の業務を知っているだけで

ご提案の幅が広がります。

 

 

 

私は以前勘違いをしていました。

提案することについてです。

 

税理士業をやって顧問を担当していると

奇抜なアイデアや節税対策をご提案しないと

契約を切られてしまうのではないか?

という勘違いです。

 

今は、特に関与先であれば求めていることに

私がリーチできることが重要だと思っています。

 

行政書士の登録をしたこともそれが理由です。

 

何か新しい資格を取るとそれにまつわることを

自分で学習するものです。

 

その結果として、あ!できるんだ!

みたいなことがあります。

 

それを関与先に伝えるだけで関与先は

税理士さんがやってくれるのだ!と

認識してくれます。

 

それで色々と断らずにやっていると

お仕事を依頼されたりすることがあります。

 

これが関与先の需要発掘に役立つかも

という意味です。

 

 

安くやる、繁忙期、自分ブラック

税理士業と行政書士業をやろうとすると

タイトルにあるようなことを想像する人が

いるかもしれませんね。

 

どれもこれも事業をやる人の選択であって

それが本当に嫌だと思わなければ変わりません。

 

行政書士業務は単価が安い場合ももちろんあります。

ただ本当に安いのかは分かりません。

 

例えばある書類を作成することに

30分で終わるとして報酬が1万円だったとします。

 

そうなると時給5,000円となりますね。

税理士業界の平均単価は3,000円から3,500円くらい

らしいので、かなりの高単価だと思います。

 

要するに価格の安い、高いの判断を何に

求めるのかということになりますね。

 

繁忙期については、結論としてお仕事を受ける

受けないという決断だけです。

 

稼げるときが華という心境や考えであれば

繁忙期であっても問題ありません。

苦になることはないと思います。

 

自分ブラックは私が作った言葉ですが

ものすごい仕事して自分で自分を隷属している

そんな状態です。

 

私が最もやめた方が良いと思っている働き方です。

なぜなら、3拍子が揃うからです。

 

価格が本当に安い、手間と時間がかかる、

プライベートがない

 

事業が継続するとは思いません。

 

一番やってはいけない事業スタイルです。

勤務時代はもっとブラックだったから大丈夫!

大丈夫なわけないです。

 

事業では自分の体と精神は健康であるべきです。

それが繁忙期であってもです。

 

税理士と行政書士を兼業するときにも

自分ブラックになることがないように

注意することになります。

 

 


編集後記

今日は訪問がありませんので

12月決算の申告書作成やチェックをします。

 

1件だけ遅れている会社さんがありますので

連絡を取ってご状況を確認したいなと思います。

 

昨年よりも個人の確定申告と処理量が増えている

割には何とかなっています。(残業していないからです。)

弥生会計のレシート取込の精度が高まったからだと

思いますので近日中にレビューをしたいと思います。

 

 

では税理士の齋藤幸生でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。