創業での集客と営業を混同してはいけない!【事業運営】




創業での集客と営業を混同してはいけない!

今回は創業での集客と営業について

解説していきます。

 

私の経験談を交えますが、

すべての人に起こることではないです。

 

ただ、集客と営業を混同している人が

世の中には大多数ですから、

ここは明確にしたいと思います。

 

それでは、スタートです!!

 

創業で勘違いする集客と営業

創業期では、集客と営業を混同してしまうことが

多くの人に起こります。

 

集客は、お客様を集めることです。

客寄せということですね。

 

営業とは営利を目的として業務を行うことです。

(ウィキペディアより引用)

 

この点、営業職がありますが、

営業職は、見込み客に自社の物品・サービスまたは情報

といった財の購入を促して、売買契約を結ぶ職業です。

(ウィキペディアより引用)

 

言葉で説明されると分かりますが、

つまり、客寄せをするのか?

見込み客にアプローチするのか?

という違いがあります。

 

では、創業期の事業で問題となることは

一体何なのかというと・・・

 

経済的な問題が多いわけです。

 

つまり、売れない、買ってくれない、

ということですね。

 

こうなると、経営者としては集客という

考え方に行きがちです。

 

とりあえず、売れれば良い!

という思考になるわけです。

 

私の創業期では、月商ゼロということは

回避することができました。

 

顧問先3件からスタートしたからです。

 

しかし、独立してから3か月以上過ぎても

全く新規の問い合わせはない。

 

減っていく貯金残高。

焦る気持ち(笑)

(笑っていられませんでしたが)

 

そんなときに、勤務時代に担当だった

会社から問い合わせがあり、3件増えて

6件で何とかなったわけです。

 

そして、知り合いからの紹介もあったり、

顧問先からの依頼があったりで、

月次での関与が12件となっています。

 

では、ここまでになるのに、

何もしなかったのかというと、

そういうわけではありません。

 

異業種交流会への参加、DM、youtube、SNS

といった思いつくことはしてきました。

 

唯一テレアポ作戦だけはしませんでしたが。

(時代的に合わないと思ったからです。)

 

ただ、独立して3年目までやってきて、

思ったことは、営業=マーケティング

なのだということを痛感したのです。

 

 

集客ではなく営業をする!

では、現在ではどのように考えているのか

というと・・・

 

集客は、とどのつまり、客寄せ行為です。

youtubeであれば効果的かもしれませんね。

 

過激なことをして、再生回数を増やす

といった行為ですね。

 

しかし、違法すれすれのことをやることは、

精神的に疲れてしまいます。

 

ですから、営業を頑張ろう!

ということです。

 

つまり、マーケティングですね。

営業での肝は、見込み客を見つけることです。

 

それで、その見込み客に売れるものを提案して、

財・サービスを売ることです。

 

購入するかは、相手次第ではありますが、

値段、追加でつけるものなど、相手のメリットになる

部分を説明することも忘れてはいけません。

 

と、このように話すとできそう!

と思うでしょ?

 

現実は結構厳しいです。

 

 

 

 

 

ここでクイズです!

 

ご自身の事業の見込み客はどこにいますか?

 

この答えを持っていない人が多いのです。

 

ですから、マーケティングが必要となります。

つまり、見込み客となる顧客を想定して、

 

以下のアプローチの方法を考えます。

・購入してくれる財・サービスを構築

・宣伝方法

・値段

 

ここで最も重要なのが宣伝だと思います。

 

つまり、見込み客がいるという情報を得て、

ピンポイントに事業を宣伝することです。

 

まあ、ここがうまく行けば

誰も苦労はしませんし、

 

論理的には、儲かる事業ばかりとなりますが、

実際には儲かる事業とそうでない事業があります。

 

しかし、上記をやることが営業であって、

集客との決定的な違いです。

 

集客をメインとすると、

例えば税理士業であれば、

 

値段を極端に低く設定することで、

関与のハードルを下げる手法があります。

 

例えば、顧問料ゼロ円といったことです。

これは客寄せの類です。

 

客寄せの事業は、相手の心理的ハードルを

下げることが目的ですから、

見込み客である関与先は誰でも良いのです。

 

つまり、自分さえうまく行きさえすれば

問題ないという考え方ですね。

 

しかし、営業は購入してほしいところへ

アプローチしますので、

顧客のために頑張ります。

 

事業がうまく行く=一定の売上がある

最後に、事業がうまく行くことは、

何だろうかと考えました。

 

私は一定の売上があることだろうと

考えています。

 

なぜなら、一定の売上が無いと、

色々なことを余裕を持って考えて、

実行することができないからです。

 

では、一定の売上とはいくらなのか?

 

年商1,000万円だと思っています。

 

理由は、私が上記の水準にいるからです。

 

年商800万円代だとちょっと少ないなあと

思っていまして、

今年は予定で970万円くらいになる予定です。

 

2020年以降は、年商1,000万円を超えることが

確実となりました。

 

ようやく、事業の今後の展望について

考えることができるようになりましたし、

規模を拡大する方向へ舵を切ろうとしています。

 

このように、色々と方針を考えることが

できるようになったのは、事業がうまく行っていると

思っているからです。

 

やはり収入がないと、

他からどう見えるかは別問題として、

自分自身が惨めな思いをします。

(例えば、同業他社を羨ましく思ったりなどです)

 

収入があると、他人のことはどうでも良いですし、

自分のことに改めて精一杯になることができます。

 

事業がうまく行くには、収入が肝となる

ということだと思います。

 

 


編集後記

昨日、アレルギーとかぜの合わせ技で

結構大変な目に合いました。

 

何とか自分派遣の仕事はこなせて

帰ってきて、アルコール消毒(酒を飲む)で

今日は体調がちょっとは良くなったようです。

 

最近、最高裁判例解説が欲しくなりました。

調査官解説を読んでみたいなあと思ったのです。

非常に示唆に富んでいるということのようなのです。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。