【開業freee】個人事業主の開業はこれだけで大丈夫!税理士が実際に使ってみた!




個人事業主の開業はこれだけで大丈夫!

今回は、開業freeeのアフィリエイト記事です。

 

実際に私が使ってみて、税理士としての感想も

交えながら解説をしていきたいと思います。

 

それでは、スタートです!!

開業freeeって何?

開業freeeとは

開業freeeとは、クラウド会計のfreeeが

提供している無料のソフトです。

 

個人事業主、会社の両方があります。

 

今回は、個人事業主の方をレビューします。

 

内容としては、次の6つから構成されています。

・税務関係書類の作成と提出

・会計ソフトfreee(任意)

・創業融資のための事業計画書作成(任意)

・事業用口座の開設(任意)

・クレジットカード(任意)

・備品の購入(任意)

 

ですから、個人事業主を始めるにあたって、

何を税務署へ提出しないといけないのか?

という個人の方にとっては、有用です。

 

資料だけを作成して、後は税務署へ提出するだけ!

というところまで作成できますね。

開業freeeの簡単なところ

個人事業主を開業するにあたって、

税務署類の作成はかなりつらいと思います。

 

開業freeeの良いところは、質問に答えていくだけで

税務署類の作成が可能なところです。

 

例えば、こんな感じの質問です。

 

質問は簡単な質問で、答えもプルダウンで

クリックするだけとなっています。

 

あとは、こんな感じで収入に応じた確定申告と

支払うこととなる健康保険の試算もありますね。

今回は、月収10万円ということで試算してみました!

 

余談ですが、個人事業主となると

国民健康保険の負担が所得税や住民税よりも

重くなることがあります。

 

もし、勤務⇒独立なのであれば、

健保を継続する手続きをしておいた方が

個人事業主の開業後のお金の負担を

減らすことができると思います。

 

開業freeeでの書類作成と提出

開業freeeの資料作成

さて、資料の作成は自動ですし、

税務署の選定もプルダウンで自動的に

選択されることになります。

 

こんな感じです!

 

それと、開業freeeで作成できる資料は、

個人事業の開業・廃業等の届出書と

所得税の青色申告書人申請書です。

 

この点、青色申告承認申請書の提出期限も

案内してくれていることになりますので、

提出もれがないようにしてくれます。

 

他にも、給料支給する場合などに提出する

資料も自動で作成されます。

 

 

 

 

開業freeeでの書類提出

現在は、電子申告での提出は想定していないようで、

資料を手持ちで税務署に行くのか、郵送するのかの

選択となっています。

 

また、印刷に関しても、自宅で印刷ができない場合を

考慮した案内もされています。

 

提出にあたって、マイナンバーの記載も案内があります。

(書くことになっていますので、書きましょう!)

 

それと、ちょっとビックリしたのは、

住所を入力して完了をクリックしたときに、

ー(ハイフン)で住居表示を記載したのですが、

これだと、税務署にはねれらるかも・・・

という注意が出た時ですね。

 

書類に関しては、丁目、番、号としてなくても

何の問題もなく税務署は書類を受け付けます。

(税理士としてやっていて、はねられたことないです。)

こんなユーザーに向いている

さて、開業freeeに関しては、

事実だけを書いてきましたので、

 

ここからは私個人で使った感想と

どんなユーザに向いているのかを

解説していきたいと思います。

 

使った感想

開業当初の個人事業主であっても、

特に問題なく使えると思います。

 

つまり、操作が楽!なのです。

 

入力することもありますが、

一般的なパソコン操作ができれば

困ることはないですね。

 

給料がある場合と、無い場合の両方を試したところ、

必要な資料が作成できていたので、かなり使えます。

 

税理士とすれば、これだけそろえることができれば、

問題なく開業の税務手続きができていると思います。

 

あとは、控えをご本人が無くさないように

してほしいとは思いますね。

 

向ているユーザーとは?

開業freeeを使うことに向いているユーザーとは

どんな個人なのかを解説していきます。

 

まず、ライトユーザー向けとすれば、

税務関係資料だけを提出したい場合には、

非常に有益なソフトになりますね。

 

税務関係資料以外は、任意で使う使わないを

選択することができますので、楽に資料を作成できます。

 

ライトユーザー以外、たとえば、全部freeeで完結したい!

という個人であれば、任意のものを全部フル活用して

開業準備をすることができますね。

 

freeeを使う場合には、いわゆる経理入力をしては

いけません。

 

経理上では、すべて自動連動⇒修正という流れで、

請求書の作成、給料計算に至るまですべてを

freeeでやって本当に意味があることになります。

 

ですから、開業freeeで使えるものはすべて使う

ということになります。

 

特にお勧めなのは、事業用の銀行口座の開設と

事業用のクレジットカードですね。

 

事業用のお金のやり取りは、上記だけで行って、

他では事業用のお金のやり取りをしないようにする

ということが肝心です。

 

色々な決済手段がありますが、

決済手段を多くすればするほど経理処理が

多くなっていきますし、煩雑となります。

 

クラウド会計のfreeeを使う場合には、

APIなどを駆使した連携でデータを連動して、

適正な科目にしていくことだけにすることが

大切なので、決済手段は限定することが肝心なのです。

 

それと、個人事業主の開業にありがちなのが、

今まで給料口座として使っていた銀行口座を

そのまま事業で使うということです。

 

これは、個人と事業が混ざるので、

freeeの連携を使うことを前提にすると

結構厄介な処理をする羽目になるので

オススメできません。

 

せっかく開業するのですから、

事業用の口座とクレジットカードを作って、

事業用の決済手段だけで運用した方が良いです。

 

 

 


編集後記

最近、youtubeのBGMチャンネルで音楽を聴きながら、

仕事をすることにはまっています。

 

ラジオだと人の声がするので、集中が途切れることがあり、

音楽が一番ですね。

 

話は変わって、バンドで上げる動画の音源が、

私以外のメンバーから届きました。

私も録音しないといけませんね。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。