税理士業界への転職は税理士となる目標を持つべき!




税理士業界への転職は税理士となる目標を持つべき!

今回は税理士業界への転職をする人への

記事とします。

 

税理士業界に転職する場合には、

事業会社とは異なることがあるので、

ちょっとした覚悟が必要です。

 

特に、個人事務所形態の事務所では、

所長税理士がすべての権限を握っていて、

イラッとすることがままあります。

 

ですから、ある程度の覚悟がないと

すぐにやめようかなあ⇒やめよう!と

なってしまいます。

 

また、税理士となる目標がないのに、

税理士業界へ転職意味が私には分かりません。

 

税理士の実務経験以外のメリットは

税理士業界にはないからです。

 

では、今回の記事で覚悟を決めてもらいたいと

思います。

 

それでは、スタートです!!

 

税理士業界は甘くない!

近年人手不足が税理士業界に起こっています。

なぜなら、給料が低くく、業務と責務が重いからです。

 

給料は求人広告を見てもらえばわかる通りです。

 

事務所によっては、600万円代まで行くこともありますが、

そういったところには優秀な人が行きます。

 

税理士受験生で、職歴が無い人が

面接を受けても雇ってもらえることはないでしょう。

 

仕事については、事務所の方針がありますので

一概には言えませんが、

 

一番つらいのは、丸投げ型、新興事務所ですね。

 

丸投げ型は教育一切なしで自分で調べろという

やり方の事務所です。

 

事務所内でも、教えてくれる人はごく少数か

全くいないかのどちらかになります。

 

それと、人の出入りがひどい場合もありますね。

残業も多いことがあります。

 

新興事務所は、急激に顧客を伸ばしている

事務所ということです。

 

基本ブラックとなっています。

労務管理はおざなりです。

 

ただ処理するためだけの人が欲しくて、

人の出入りももちろん激しいです。

 

繁忙期にはかなり忙しくで、税理士試験や

大学院へ行く暇が無い場合もあります。

 

というまあ、このように変な事務所が存在します。

見分けることはちょっと難しいですね。

 

 

税理士となる目標を持つべき

さて、もし上記のような事務所に入って

しまった場合にはどうするのか?

 

結論、仕事をする!

という以外にありません。

 

勘違いしている人がたくさんいるようなので

申し上げますが、税理士とならなければ、

ただの職員です。

 

その職員の生殺与奪は、所長税理士が

握っていると言っても過言ではありません。

 

どんな理不尽なことを言われたとしても、

仕事はするしかないですよね?

 

ですから、仕事をするわけです!

 

そんなときに、自分の柱が必要で、

柱がないと仕事さえもできません。

 

その柱が税理士となることです。

 

一応、ブログ記事なので、目標と濁しましたが・・・

 

本当は、目標では甘くて、

絶対に税理士となって、今任されている

顧客を全部持って独立して出ていく!!

という野心でやらないと続きません。

 

 

 

 

 

なぜこのように思わないといけないのか?

というと・・・

 

所長税理士ってそれくらい、嫌な奴が多い

ということなんだと思います。

 

仕事しないし、ただいるだけ・・・

 

昔の知識や技術だけでやっている、

やって行ける世界でもありますので、

それで、やっている事務所が大半です。

 

事務所によっては、SNSで顧客とつながっておく

という謎の拘束があったり、

 

かなり効率化できるのに、Dropboxはダメ、

LINEダメということもあります。

 

まあ、内緒でやれば良いわけですが・・・

 

それと、人の出入りが激しいので、

顧問先の帳簿がめちゃくちゃなことがあります。

 

残高があってることがまれ!

という、おいおい!という状態で

放置されていることもありますね。

 

税金計算に問題がなければそれでも

100歩譲っていいのかもしれませんが、

それを引き継ぐ担当者は大変です。

 

このように、何が引き金で、自分の心が

折れてしまうか分かりません。

 

折れない柱は持っておかないと

自分が何のために税理士業界に転職したのか

ということが分からなくなります。

 

どこの事務所行っても同じ

最後に、結局どこの事務所行っても同じ

ということだと思います。

 

税理士業界は基本的に、ブラックな業界です。

事業会社と比べたら、年収は落ちますし、

代表には顎でこき使われます。

 

私の肌感覚だと、350万円~400万円前半というのが、

一般的な税理士事務所の年収だと思います。

 

大手、準大手はまた別なわけですが。

 

組織は、設立者が大きな顔をしますので、

その点は面倒なことがありますね。

 

顧客対応で相談があっても、

解決策を一緒に考えてくれるという

所長税理士は少ないでしょう。

 

基本的には、解決策を探すことは、

担当者の責任となります。

(所長税理士への報告は必要でしょうが)

 

仕事内容は、税理士事務所ごとに異なるのかというと、

当然異なることはありません。

 

まあ、法人、個人、資産税で作る書類が

ちょっと違うだけですね。

 

結論としては、仕事は同じ、組織に問題がある点も同じ、

金銭的には少なめ、精神的負荷は大きいという業界が

税理士業界ということになろうかと思います。

 

 

 


編集後記

今日は連休の中日ですね。

動画の編集をしようと思っていますが、

クラウドで面白い編集ソフトを見つけたので

今回の編集で試してみようかと思います。

 

あと、ようやくVBAの入門本が終わりそうです。

大体のコツはつかめました!!

これから、自分でコード書きながら効率化を

考えてみたいと思います。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。