税理士の料金見直しとタイミングとは?
今回は、税理士の料金見直しとタイミングを
考えてみたいと思います。
私は、今年が独立3年目なのですが、
料金見直しをしたいと思っています。
また、そのタイミングも見計らっていて、
これから料金を改定しようかと思っています。
こういった事情から、今回の記事を書きます!
それでは、スタートです!
独立開業後の料金は人それぞれ
初めに、独立開業後の料金について
考えてみたいと思います。
独立当初は食えるようにする!
私のブログで何度か書いていますが、
独立当初は、税理士業で食っていくことが
前提となります。
そのための料金設定も戦略のうちだと
思っています。
安くやることが悪いことではありません。
独立当初は、競争力もないですし、
市場に知られておりません。
ですから、税理士とは言え、
無名の人に払っても良いと思わせる料金設定が
必要ではないでしょうか?
料金とサービス内容
ちょっと前までは、料金表、サービス内容が
多少不明確でも問題なかったわけではありますが、
昨今は、それだとちょっと厳しいです。
確かに、料金表自体があいまいで、
仕事が取れているというネットでの
発言などもあります。
しかし、仕事の依頼があったということと、
その仕事の委託があって売上が出てきた
ということは別問題です。
それに、毎月一定の問い合わせがあれば
良いわけではありますが、
そういったことをネットではあまり
聞きませんね。
ですから、そうゆうことです。
まずは、普通に料金とサービス内容を
ホームページ等に掲載した方が良いです。
料金とサービス内容を掲載することで、
問い合わせ先から料金をこれでやってほしい
といった話をされなくなります。
つまり、料金があると別の料金を用いての
交渉事を防止することができますね。
料金見直しとタイミング
さて、それでは、本題の料金見直しと
そのタイミングです!
料金見直しに至った経緯
これから、話す内容は私のことになります。
従って、誰でも当てはまることはないです。
ひょっとしたら、独立して2年目で料金見直しに
着手した方が良い場合もあります。
ただ、考え方の一つ、判断材料として
考えてみて頂ければと思います。
私が料金見直しをしても良いかなあと
思いついたのは、2年目の後半です。
自分の働いている時間と年商で割ってみると、
顧問料が低いことに気が付きました。
まあ、それでも社会通念的に、標準的な
範囲内であると思いますが。
ですから、2019年には見直しをしなければ!と
思うに至りました。
ぼっち税理士と名乗っていますが、
要するに税理士が担当者となって、
会社に直接訪問することです。
私は現在のスタイルが従業員を抱えた
税理士事務所、会計事務所との違いになると
本気で思っています。
批判はあるでしょうが、
税理士でない担当者が顧問先に行うアドバイスとでは
重みが違うと考えています。
ですから、そこにプレミアムがあるわけです!!
このプレミアムがどうでも良いという人には、
どこの事務所でも良いと思います。
私がお客様として契約したいなあと思い、
何かしらの助けになりたいなあと思う人は、
税理士に直接関与してほしいと思っている
会社ということになりますね。
ですから、料金を現在のものから見直しして、
新たなものにしようかなあと思っています。
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料金見直しのタイミングとは?
それでは、料金見直しのタイミングとは、
一体いつなのかということになりますね。
それは、6月~8月中だと思っています。
理由は、税理士業が閑散期になるから、
多くの法人、個人の申告が終わっているからです。
それと、これから年末に向けて、
見直しを行った料金を掲載することで、
周知ができるということですね。
一番大切なことは、WEB上に出す情報なので、
そう簡単に、世の中に浸透しないわけです。
あと、料金について、深く考察することが
自分でもできる点にありますね。
よくあることですが、顧問先が欲しいがために
料金表を逸脱した料金で受けてしまう場合が
多々あると思います。
関与してみて、後悔するといったことも
もちろんあると思いますね。
そういったことを考えると、
まずは、自分が納得いって、料金に自信を持ち、
きちんと説明できるようにしないといけません。
そのための時間ももちろん必要となります。
最終的には、安くやらない!
という戦略になっていくわけですから、
その段階に至るまでに、どのような料金が
自分として適切なのかを考えます。
料金設定の抜本的な改定を考える機会になったのが、
私の場合は、独立3年目という段階だったのです。
年商に依存しない料金を考える
さて、税理士報酬を決めるときに
今までの料金体系として依存してきた
年商に依存した料金があります。
年商ごとに、税理士報酬が高くなるわけです。
なぜかというと、年商が高くなると、
それだけ取引が複雑になるからという理由が
存在しているものと思われます。
要するに、年商が大きくなると税務リスクも
高くなってしまうということですね。
ただ、近年の動向を見ていると、
年商が高いから税務も複雑になり、
リスクが高くなるということは
言えなくなりつつあります。
なぜなら、国際課税、インターネットビジネス
という取引が増えてきたからです。
消費税の問題、所得税の所得種類の問題、
国際課税の適用関係など様々です。
これらを鑑みるに、私は次のように
思っています。
顧問料は年商に依存しないものとして、
基本料金としての設定を考える。
決算は、年商、取引、会社によって異なるので、
決算報酬は年商に依存することで納得感が
出てくるのではないかと考えています。
つまり、顧問料は、その会社が税理士にどれくらい
関与してほしいのかという度合いによって
料金を選択していきつつ、取引の複雑性を加味して、
顧問料に加算していく方法を考えます。
対して、決算報酬は最終的な会社決算と
申告手続きによりますので、
関与先がどれだけ決算手続きについて
やってくれるかによって、
決算報酬の値引きをすることですね。
(もちろん、下限は設定しないといけません。)
以上は、私の料金に対する考え方ですが、
関与先に選択的な関与方法を選択してもらう
ということで、納得がいく料金ではないか?
思っているわけです。
料金は競争力の象徴
私は、独立してから料金に悩み続けています。
今現在も、先ほどの料金設定で良いのか?と
自問自答をしていますね。
ただ、ネット、メディア、インフルエンサーなど
個人を考えてみると、料金は競争力の象徴で、
競争力がないと料金を上げることはできない
ということになりますね。
とするならば、属人的な問題となりますので、
その人が一体何をしてくれるのか?
「何」の部分が大切になってきそうですね。
「何」の部分を増やしていくことで、
当然、できることが増えていくわけですから、
オプション料金に上乗せすることができます。
基本料金⇒オプション料金という流れで、
私はやって行きたいですし、競争力を高めたいと
思っています!
編集後記
今日は、動画の編集の完了させて、
できればアップしたいと思います!
少し、ネット疲れがなくなってきたので、
twitterもちょっとは復活しました。
距離を置くことは大事だなあと思いますね。
ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。
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