独立開始の時の不安と期待、独立後の不安と期待、意外に自分の力は大したことないかも・・・




独立開始の時の不安と期待、独立後の不安と期待

独立開始の時には、不安と期待があります。

どちらかというと、期待の方が大きいかもしれません。

 

独立のあとにも、期待と不安があります。

こちらは、不安が大きいかもしれませんね。

 

独立前に自分は仕事を人よりもできるんだ!と

意気込んで独立をしたとしても、

現実は厳しいのものです。

 

士業のように資格があっても、

色々な目に合いますしね。

 

自分が思っていた通りに、できないことが

多いと感じることになります。

 

ですが、そういった自分を知った後からが

勝負なのだと私は思います。

 

今回は、期待と不安を抱えながら、

独立後にどうやって自分と向き合うのかを

記事としたいと思います。

 

それでは、スタートです!!

 

独立開始のとき、独立のあと

独立開始のとき

私の独立開始の時を書いていきます。

 

期待と不安は両方ありました。

期待の方が大きかったですね。

 

ようやく、自分がやりたいようにやれますし、

値段も自分で決めることができるわけです。

 

また、当初から3社で独立することができたので、

ゼロで、無収入という不安がありませんでした。

 

これから、どうやって関与先を増やしながら

やって行こうかと思ったものです。

 

期待としては、これから自分に何が起こるのか

楽しみでした。

 

不安としては、先人たちの独立した税理士先生のことを

調べた過程で、半年くらいは問い合わせはこない

という事実でしたね。

 

ですから、半年は、何とか耐える形で、

資金繰りを考えていました。

 

また、いくらの月商があれば、自分の生活が

安定するのか分かりませんでした。

 

独立のあとは・・・

独立して、後はやるだけ・・・そんな風に

思っていたこともありましたね。

 

営業面では、飛び込み営業以外は何でも

やろうと思っていましたので、

実践してみました。

 

銀行に開業の挨拶に行ってみたり、

facebookをやってみたり、

 

DMをやってみたり(今もやっていますが)

異業種交流会に行ってみたり、

 

不動産会社系の無料相談に言って

相続相談をやってみたこともありました。

 

実際には、自分で獲得できた顧問先は

1社のみでしたね。

 

それも、税務調査案件からの決算関与の会社で、

税務調査の対応が完了した後に、依頼をされました。

 

初めは、独立の自由を謳歌しようと思って、

平日から遊んでみたりしましたが、

ただの散財でしたね。

 

まあ、概ね、独立の時には皆さん漏れなく

同じようなことをしてしまうようですが(笑)

 

本当に事業としては、にっちもさっちもいかない

そんな状態が半年くらい続いて、

 

ようやく、前の担当先が合流しだしてから、

事業が安定しだしたと思います。

 

この頃になると、期待、不安のいずれも

なくなっていたと思います。

 

意外にできない自分にがっかり

現実はキビシイ

このように、思ったようにうまくいかず、

自分にがっかりしたことを覚えています。

 

もっとできるんじゃないかと思っていましたね。

 

特に税理士試験に合格して有頂天になっていた

ということではありません。

 

独立した先輩税理士先生の本も読んでいたし、

ネットで情報も収集していて、

 

自分である程度できるんではないかと

思っていたのですが、

自分が思っていた以上にできませんでした。

 

ようやく自分が何をするべきなのかわかったのは、

自分の担当先がぼちぼち合流してきた後ですね。

 

国際税務で、貿易業や海運業を主になっていて、

それに特化していくことが自分の仕事なのだと

思ったのです。

 

特に私の場合には、個人事業主、零細企業などでは、

うまく関与できないと思っています。

 

私のやり方だと、ある程度の規模の会社でないと

私の良さはわかって頂けないと思います。

 

なぜかというと、私が得意としているのは、

問題解決でも、より法律によった解決だからです。

 

 

 

 

自分に評価をくれるところが分かる

零細企業のように、年商が1億円以下の会社だと、

どちらかというと、節税が主になっているような

会社では、私の強みを生かすことができません。

 

また、法人へ特化していますし、

国際的な取引へのアプローチが得意です。

 

こうなると、ある程度の規模の会社でないと

私を評価してくださる人は限られています。

 

このように、自分がどの分野で強みを持っていて、

自分の仕事で報酬を得ることができるのかが

わかっていなかったわけですね。

 

事業では、自分のことを知っていると思っても

意外に知っていません。

 

自分ができないと思うことは、

それは、自分が今までやっていないことで

事業をやろうとするとうまくいく可能性が

下がってしまうわけです。

 

ですから、当時の自分に言ってあげたいのは、

がっかりすることではないということです。

 

できないことを知ってからが勝負!

それから、できないことを知ってからが勝負!

だと私は思っています。

 

何ができて、何ができないのか?

これは、実際にやってみないと分かりません。

 

今までやってきたこと、事業で実際にやれたことなど

自分でやったことでしか、サービスとなりません。

 

士業のサービスは、無形なので、その無形のサービスを

提供することになりますよね。

 

ですから、その無形のサービスで売れるものを

自分で分かっておくことになるんです。

 

できないことを知らないと、全部できるように

思ってしまいます。

 

ですが、逆に自分でやってみて、できないことを

知ることで、できる仕事を見つけることができます。

 

できる仕事が分かったところで、

できる仕事に集中していくことになります。

 

また、できる仕事に集中することで、

自分がやろうとしていなかった、思いもしなかった

仕事の依頼もされることになります。

 

ですから、仕事はつながっていくと

私は考えています。

 

これが、すべての人に当てはまるのかは分かりません。

私だけに起こった出来事なのかもしれません。

 

ただ、なぜか事業がうまくいくときには

何かしらの流れが出てきます。

 

その流れに沿って、自分も流れていくことも

事業の始まりとしてはありだと思うのです。

 

精神力が大切かも・・・

私は精神論を申し上げることは

あまりしませんが、

 

あえて、独立する人へ向けて一言だけ

申し上げることは、精神力が大切だと思います。

 

特に、耐える精神力ですね。

 

自分があっている仕事をやり続ける精神力、

仕事がうまく回っている状況で、

継続する精神力など、

 

耐える力が大切だと思っています。

 

事業をやっていると色々、ネガティブなことを

思ったり、そういった行動、言動をしてしまう

ことがあると思いますが、

 

それでも、耐えていくしかないのです。

耐えた先に、なぜかうまくいくことが

事業では起こるのだと思います。

 

 


編集後記

今日は、日帰りで遠出をしてきます。

事業にも良い影響がある神社へ行って、

パワーを注入してこようかなあと思います。

 

ゴールデンウィークも今日入れて後2日です。

仕事もしながらの良いゴールデンウィークでしたが、

残りも楽しんでフィニッシュしようと思います。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。