【仕事は速く回答して問題ない】割が良い仕事への対応とは?




仕事は速く回答して問題ない

独立した士業先生であれば、

多く方はご理解されているでしょう!

仕事は速く回答するに尽きるということを。

 

そのうち、比較的割の良い仕事で起こりがちな

これって、早めに仕事を完遂してはいけないのでは?

ということについて記事にします。

 

それでは、スタートです!!

 

割が良い仕事で思うこと

多くの人が、割の良い仕事だと、

ちょっと時間をかけたふりをして

仕事の回答をしようとしたり、

 

時間や工数がかかったように見せかけて

仕事を完遂するようなことをしてしまいがちです。

 

どうしてかというと、

この単価だと高くなるので、

速く仕事を片付けてしまうと

 

クライアントから色々言われるのではないか?

値下げを要求されるのではないか?

 

高い単価になっているので、

もうちょっと時間をかけたように仕事を

したほうがよいのではないか?

 

といった考えになるのだと思われます。

 

確かに、どれも気持ちとして理解できますし、

私も勤務時代は、そういった考え方をしていた

時期はありましたね。

 

そこで、ちょっと別の視点から見てみると、

士業先生への依頼は、値段の問題もありますが、

 

基本的には、依頼者がこの人なら大丈夫だろう

ということで依頼されていることが多いと思います。

 

ですから、お客様からすれば、

依頼した仕事が自分の望んだもので、かつ、

 

自分が依頼した士業先生からのものであれば、

自分の判断は間違っていなかったのだ!

と思ってくれるのではないでしょうか?

 

私は何度か経験がありますが、

依頼して良かった!と

 

お客様から言われることがあります。

 

この言葉は、継続した仕事を通じて、

同じようにやっているからこそ言われる

言葉なのではないかと思います。

 

ですから、割が良い、悪いに関わらず、

受けた仕事がすぐにできるものであれば、

すぐに対応することで良いと思います。

 

 

仕事は速く回答する!

私の考えとしては、仕事は速く回答する

ということを念頭に入れています。

 

まあ、ぼっちで活動なので、

どうやってもできない時もあります。

 

それでも、その日のうちに欲しいという

依頼であれば、無理してでも出します。

 

特に期限を顧問先から伝えられている

仕事については、期限前に提出するように

心がけていますね。

 

なぜ、ここまでスピードを重視するような

考え方をしているのかというと、

 

速くできるものは、すぐにやると決めているからです。

 

 

 

 

 

このような考えに至った原因があります。

 

勤務時代に、かなり多くの仕事をこなさねばならず、

早めにできる仕事から流れ作業のようにこなさないと

仕事が溜まっていく一方だったからです。

 

当時は、すでに関与先が30件を超えていて、

確定申告件数は10件ちょっとでしたが、

 

毎月の関与が多くを占めていたこともあって、

毎日2件ずつ訪問しながら、後輩の指導、

入力チェックなど、マルチタスクで仕事する

という状況でした。

 

特に月初と、月末に訪問が集中する傾向があり、

作業効率化をしないと仕事ができない状況です。

 

このような時に、選択できる方法としては、

次のような考えでしか仕事ができなかったのです。

 

①早めにできるものはすぐやる

②期限があるものはすぐやる

③仕事を後回しにしない

④仕事の完成と納品を逆算する

 

以上のような考えでやっていました。

 

これで、当時の繁忙期を乗り越えたところ、

仕事のスピードが驚くほど上がっていました。

 

税務の判断がすぐにパズルのように

組みあがって、処理ができたり、

 

どんな仕事からやり始めれば、

すぐに終わるのかということが

ピンと来たりといったことになりました。

 

現在では、超スローモードでぼっち税理士を

やっていますが、

 

そのように感じるのも、

当時の経験があったからだと思います。

 

まあ、望んで得た経験ではないですどね(笑)

 

 

相手がどう思うかは影響できない

さて、では、割の良い仕事を完遂することで、

相手にどう思われるのか?

こういった心配事もあると思います。

 

あの先生、単価高くとりやがって!

速く回答してれるのは、暇なのかなあ?

など色々相手に思われるのではないか?

ということですね。

 

結論を申し上げると、割り切りが大切です。

どう思われようと関係ねえ!

これが一番です!

 

ちょっといい加減じゃあないか!

と怒られてしまいそうですが・・・

 

もうちょっと言葉を選んで申し上げると、

相手が思う感想には、影響できないのです。

 

仕事を速くやろうと、ちょっと時間をかけようと、

相手の気持ちに変化があるかどうか?

 

このように考えるとわかりやすいと思います。

 

つまり、時間のかけ方で、より感謝されるのか?

深い感銘を受けるのか?

それが目的で士業先生たちはやっているのか?

ということですね。

 

違いますよね?

 

依頼者から依頼されたものを提出して、

依頼者に満足していただいて、対価を得る

これが重要だと思います。

 

ですから、満足するという観点から申し上げれば、

特に時間という概念は重要ではないと思いませんか?

 

確かに、なるはやで!

と言われた場合には、早さは必要です。

 

給料計算だって、支給日までに給料明細まで

作成して送付しないといけません。

 

ですが、士業先生へ依頼されるお仕事は、

依頼者ができないことを依頼されているのであって、

時間とは無関係だと思います。

 

その依頼されたものを納品する、

提供することでしか、

 

お客様が依頼して良かった!

と思ってくれることはないと思います。

 

まあ、そのように思ってくれるのか

ということに関しても影響を与えることは

できないわけですが。

 

 

時間という概念だけにとらわれない

近年、効率化という言葉が浸透していて、

現実でも、時間をおかけして申し訳ありません。

と言われることが多くなってきました。

 

事実、私は現実でそのように言われる

回数が多くなったなあと実感しています。

 

ここで、ちょっと考えてみたいのですが、

効率化は、自分のためにするものであって、

 

効率化をしたり、早めにやることはが

目的になっていないかということです。

 

もうちょっと、深く申し上げると、

時間のロスが一体何に影響するのかなあと

思うわけです。

 

例えば、1時間で終わるものが、5時間かかっても、

差額の4時間で一体何を失うのか?

ということだと思います。

 

時間は余ったらラッキーくらいに思っていると

いいのではないかと思います。

 

また、独立してからは、時間の管理もしていますが、

時間に追われるようなことは避けています。

 

なぜなら、追い込まれた精神状態で

慎重な判断は無理だからです。

 

時間を管理しながら、自分のために効率化して、

時間を大切にした方が良いのですが、

 

時間にとらわれるのも、ちょっとどうかなあと

今、そのように思っています。

 

 

 


編集後記

今日は、午後から東京税理士会にて、

大学院へ通学する人向けに、ガイダンスがあります。

 

私は、連絡員になってほしいと言われているので、

今日は挨拶するようです。

 

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。