【士業の引退とは?】ぼうっと士業してんじゃねえよ!




士業の引退とは?

2019年3月21日でイチロー選手が引退となりました。

自分で決めた決断ですし、次の人生のスタートです。

 

翻って、士業には引退はあるのでしょうか?

私はあると思っています。

 

死ぬまで税理士資格を手放さない人が

結構いますね。

 

研修会場に介助が必要で来る人達がいて、

独立当初に研修に行ったときに衝撃を受けました。

 

本人の生きがいなのでしょうが、

それで本当に良いのかなあと思います。

 

私はとりあえず、65歳の引退を目指して、

今はやっています。

 

まあ、私が65歳になるときには、

平均余命が90歳を超えているので、

引退の時期を後ろ倒しにするかもしれませんが。

 

まあ、いずれにしても、

私は生きているうちに税理士資格を返上すると

決めています。

 

今回は士業の引退を

私の完全な独自の視点から考えて

記事を書きたいと思います。

 

それでは、スタートです!!

 

自分で幕を下ろす時は?

自分で幕を下ろす時はいつなのか?

これは、個々人によって判断が分かれると

思いますね。

 

私の場合には、税理士としての仕事ができない

となる前に引退しようかなあと思っています。

 

仕事ができるうちに引退する

ということを前提にしています。

 

なぜ、このように思うのかというと、

実質的にできないだろうなあと思う年齢でも

税理士をやってしまう人を見ているからです。

 

2017年に独立して、税理士会の研修に参加したときに、

付き添いがないと外出さえもできないお年寄りが

来ていたこと見て、衝撃を受けました。

 

また、税理士資格を持ったまま、老衰で死んでしまう

という人も何人かいましたね。

 

こうしたことを考えると、

ただたんに士業資格を持っていたいだけなのかなあ?

と感じました。

 

もっと申し上げると、

ぼうっと士業をしているように見えました。

 

私はこのような形で士業をすること自体に

違和感を感じましたし、

 

独立当初、支部のお偉方に食って掛かったことも

実はあります。

 

その時に、諭されたのは、

研修だけでも出ていくことが生きがいなので、

その生きがいを取らないでほしいなあという

ということですね。

 

今は、その時のように人に食って掛かること(笑)は

無いわけなのですが・・・

 

未だに違和感はあります。

 

 

ぼうっと士業してんじゃねえよ!

以上のことから、結論としては、

ぼうっと士業してんじゃねえよ!と

思うわけです。

 

ぼうっと士業をすることが悪いのか?

 

私の考えは、悪いです!

と思っています。

 

なぜなら、士業の流動性が悪くなり、

入れ換えが促進されません。

 

市場規模で見れば、供給が増えていく

ということになるわけです。

 

では、需要がそこまで増えているのか?

そこまで増えていないと思います。

 

つまり、供給が多いわけですから、

その分、価格が下がる要因になっている

可能性は否めないと思います。

 

士業の難しいところは、独立すると

どこかに所属するわけではなく、

 

自分だけを食わせていれば、

誰からも文句を言われることはなく、

やめる決断を誰かに言われることはありません。

 

 

 

 

もちろん、個人のやりたいという意思は

尊重されるべきだとは思いますが、

 

もう、いい加減やめたら?

と思ってしまうような人もいます。

 

そこまで、士業資格が生きがいなのか?

別の生きがいを見つけることができないのか?

後進に道を譲ることは考えていないのか?

と思っています。

 

私は税理士の何人かを見ていますが、

独立している多くの60代後半の税理士は、

後任を育てられていないという問題もあります。

 

つまり、税理士自身も年々厳しくなっていますから、

なかなか、後任を育てることができず、

 

自身の生活のために事業をやっていまうがゆえに、

引退という選択すらないと思います。

 

親族(息子、娘)であれば、引継ぎもスムーズに

できるかと思いますが、

第三者だとそうもいかないのだと思います。

 

こちらも今後の課題になると思います。

 

引退後の生活を考えてみる

私は引退後の生活をどうしようかなあと

考えてみると、

 

好き勝手に生きたい+仕事はしていたい

という感じに思っていますね。

 

今でも好き勝手に生きているわけですが、

税理士以外の仕事をできたらなあと思います。

 

具体的に、やりたい仕事があるわけではないですが、

自分を食わせることができるような高齢者でも

できる仕事に就きたいと思っています。

 

なぜ引退しても、仕事をするのか?

それであれば、税理士やっていた方がよいのでは?

と思われるかもしれません。

 

私は、税理士業務や仕事は好きではありますが、

仕事をした時に、達成感を感じたことはないです。

 

今まで、生きてきて達成感を感じたことが無いのです。

 

ですから、私の人生は、自分で達成感を感じることを

見つける旅のようなものだと思います。

 

ですから、一つの仕事にずっとこだわってやる

という選択が合わないわけです。

 

現状でも、税理士以外の仕事をしたいと思っていて、

色々考えています。

 

ですから、引退後も同じように、色々やりたいことを

見つけていって、好き勝手に生きたいのです。

 

ぼっち税理士は後任を育てるのか?

ぼっちですから、無理です(笑)

ただ、お客様をお任せするのに

この先生であれば良いなあという

イメージは持っています。

 

ただ、引退する前に、税理士業以外の仕事が

忙しくなる可能性もありますので、

 

それであれば、顧問先との契約解除の上、

次の税理士に早くに引き継ぐということも

あり得るかもしれません。

 

ですから、同業者とのつながりは大切にしたい

と思っています。

 

後任を育てるような士業先生は、

事務所もある程度規模があって、

私のように好き勝手に生きていない人だと思います。

 

もっとストイックな方だと思いますね。

 

そういった生き方ができない以上、

私が後任を育てるということはできません。

 

 


編集後記

今日は、午前中から税理士会の研修に支部枠で

参加しています。

 

かなり大規模の研修で、100人くらいはいますね。

マイナポータルの研修なのですが、

今後さらに普及するのかどうのか・・・

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。