【顧問先とSNSでつながる】感想、対応方法も考えてみる!




顧問先とSNSでつながる

私は顧問先に関与する場合には、

基本的に訪問を主軸としています。

 

その中で、一部、主にLINEで相談を受ける

という顧問先もあります。

 

相手が望んでもいるので、まあ、やってみるか!

と思い、始めてみました。

 

今回は、顧問先とSNSで関与してみたことを

踏まえて、感想をまとめたいと思います。

 

顧問先とSNSでつながった感想

顧問先とSNSでつながった感想としては、

私にあっているなあということです。

 

メールで質問、確認事項をまとめて送信して、

いつ見てくれているのかわからない状態で、

ようやくメールが返ってくる。

 

私は次々に仕事をこなしたい派なので、

連絡が来ることを待ってはいません。

 

連絡が来るまで、他の仕事をしたり、

時間があれば、遊びに行ってしまったり、

自由奔放な感じでやっています。

 

私はこの違うことをしている時間が

どうにももどかしい時間だと思っていました。

 

SNSでやり取りをして思ったことは、

資料収集、会話に無駄がないことです。

 

実際に会って話をすると、

話があさっての方向に行くことがあります。

 

毎月関与している顧問先であれば、

それでも問題はありません。

 

より深く人となりを観察できますし、

実際にお仕事の内容も理解できます。

 

ですが、年1などのお客様に関しては、

残念ながらそこまでこだわることはできません。

 

特に確定申告は時間との勝負です。

効率的に資料収集、会話を行い、内容を説明して、

申告⇒納税としていかないといけません。

 

実際に会って話すとなると、

資料を持ってきてもらって、内容を確認して、

それじゃ!

 

という感じにはいきません。

 

雑談含めて、今年の事業はどうでしたか?

来年に向けてどうしますか?

 

といった事業の確認もしながら、資料を確認して、

ということになると思います。

 

すべてが無駄だとは思いませんが、

確定申告というゴールまで行く場合には、

SNSで、確認や資料収集をすることで、

申告書作成までの時短になると感じました。

 

 

LINEで会議をしてみた

今回、私はLINEを使った会議で関与しました。

特に時間を指定することなく、

 

他の作業をしながら、LINEで資料収集と確認

といったことを行っていきました。

 

また、依頼者からの質問にもLINEでのみ

回答することにしました。

 

今までであれば、メールで送信して、

回答をもらって、またメールして

という流れが主流だったと思いますが、

 

LINEではかなりスムーズでした。

 

 

 

 

どういったあたりがスムーズなのかというと、

控除証明書関連や住宅ローン関係資料の確認です。

 

通常であれば、郵送などで手許に届いてから

処理することになると思いますが、

 

ほとんどを写真で撮影してもらって、

申告書を作成することができました。

 

もちろん、最終的には原本の確認も

行いましたが。

 

申告書を作成するだけであれば、

写真でも可能ですし、

 

納税額が大きくなる場合で、

時間が無いとにきには、

 

概算でも良いので、納税額を知りたいと思うのが

納税者の考えなのではないでしょうか?

 

そう考えると、大体で良いので確定申告書を作成して

概算額を説明するだけの資料をそろえられたのは

LINEのおかげというべきかと思います。

 

また、お互いにすぐ返信できる状態であれば、

聞きたいことをすぐに回答することができます。

 

非常に効率が良い関与方法だと

私は感じました。

 

時間を決めて対応を考える

さて、SNSで関与先とつながることに

抵抗を持つ方がいると思います。

 

理由としては、いつでも相談できる環境なので、

24時間いつでも対応しなければならいのか?

ということになります。

 

これについては、対応する時間をあらかじめ

決めておくと良いかと思います。

 

対応時間以外は、返信しない、内容を見ない

ということですね。

 

これができるかどうかが、SNSに向いているのか

向いていないのかという境目だと思います。

 

つまり、割り切りです。

いくら顧問業務とはいえ、

 

24時間いつでも相談できる

ということは社会常識的におかしいです。

 

それであれば、24時間対応するための

別料金をもらいたいくらいです。

 

そうではなく、通常の関与形式のメールでの相談

くらいに軽く考えておくことが良いと思います。

 

私は、メール対応の延長線上に、SNSがあると

思っているわけです。

 

携帯電話が出現した当時は、

顧問先に携帯電話を持っていることを

隠していた税理士がいました。

 

今では、SNSをやっていないことになっている

税理士が多くいると思います。

 

ですが、携帯電話(スマホ)に

時間関係なくかけてくる顧問先はどのくらいいますか?

 

今では、スマホを持っていない人を

探す方が難しいです。

 

ですから、今後は、SNSで関与する税理士ももっと

増えてくるのではないかと思っています。

 

嫌っていないでやってみる

私が勤務時代の税理士事務所ではLINEなどの

SNSは禁止でした、

 

理由は、所長が職員に対して話しかけられないから

というもの。

 

お客様と職員がLINEでやり取りをしているので、

所長が用があっても職員へ用事を伝えることが

できないということです。

 

別に、チャットやメールとかで話しかけて、

これやっといて!

と伝えれば良いわけなのですが・・・

 

どうにもそういったことを考えなかったようです。

 

結局、LINEは表では禁止となりましたが、

所長がいないところで、職員全員、

LINEでやりとりをしていることがありました。

 

今回、税理士となって、初めてフルでLINEで関与して

そのやりやすさにが病みつきになりましたね。

 

今後、LINEでの関与についても

強化していきたいと思った事案でした。

 

 


編集後記

今日は、午前中から顧問先へ訪問してきました。

2月決算のところだったのですが、

大体決算の概要は出てきたところです。

 

来期は、かなりハードルが高いことになりますが、

実際に事業をやってみないと分かりません。

事業が大きくなる可能性があります。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。