士業になると人間関係は変わる
士業になると人間関係は変わります。
まず、お付き合いする人が士業関係者となりますね。
私は税理士となったときに、人間関係の変化がありました。
よく税理士と飲むようになりました。
また、独立することで、前の勤務先の人間関係とは
疎遠になりましたね。
こうした人間関係の変化について、
一般的にはしょうがないねということなると思います。
しかし、腑に落ちない感情もどこかにあると
思いますね。
特に長年一緒に仕事をやってきた人、
いつも顔を合わせていた人と疎遠になることは
ちょっと心の整理がつかないのではないでしょうか?
こういったときの結論としては、
去る者合わず、来るもの拒まずで良いと思います。
人間関係は、自分のフェーズよって変わっていくもので、
その変化を止めることはできません。
受入れて、生きていくしかありませんので、
深く考えても仕方ないものです。
それでは、人間関係の変化について心の整理を
やってほしいと思います。
人間関係を振り返らない
人間関係の変化
通常であれば、人間関係のリセットは、
会社の人事が影響するのではないでしょうか?
例えば、会社の人事異動、同期が辞めるといった
ことだと思います。
士業となると、他にも人間関係が変わる出来事があります。
そうです!
士業受験生から士業となった時ですね!
税理士の場合には、税理士同士の付き合いが始まります。
勤務税理士、開業税理士、有資格者との人間関係です。
肩書や状況の違いはあるにせよ、税理士業界で働く人たちです。
大体同じような体験や経験をしています。
一緒に飲んで話すと面白かったりしますし、
意気投合することもあると思います。
また、士業には任意団体と支部それぞれで、
人間関係が異なることがあります。
税理士業界はもありますね。
任意団体の活動に積極的だけど、支部活動はやらない、
もちろん両方ともやらない人もいますね。
どちらもやらないということになると、
ネットで同業者同士のネットワークを作って
クローズしたグループなどで活動をしている場合もあります。
このように、人間関係の変化には自分の行動の変化と
環境の変化が存在することになります。
こうした2つの行動に変化によって、
前から付き合いのあった人が自分から去ってしまう
ということがありますね。
人間会計は振り返らない
実際私も、上記のことについては経験があります。
ですから、人間関係は振り返らないようにしています。
・相手がどのように思っているのか
・自分の何がいけなかったのか
こういったことを考えても仕方ありません。
人間関係は変化があるものと割り切ってしまうことが
私の処世術です。
冷徹でなんてさびしい人なんだろう!!
と思われるかもしれませんね。
確かに、私も少しさびしい考え方だなあと思います。
しかし、答えがないものをぼっちで探しても意味はなく、
人間は現金な考え方をしますので、
自分に必要がなくなった人間関係は重要視しません。
大人になると、年賀状のやり取りをするだけの
関係性となる人もいると思います。
そういった人間関係だけだったとしても、
お互いに年賀状だけはやり取りしようという
意思は存在するわけです。
例えば、それすらなくなったような相手先であれば、
ぶった切った考え方をしても問題ありません。
一応、私が人間関係をぶった切る判断基準は、
・一人でもこいつ違うなあと思った人間がいること
・今まで来ていた年賀状が来なくなったこと
この2つにしています。
つまり、私が離れる意思とを持つ基準が2つ存在する
ということなのです。
相手の意思は関係ありません。
私自身として最終判断をするようにしています。
人間関係が変わる要因
さて、人間関係が変わる要因としては、
人事関係が大きなところになると思います。
私は税理士をしていて、人間関係って本当によく変わるなあと
独立後現在に至るまで思っています。
私は自分の粗末な経験でしか語れませんが、
最も人間関係が変わった要因としては、
税理士として独立したということです。
独立ということは、勤務していた事務所を退職して
自分だけでやってくということです。
まず、大きな変化は自分が自分の担当先に
どのように思われていたのかと知ることができます。
ずっと私とやっていきたいということであれば、
私について来てくださった顧問先もありますし、
そうではない顧問先もありましたね。
前の勤務先の人間関係はどうなったのかというと
当然疎遠になりました。
ここは仕方ないところでもありますね。
私は私自身の人生のために退職したので、
去る者追わずといったところでしょう。
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税理士として独立すると税理士仲間がいた方が良いかなあと
思ったので、任意団体に入会することにしました。
あとは、その関係で支部の野球部にも加入しましたね。
現在は全部辞めていて、支部活動一本に絞って活動を
するようにしていますね。
ですから、野球部の人たち、任意団体の人たちは
全く人間関係のようなつながりはなくなりました。
自分で入っておいて、自分で辞めるという
訳が分からない行動をやってしまいましたが、
中身を見てみたないとわからない場合が
士業の人間関係の難しいところだと思います。
ですから、よく考えて行動するよりも飛び込んでから
判断していけばいいと私は思いますね。
嫌であれば辞めればいいのです!
問題ないと思えば、続ければいいのです!
その判断をするのは自分です。
人間関係には構築されるものと、
なくなっていしまうものがあります。
いずれも自分の判断が大切なのは
言うまでもありません。
去る者追わず、来るもの拒まず
去る者は追わず
さて、話は変わって人間関係で重要なことがあると
私は考えています。
去る者追わず、来るもの拒まず!
という姿勢です。
去る者とは、自分の周りからいなくなってしまう人、
来るものとは、自分について来てくれる人です。
去る人を追いかけても始まりません。
私の考えとして、全員は助けられません。
顧問先、家族、周りの知人、友人など私が目に映るだけの人たち
こういった人だけのために生きていきたいと思っています。
ですから、他人であれば、顧問先、知人、友人までが
限界で、ある程度の間引きは必要となってきます。
基本的には人間関係で間引きをすることは不可能ですが、
相手方が去ってしまう場合には、間引きの機会です。
不謹慎だと思われるかもしれませんが、
去っていく人をなぜ自分が助けなければならないのか?
特別な理由はありません。
できることは見守ることくらいです。
去る者は追わずにということは大切です!
来るもの拒まず
対して、来るもの拒まずという姿勢はもっと大切だと
私は思っています。
私は特に対面で会う人には先入観を持たないように
気を付けて、相手の性格や考え、意思を聞き出します。
初対面の人には特にそのように気を遣うようにして、
褒めポイントがあれば、そこを突きますね。
ですから、来るもの拒まずということは、
まずは人間関係を初対面であってもいかに構築するのか
ということをやっています。
そのあとに、相手から何かしらのアクションがあれば、
そのアクションを受けるかどうかを自分で決めます。
基本的には、受け入れがたい提案以外であれば、
受けることにしていますね。
まずはやってみるということが重要なので、
試しでも構いません。
人間関係を構築するようにしてみてはどうかなあと
私は思っています。
人間関係は移り行くもの
人間関係は、自分の人生のフェーズによって
移り行くものだと思っています。
例えば、結婚して、子供が生まれれば、
ママ友の関係が出来上がります。
それが良いものか、悪いものかには関係なくです。
このような自分ではどうしようもない人間関係も
時にはできてしまうものです。
ですが、嘆いていても仕方ない人間関係です。
自分が楽しければ良いという感覚は持っておいて
良いのだと思いますね。
また、人間関係が移り行くことは全く違った考え方に
触れる良い機会だとも言えると思います。
私の場合には、税理士となって任意団体に加入したことで、
ある程度の税理士業界の中身を知る機会に恵まれました。
まあ、経験しても意味はなく、経済的に潤うことは
一切ないのですが、悪い奴が税理士にもいることを
知ることができた貴重な経験でした。
また、税理士は法律家としての立場を忘れている、
知らないという人が多いです。
法律家としての税理士が一体何ができるのか?を
考える機会に恵まれたことは良いことだと思いました。
このように、自分の考えをアップデートしたり、
新しい考え、判断基準を知ることができるのも
人間関係の良いところではないでしょうか?
編集後記
今日は3連休の最終日で成人式が多くの場所で
行われていると思います。
私が20歳の時には、起きたら成人式が終わっていました。
まあ、出席する気もなかったのですが(笑)
警察のお世話にならなければ、普通に生きることが
できる世界なので、まずは普通に生きてほしいですね
新成人の人たちには。
では国際税務の税理士齋藤でした~
それではまた👍
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。
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