【税理士になって良かったこと】受験勉強、肩書、独立、なって損はない税理士という資格




税理士になって良かったこと

税理士になる前に税理士になってよかったことを

自分が税理士受験生の時に、現役の税理士に

聞くことができなかったので、

 

今回は、自分で税理士になってよかったことを

まとめてみたいと思います。

 

質問箱にはなぜかこういった質問をくださる方が

いない様なので、誰にも聞かれないのですが、

 

自分から言っていくスタイルです!(笑)

 

税理士になってよかったことは次の3つです。

 

・受験勉強で培ったことが仕事で役に立った

・肩書が税理士という最強仕様

・独立して自由だーと言えること

 

各論は、後述しますが、

税理士試験の勉強で学んだことが現場でも役に立っているので

やっていてよかったと思います。

 

肩書の税理士がなぜ最強かというと、

肩書を伝えるとなんか違った目で見てくれることです。

年上、年下関係なくです。

 

独立して自由だーと言えることは、

勤務で時間に縛られた生活をしなくて済みました

ということですね。

 

それでは、各論で見ていきましょう!!

 

受験勉強について

受験勉強とは、税理士試験の受験勉強のことです。

これが役に立っています。

 

私の合格科目について触れておくと、

・簿記論、財務諸表論

・法人税法、消費税法、相続税法

以上となっています。

 

この中で、役に立っていない科目は何一つありません。

 

簿記論や財務諸表論では、決算書を作るときに

知識が役に立ちます。

 

法人税法、消費税法については、日々の処理確認や

申告書作成で役に立っています。

 

相続税法は役に立っているの?と思われるかもしれませんが、

株価評価、住宅取得等資金の贈与税の非課税など、

 

知識として不足していると不安になる部分について、

税理士試験でさんざんやったので、不安にならずに

実務に対応することができます。

 

別に、税理士じゃあなくても、税理士業界で働いていれば、

活用できるじゃん!と思われるかもしれませんね。

 

ですが、私はぼっち税理士として、ぼっちですべてに

対応している状況となります。

 

税務判断で不安になる原因としては

・知識不足

・ぼっちで判断

この2つだと思います。

 

私は知識不足ではない様なので、ぼっち判断に対してのみ

精神力を使えば済むのです。

 

これはぼっちでやっている場合には非常に大切で、

仕事へのストレスが軽減されます。

 

税理士試験でやっといてよかったあ!と

ぼっちになって何回かありますね。

 

勤務していてもぼっち判断となる場合もあると思いますが、

勤務では業務上の過失は自分では負いません。

 

雇い主が責任を負うことになりますが、

ぼっちだと全部自分で背負うことになりますね。

 

全部自分で背負うという時に少しでも気持ちが楽に

背負うことができるのが受験勉強での知識です。

 

また、受験勉強で培った知識をアップデートすれば、

毎年改正される税制にも対応可能となります。

 

こういった土台がないと仕組みから

学習することになり、大変な労力を使いますね。

 

また、税理士試験をやっていくとわかってきますが、

税法科目自体は、概ね同じような構成となっています。

 

何が言いたいのかというと、法人税法をやっていれば、

同じような利益を課税標準とする税金については、

 

同じような条文や構成となっていたりして、

理解をすることを助けてくれますね。

 

肩書について

さて、肩書についても良かったと思うことが

多いですね。

 

例えば、ご職業は?と聞かれたとしますと

税理士です(キリ)と答えることができますね。

 

仕事内容を答えるまでもなく、税金関係の仕事かな?

お金を管理したりしている仕事なのかな?と

 

相手が考えてくれるので、仕事を解説しなくても良い

ということが楽ですね。

 

また、税理士という肩書だと特典もあったりしますね。

 

例えば、

・専門書を定価よりも安く買うことができる

・税理士しか知り得ない情報を知ることができる

・借入の審査で優遇される

・周りからは一目置かれる

・なぜかお金持ちだと思われる

・男性だと女性受けが良い

ということかなあと思います。

 

 

 

あと、税理士という肩書だけなのにも関わらず

申告業務以外の仕事も経験できますね。

 

やるやらないは置いておきますが、

例えば、確定申告時期の無料相談会での経験、

 

法人会で税金の講師をやれる機会があったりなど

税理士でしか受注できない仕事があります。

 

こういったものを経験できるのも税理士という肩書の

おかげだなあと私は思いますね。

 

税理士業界では税理士、税理士補助者ともに

同じような仕事をすることはできます。

 

ですが、実際は税理士という肩書はかなり大きく、

税理士補助者では経験できない面が多いのです。

 

ですから、税理士という肩書は税理士業界では

最強なのだと思うわけですね。

 

 

独立について

さて、税理士となると独立して自分で事務所を思って

一国一城の主となることができますね。

 

私は2017年5月1日に独立をしました。

記念すべき私の独立記念日です!

(私以外には関係ありませんが(笑))

 

独立すると本当に自由に仕事をしたりプライベートを

過ごすことができるようになります。

 

仕事さえしていれば、平日は遊びに行っても良いわけです。

逆に仕事をためると終末も仕事、また仕事・・・と

なってしまうことになります。

 

税理士という職業については、独立してようやく一人前という

考え方が古いですが、現在でもあると思います。

 

これは、独立しないとわかって頂けないのですが、

独立すると、自分の顧問先がいかにすごいのかが分かります。

 

私は経営相談も含めて勤務時代から相談を受けていましたが、

事務所家賃について、月商の1/3くらいにしとかないとなどと

今考えるとよくそんなこと軽々しく言っていたなあと思います。

 

なぜ考え方に変化があったのかというと、

独立すると実際に自分で売上を稼ぎます。

 

ですから、自分で稼いで始めて感覚的に分かるのです!

売上を稼ぐことの本当の難しさに!

 

税理士は顧問料というサブスクリプションで

定額でお金が入ってきます。

 

しかしながら、税理士業の難しさは顧問料×関与数なので、

関与数を一体どうやって伸ばすのかという集客が問題となりますね。

 

集客が非常に難しいので、売上がうまく伸びない

こんなはずではなかったということが身に染みてわかります。

 

この経験をすることでようやく顧問先の偉大さに

一人の人間として気が付くということなのです。

 

ですから、税理士の良かったことに独立を上げましたが、

自分でようやく経営者としての一歩を踏み出せる

という経験自体が良かったことだと思います。

 

 

税理士を目指すのであれば絶対にあきらめないで!

以上のように税理士の良かったことを3つに絞って

解説してきたわけですが、

 

税理士を目指したのであれば、絶対にあきらめずに

税理士となるまでやった方が良いと思います。

 

なぜかというと、税理士となるメリットがありますし、

途中で放り出すと、もったいないです。

 

税理士受験は長期を覚悟しなければなりません。

働きながらだと、平均10年はかかります。

 

つまり、何年間か試験に挑むということは

その時間で他のことをやることは不可能です。

 

もし合格しなかったとしたら、取り返せません。

時にはあきらめも必要ではないかとも思いますが、

 

過去は変えることができませんので、

一度目指したなら、もう後には引けないのです。

 

私としては、税理士を目指している方には、

税理士として経済的、人間としても成功してほしいと

思っていますので、あきらめないで税理士の資格を

取ってほしいと思っています。

 

 


編集後記

今日は完全オフです。

夜からバンドがあるので、行ってきます!

 

バンドの曲を今度youtubeにアップしようとしています。

今はまだ録音している最中なので、出来上がったら

この場でも共有したいと思います。

 

 

では国際税務の税理士齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。