【弥生会計ってどんなソフト?】弥生会計は経理未経験者でも使える?




弥生会計はどのようなソフトですか?

弥生会計は経理未経験者でも使えますか?

弥生会計は初心者、習熟者関係なく使えます。

税理士でも愛好者が多いソフトです。

弥生会計では何ができるのか?

未経験者でもできるのかを見ていきましょう!

弥生会計とは

弥生会計とは、会計ソフトに分類されます。

弥生会計でできることは以下のことです。

 

弥生会計でできること

・仕訳の経理処理
・会社の財産や利益を表示すること
・消費税の納付額又は還付額計算
・個人の確定申告書作成
・法人の科目別明細書作成
・消費税の科目別税区分表作成
・給与明細書の作成
・固定資産台帳の作成
・償却資産税の申告書作成
・決算書の作成

結構な機能が備わっていると思います。

 

まあ、今の会計ソフトは上記のことは

朝飯前にやってしまうものが多いです。

 

弥生会計の種類

ここで弥生会計には、

クラウドとインストールの2種類があります。

 

インストールにもスタンダードと

プロフェッショナルの2つがあります。

 

それぞれできることが違っているので

ちょっと注意が必要です。

 

先ほどのできる内容を箇条書きにしたものは

インストールのスタンダードモデルです。

 

プロフェッショナルモデルだと、

分析・予算、部門別といったより管理をする

会社向けの機能が備わっています。

 

因みに、個人で白色申告でいいのなら、

弥生会計オンラインの白色ではずっと無料です。

 

弥生会計オンラインとは、クラウドソフトです。

ですから、インターネット環境が必要です。

 

個人の青色申告をするのであれば、

初年度無料となるモデルもあります。

 

また、起業したての会社であれば、

弥生会計オンラインというソフトもあります。

 

弥生会計のモデル別

以上をモデルと対象者別にすると、

以下のようになります。

 

☆個人の場合

白色・・・やよいの白色申告オンライン
青色・やよいの青色申告オンライン

☆法人の場合

起業したて・・・弥生会計オンライン
経理担当がいる・・・弥生会計スタンダード
管理もしたい・・・弥生会計プロフェッショナル

 

料金は次の通りです。

・やよいの白色申告オンライン:無料~
・やよいの青色申告オンライン:8,640円~
・弥生会計オンライン:28,080円~

 

弥生会計のインストールモデルは、

あんしん保守サポートに入ることで、

 

次年度モデルが手に入るシステムと

なっており、次のようになります。

(初年度)

・弥生会計スタンダード:42,120円~
・弥生会計プロフェッショナル:78,300円~

 

(2年目以降)

・弥生会計スタンダード:27,200円~
・弥生会計プロフェッショナル:36,100円~

 

金額は、保守契約によって異なります。

表示した金額は最低ラインの保守契約としています。

 

経理未経験者でも使えるか?

さてそれでは、経理未経験者でも使えるか?

という問題です。

 

ITスキルが必要

結論を申し上げると使えると思います。

ただし、ITスキルがあるかどうかによって

習熟に個人差が出てくると思います。

 

なぜITスキルが必要なのかというと、

会計ソフトといってもITソフトなのです。

 

excelだって表計算ソフトだけれでも、

色々な使い方を自分で調べますよね?

 

経理だけに重きを置いている人だと

IT関連として調べないのです。

 

要するにググるという発想がない

という方もいるということです。

 

yahoo知恵袋や総務の森などへ

質問をポストしないということです。

 

経理処理だけを考えると・・・

正直、処理だけで申し上げれば、

出納帳関連だけで処理が可能です。

 

上記の取引画面では、

現金出納帳、預金出納帳、

売掛帳、買掛帳、補助元帳、振替伝票

 

この辺りを駆使すれば完璧な処理が

可能となるのです。

 

以前、弥生会計の操作方法の研修に

参加したとき、かんたん取引入力は

使わない方がいいと説明されました。

 

というのは、わからなくなってしまう

処理になるからとのこと。

 

現在では仕訳プレビューもついていて、

処理の確認ができますので、使っても

問題ない機能だと思います。

 

特に経理が不慣れな方には良いのかも

知れないと思います。

 

 

税理士事務所でも使っている弥生会計

あとは、弥生会計は税理士事務所が

多く導入しているソフトでもあります。

 

というのは、他の会計ソフトに比べて

格段に安く、操作性が分かりやすい、

 

顧問先にも導入しやすいですし、

自分でも導入しやすいのです。

 

何が言いたいのかというと、

税理士事務所からのフォローを

受けることができるのです。

 

市場にあまり知られていないソフトだと

アドバイスしようにもできません。

 

弥生会計を使ってさえいれば、

経理未経験者でも税理士事務所のフォローが

あるので心強いと思います。

 

弥生会計19について

さて、最近弥生会計19がリリースされ、

私のPCにも導入をしてみました。

 

弥生会計19の課題

弥生会計19では平成30年度の所得税の

確定申告に対応しています。

 

来年は、和暦の年号形成と消費税の増税、

軽減税率への対応が必要です。

 

その分のシステム変更に時間がかかり、

修正版のリリースには時間がかかるようです。

 

消費税はオニ処理になる可能性が・・・

消費税については、3種類の区分になりますので、

2019年の10月1日以降は処理に注意が必要です。

 

どうなるのかというと、

消費税10%の区分、軽減税率の8%の区分、

今の現行の8%の区分の3種類です。

 

処理で、上記を間違えると、

消費税の計算が正しくできません。

 

軽減税率の8%と現行の8%は同じ

8%なのですが、実は中身が違います。

 

現行の8%の内訳は、国税が6.3%、地方税1.7%

軽減税率の8%は国税が6.24%、地方税1.74%です。

 

また、5%時代の処理が残っていることを

考えると、4種類に分ける必要もある。

 

現在の弥生会計でもレシート読み込みは

ありますが、これらに対応できるのかは、

 

来年修正版が出されるのでそれをもって

評価することになると思います。

 

弥生会計の知られていない機能

因みに、弥生会計はネットバンキングとの

連携で自動仕訳ができないと思っている人も

多いかもしれません。

 

そうではなく、スマート取引取込から、

WEB上で取込を行うことができます。

この時に自動仕訳も行うことができます。

 

さらには、別料金となりますが、

Misocaというクラウド請求書サービスとも

連携しているので、そちらも取込と自動仕訳

両方を行うことができるのです。

 

弥生会計はITソフトとしての考えを

私が最近思っているのは、

弥生会計はITソフトということです。

 

もはや、経理処理を行うことは当たり前で、

効率性を高めた機能が設置されています。

 

単純な取引や処理であれば、

今までの経理のプロで良かったです。

 

しかし、それではITとAIを使った

効率の良い仕事をすることが不可能です。

 

断言できますが、ただ経理をやっていては、

その仕事はAIに奪われる公算が高いです。

 

経理でもITとAIをうまく使うことで、

経理⇒財務への方針転換をしていかないと

今後は厳しいと思います。

 

財務でもAIに仕事奪われるのでは?と

思われるかもしれませんが、それはちょっと違います。

 

人間が関与して、判断を行う場面が

必要だからです。

 

財務までAIが判断するということになると

経営の方針はもはや人間よりもAIの方が

優れていて、社長はAIでもいいことになります。

 

将来的にはそうなる可能性もありますが、

それは現行ではちょっと難しそうです。

 

経理の人たちは、経理だけでなくITスキルを

磨いて、AIを味方につけた仕事をすることが

今後求められると思います。

 

 


編集後記

今日は資料作成がありますので、

それをやろうかと思います。

 

金曜日なので税理士業務はお休みです。

自分の事業をやろうかなと思います。

 

アフリエイトのブログをやっているのですが、

記事作成に慣れてきました。

 

商材を探すのも面白いですし、

継続できそうです。

 

毎日2記事の更新をしていることと

同じなんですけどね(笑)

 

 

では国際税務の税理士齋藤でした~
それではまた👍

 

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