【社会人向け】他人に期待するのはやめよう。自分がどうしたいのか?どうなりたいのか?で選択は変わる!




銀座数寄屋橋交差点にて撮影!

他人に期待するのはやめよう

新聞、テレビのマスメディアや、

ネットでも会社に長くいる必要はない。

という20代から30代の考えがあると

報道されています。

 

その中で言われてる主張が、

もう会社が面倒を見てくれることは

ないから長くいる必要はないという主張。

 

会社がずっと務めさせてれくれないので

3年くらいでやめるというものです。

このやめるという選択については、

個人の自由ですから私がどうこう言える

立場にはないです。

 

ただ、違和感があるのは・・・

会社が中途でリストラ、終身雇用ができない

といった制度の変化が出てきたから、

3年くらいでやめたいというのは、

ちょっと論理的でないような気がします。

 

また、日本人的だなあと思うのが、

会社が面倒を見てくれないから、

短期間でやめてもいいという思考です。

これも論理的ではないです。

 

逆説的に考えると、

面倒を見てくれれば、一生勤める

ということになってしまいます。

 

私が理解できるのは、ほかに良い給料が

もらえるから転職するという発想までです。

なんか、会社に期待し過ぎな感じがします。

 

なんでも欲しいということではなく、

最初からこんなもんだと思っていれば、

時間の無駄になる批判をせずとも済むと

私は思っています。

 

結局自分自身の選択をどうするのか?

さて、最終的には、自分の選択によります。

しかし、その時の参考としては、

・自分がどうしたいのか?

・自分はどうなりたいのか?

とすると答えが見えてくるはずです。

 

私は少なくとも、上記のことは考えていました。

そのうえで、昨年まで同じところに7年近く

勤めていました。

 

 

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やめようかなと思ったことは何度かあります。

また、自分の市場価値を確かめるために、

転職活動を行ったこともあります。

 

結果として分かったことは、

税理士事務所なんてどこ行ったってブラック、

所長の胸三寸で決まるという現実でした。

 

こうしたことから、他に行っても同じ、

給料も上がらない、むしろ短期的には減る

という可能性がありました。

 

そんなんであれば、転職するよりも

このまま税理士資格とって独立をした方が良いと

考えるようになりました。

 

私が考えていたことは2つです。

・人手不足なので給料が上がるのか?

・早期に独立できる体制なのか?

という2つを考えての転職活動でした。

 

結果としては、上記申し上げた通り、

現実は厳しいものだったのです。

 

勤務でも個人事業主と考えると違うかも

さて、少し話は変わって、

上記の転職活動を行った結果として、

独立ってどういったことなのだろう?

という考えに至りました。

 

その結果として、勤務はしていても、

自分が個人事業主だったらという想定で

働くことに決めました。

 

そうすると、ちょっと違う角度でものごとを

見れるようにはなりました。

大きな枠で言えば、

 

・なぜ売上が上がらないのか?

・なぜただの補助者を雇うのか?

・この人材で成長できるかどうか?

・外観上だけの組織に意味があるのか?

・ITで効率化はできているか?

 

小さなことでは、

・コピー用紙を無駄に使っていないか?

・無駄な書籍を購入していないか?

・ペーパレス化はできているか?

・社員同士の交流はできているのか?

 

大まかに言ってこうしたことを

考えられるようにはなっていきました。

独立の準備ということです。

 

どの会社にいてもできることですが、

基本的な仕事ができないとできない

考え方であると思っています。

 

ここで私が言いたいのは、

長く務めたから仕事ができるわけでは

ありませんが、短い勤務でも仕事が

できるわけではないということです。

 

現状でも、新人一括採用制度の弊害と

ある種のゼネラリスト人材の育成を

まだ行っているから若い人たちの

給料に対する不満を解消できないのかな

と思うのです。

 

即戦力には罠があることも知っておく

一般的に即戦力の方が給料は良いです。

専門職でなければ即戦力でないからです。

スペシャリストということです。

 

ですが、スペシャリスト、いわゆる即戦力には

罠があることも知っておくべきだと思います。

 

罠その1は、スペシャリストとしての仕事しかない

その仕事をのみしかやらないことです。

したがって、その仕事の需要がなくなれば、

他の仕事を見つけないといけない。

 

罠その2は、給料は総じて高い傾向になると

思います。初任給で40万円などといったことです。

こういった方が、自分の分野以外の学習を

するのかどうか?ということです。

 

私だったらしません。

それ以上をもらえる会社がるなら

さっさとまた転職を選択するでしょう。

 

しかし、将来にわたって自分の仕事の需要が

あるという問題点が分からない可能性があります。

 

罠その3は、特にIT界隈では、40代で処理能力が

落ちるので引退になる可能性があります。

 

即戦力といえば聞こえはいいのですが、

仕事の需要と引退、その仕事しかできない

3つの負の遺産を抱えることになる可能性が

あるということです。

 

ただ、ゼネラリストだからと言って、

問題ないわけではありませんが。

 

 


編集後記

今日の日経新聞を見ていたら、

新卒の給料について書いたあったので、

上記のことを書いてみました。

 

給料支給額が国際競争となっていることは

わかるのですが、働く人も賢くならないとな

ということで今日の記事を書いてみたのです。

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。