税理士試験に絶望、でもあきらめなかった!




来年はこのようなスキマを狙っていきたいです!

税理士試験に挑んだ理由

私が税理士試験に挑んだときは、

以下の様な状況でした。

 

1.年齢24歳(うる覚えですが)

2.フリーター(バンド活動やっていた)

3.当然職歴なし!(失うものなし)

4.勉強から遠ざかっている

 

なぜ税理士試験を受けようとしたのか

というと・・・

祖父がやっていたので身近な存在だった

税理士なら食いぱくれはなさそう

ただそれだけです。

 

とにもかくにも、試験に合格しないと

いけないと思っていたのは確かです。

 

1年目は、簿記論、財務諸表論、消費税法

の3科目をやってすべて撃沈

2年目は、簿記論と財務諸表論で、

財務諸表論だけ合格

 

3年目は、簿記論と消費税法で2つとも

合格して、4、5年目は法人税法で、

5年目に合格でした。

その後、相続税法を4回受験して

ようやく官報です。

 

合計9年ですか・・・

結構かかったなという感じです。

 

 

 

簿記論2回落ちた時の絶望感

24~26歳までは、税理士試験に専念でした。

それにも関わらず、3科目だけの合格。

簿記論を2回続けて落ちたときは

相当絶望感に襲われたのを覚えています。

 

それに、当時リーマンショックも襲って

超不況時代に突入していて、

就職できるんかいなという状態。

 

それでも、専念でやっていました。

26歳で財務諸表論だけをもって

最初の税理士事務所に就職し、

就職した年に簿記論と消費税法に合格

という流れでした。

 

最初の税理士事務所は、

社会保険なし(雇用保険はあった)

基本給15万円(調整給与という不明なものあり)

で手取り17万円くらいでした。

 

科目が3科目になったので、

さすがに社会保険くらいはと感じたこと

記帳代行が主だったこと、

ローテーションの仕事だけだったこと

 

所長が70歳くらいで、頑固、突然キレる

所長の奥さんも税理士で一緒にやっている

というあんまり居たくないなという

ことで法人税の勉強のためと言って

10カ月で退職をしました。

 

 

 

あきらめないから合格できる

私に転機が訪れたかなと思ったのは

消費税法の試験を受けた時です。

本試験では、簡易課税が10年くらい

出ていない状態でした。

 

試験専念3年目ですので、どうしても

結果が欲しかったのですが、

プレッシャーになったのか、

本試験5日前に謎の腹痛でダウン

消費税法の成績も予備校で30%に

入っていませんでした。

 

それでも、あきらめずに、ほぼ根性で

体調を回復させたのが本試験の

2日前だったと思います。

 

理論は全部回す、計算は原則と簡易を

それぞれ一個ずつ解くということで

やっていました。

 

そうしたところ、計算で簡易課税が

出題されました。10年くらいの

封印があったにも関わらずです。

かなり私の心は折れていたのですが、

 

当時は開始後1時間で受験会場から

出ていいことになっていたので、

受験生が半分近くいなくなりました。

それを見た私の心は持ちなして、

計算と理論に向き合えたのを

覚えています。

 

何が言いたいのかというと、

本試験では、何が起こるかわからない

ということです。

なので、最後まであきらめない

ことが合格するための第一条件

だと思うのです。

 

 

まとめ

さて、私の恥さらしな経歴なのですが、

こんな私でも官報まで行けました。

当然運もありました。

 

ただ、最後まであきらめないという

気持ちだけは持っていました。

確か、消費税法の合格した年の

翌年に東日本大震災が起きたと

思います。

 

その時に、当時の勤め先だった

蒲田から新宿の自宅まで歩きで

帰りました。

かなりつらかったのですが、

消費税法を受けた時の方が

もっとつらかったです。

 

当時の私としては、それくらい

心理的プレッシャーがありましたし、

それくらい自分を追い込んでいました。

要は人生を賭けるということです。

 

そういった気持ちにまでならないと

私の場合には、最後まで行きませんでした。

税理士受験生の中で、人生を賭けてまで

試験に向き合っている方がどれくらいかは

分かりませんが、

 

なかなか合格しないという方は

自分の人生を賭けられるくらい

やってみてはいかがでしょうか?

でも体調には気を付けて!

 

 


編集後記

今日は今年最後の仕事になります。

お客様への訪問です。

ようやく処理が追いつきました。

これで決算を無事やれそうです。

 

来年は私も色々変わります。

・一般社団法人の設立(理事になる)

・司法書士試験の開始(2019年合格目標)

・税理士の仕事は選ぶ

・税理士としてのブランド確立

・2017年1月上旬までに自分の確定申告書を
提出する

これをやっていこうかと思います。

 

司法書士学習日記

12/27までに民法の契約の効果帰属要件

効果発生要件まで完了です。

来年度にユーキャンの司法書士講座で

2018年合格を目指していきます。

 

本当にユーキャンで合格できるのか?

いまだ未知数ですがやってみたいと

思います。

 

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。