このソフトの一番の改善点は、
次年度更新のときは必ずCDになる
というところです。
法人税全集とは?
法人税全集とは、
パーソナルメディア株式会社という
会社が出している申告ソフトです。
値段は・・・
導入初年度が84,240円
次年度への更新は34,560円
となっています。
法人税全集とはなっていますが、
消費税の申告書も内蔵されています。
使い方は、申告書間の連動はしますが、
すべて手入力になります。
別表16でさえです。
ちなみに、固定資産管理については
減価償却ソフトはついてません。
弥生会計などの会計ソフトで代用です。
すべて手入力となる意味
すべて手入力となることは、
時間がかかりますし、不安もでます。
私というか、現在の税理士のほとんどは
別表16を手入力ということはないでしょう。
私は、このソフトを使ってみた時、
愕然としました。
別表16ってどうやって書くのか?
ということです。
ですので、前年の申告書を出して
記載項目を確認しながら作成しました。
慣れるとなんてことはないのですが、
初めはびっくりしました。
この様に、最近の申告ソフトとしては
恐らく手入力部分が一番かかるのですが、
申告ソフト市場で、かつ、税理士が使う
申告ソフトとしては、一番安いはずです。
使っている理由と効率化
では、このソフトを使っている理由は?
というと・・・
安さももちろんですが、余計な機能は
一切省いて申告ソフトのみに特化
している点です。
他のソフトの嫌なところは、申告ソフトと
電子申告するためだけのソフトが別に
なっており、別料金というところが
嫌なのです。
税理士業界で有名なのが達人シリーズ
なのですが、最初は、通常の申告ソフト
だけで電子申告と顧客管理ができていた
のにも関わらず、別売りにされました。
つまり、3つに分けられたのです。
通常の申告ソフト、電子申告ソフト
顧客管理ソフトといった具合です。
名目は、マイナンバーができたから
そのためのセキュリティ対策を強化
したソフトにしたからとのこと。
ちょっと良くわかりませんでした。
この様なことがあったので、
独立する際に色々申告ソフトを
見てみたところ、法人税全集という
ソフトに出会って使っています。
まとめ
法人税全集自体の使いにくさはあります。
代理権限証書はe-taxソフトで別に作成
して送付するデータに追加添付しないと
いけない。
前年度のデータでしか、消費税の
予定納税申告書を作れないとかが
あったりします。
正直なれました。
ただ、この値段で内訳書、概況、
届出書や申請書一式すべてついて
いるので達人よりも2年目以降の
コストパフォーマンスがいいです。
こちらで体験ダウンロードできます。
試してみたい方はどうぞ!
編集後記
昨日は、東京青税の立論資料の作成を
行いました。
つい最近行政法の勉強を独学でしている
のですが、その視点からのことを
追加できたので、役立っています。
それから、今後ブログには、私の主張を
書いた税務記事しか掲載しないように
します。
通常の税務記事をご覧になりたい方は、
アクセスをお願いします。
現状としては毎日、税務記事をアップ
予定です。
Facebook,google+,twitterやっていますので、
フォローをお願い致します。
(フォロー返します!)