【税理士業】ChatGPTは何に使えるのか?
こんにちは!
税理士・行政書士の齋藤幸生です!
今回は・・・
税理士業におけるChatGPT
の使い方を考えます。
それでは、スタートです!!
調べものの初期段階で使う
ChatGPTの特性として
ネット情報をまとめてくれること
があります。
税理士業で調べることは
税務関係についてです。
国税庁サイトの解説は役に
経つことがありますが
国税庁サイトの問題点として
どこに書いているのかを特定する
作業が必要です。
ChatGPTではそのような
必要はなく
調べたい対象と国税庁で
調べることでまとめてくれます。
基本的にはサイトの内容を
まとめてくれるのですが
まとめられたサイトのURLも
表示してくれるため
裏を取ることができます。
試しにBingのチャットにて
事業所得 必要経費 国税庁
で調べてみました。
1⃣などの番号をクリック
することで国税庁の参考された
記事に移ることが可能です。
税理士事務所に雇い入れた
新人が調べものをするときにも
使えると思います。
税務をまったく知らない新人は
そもそも税務をどうやって
調べたらよいのかがわかりません。
私は勤務時代に新人教育をして
いたことがあり
新人からどうやって調べたら
よいのかという質問を受けた
ことがあります。
調べ方がわからないため
実務書のどの部分を確認する
必要があるのかがわからないし
検索でもどうやって検索を
したら良いのかがわからない
というわけです。
ChatGPTであれば
わからないなりに検索して
対象の国税庁の記事まで
行くことが可能になると
考えます。
このことはネットでは
検索力が必要になるという
前提が崩れることになります。
今までは一定の基礎知識を
持たないと検索力を発揮できない
状況が続いていました。
しかし、ChatGPTの力を借りて
誰でもある程度の回答まで
行くことができることになって
いくと考えます。
データを扱う方法について調べる
近年税理士業務ではデータを
扱うことが多くなっていると
思います。
エクセル、PDF、画像など
記帳代行を行うときには
必需品になっています。
月次、年次ではある程度の
経営分析を行っている
というケースもありますね。
分析を行うには会計ソフトで
できること、できないことが
あると思います。
弥生会計では5期比較とか
ABC分析、CVP分析があります。
しかし、移動年経表などを
作成する場合にはエクセルに
頼らざるを得ないと思います。
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データでは数字が前提になり
数字だけだとわかりにくいため
グラフにもする必要があると
考えます。
さて、こういった場合のデータの
加工を何も見ることなしに
作成することができるか
というとできないと思います。
このようなデータの加工をする
場合にもChatGPTの力を
借りることができます。
こんな感じで検索できました。
表示させていませんが
実はYoutubeの動画も検索されて
きたのは驚きでした。
ChatGPTを使う時のポイント
ChatGPTを使う時のポイントは
大きく分けて3つあります。
①生成AIによる文章であること
②検索範囲を絞っていくこと
③情報の裏を取ること
「生成AIによる文章であること」
はAIが自動的に文章を作成するため
おかしなことを伝えてくることが
あるという点です。
先ほどのグラフの検索では
最後の文面が
エクセルで棒グラフと折れ線グラフを重ねて作成する方法について、詳しくは国税庁のウェブサイトをご覧ください。
として締めくくっています。
一般的な認識では国税庁が
エクセルのグラフの作成方法を
解説しているわけないです。
検索範囲は広い→狭い
にする必要があると思います。
ChatGPTで調べていくと
もうちょっと簡単な方法は
ないかな?と思うことがあります。
このような場合には
ある部分を除いて表示してください
といった検索方法が必要です。
要するに、知りたいことを検索し
大枠がわかったところで
知りたい対象を狭くしていく
ということです。
ChatGPTはネットの情報を
基に回答を行います。
通常の検索と同様に
情報の裏を取ることは必要です。
編集後記
ChatGPTはオープンAIと
bingが日本では使われている
と思います。
bingはEdgeで使うため
完全無料になりますが
オープンAIは無料版と
有料版があるようです。
エンジニアでもない限りは
bingで足りるのではないかと
考えます。
では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!
それでは、また!
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
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