楽天証券でつみたてNISAをしている税理士が楽天証券のつみたてNISAを解説

楽天証券 つみたてNISA




楽天証券でつみたてNISAをしている税理士が楽天証券のつみたてNISAを解説

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

楽天証券でつみたてNISAをする

場合の解説記事です。

 

それでは、スタートです!!

 

楽天証券のつみたてNISAのメリット

楽天証券のつみたてNISAの

メリットは次の通りです。

 

①楽天キャッシュ、楽天カードクレジット決済でポイントが貯まる

②ポイントでつみたてができる

③各商品100円以上から気軽に積立てることができる

 

楽天キャッシュや楽天クレジット

カード決済のポイント還元は

次の通りです。

 

項目 楽天キャッシュ 楽天カードクレジットカード決済
設定可能上限額 月5万円 月5万円
ポイント還元率 楽天カードからのチャージ額に対して一律0.5% 積立金額0.2%又は1.0%(投資信託よって異なる)
つみたて指定日 毎月1日~28日から選択可能 毎月1日、8日(選択不可)
ポイント投資・SPU 対象 対象

 

SPUとは

スーパーポイントアップ

の略称になります。

 

つまり、つみたてNISAでも

SPUの対象になるという意味です。

 

ポイントでつみたてとは

楽天ポイントを使って

投資ができる仕組みです。

 

SPUとの関係ではSPUを

達成するためにはポイント投資が

条件になっています。

 

購入の最小単位は100円からです。

よく比較されるSBI証券とも同じ

金額になります。

 

100円は投資効果はあまり

ないため初めての投資に慣れる

段階で使ってみるとよいです。

 

 

2024年(令和6年)から変わるのにつみたてNISA意味ある?

2024年からNISAは非課税期間が

無制限になる予定です。

(2023年1月4日時点で国会の可決が
ないため、上記の表現にしています。)

 

そのため、2024年から始めても

良いと考える疑問が出てきます。

 

私の考えは2023年の1年分でも

上限の40万円まで投資しておく

とよいと考えています。

 

上場株式への税率は20.315%

になります。

 

現行のつみたてNISAは投資信託

の運用益(値上がり)に対して

非課税であることを考えると

 

値上がり×20.315%分の税金は

かからない計算になります。

 

これが一つ目の理由になります。

 

 

 

二つ目の理由は

非課税期間中まで保有していて

OKになるからです。

 

令和5年税制改正大綱では

現行のつみたてNISAについては、令和5年末で買い付けを終了することとするが、非課税口座内にある商品については、新しい制度における非課税限度額の枠外で、現行の取り扱いを継続する。

とあります。

 

この意味は、2023年で現行の

つみたてNISAで投資信託は

購入できないことになりますが

 

非課税期間は2024年のNISAとは

別口で残しますよと解釈可能です。

 

従って、2023年に40万円まで

投資信託を購入して非課税期間

を持ち続けていればその間の

運用益も非課税になると考えます。

 

言い換えると40万円投資しておき

そのままずっと放っておいても

非課税は継続するわけです。

 

因みに初期投資額40万円で

運用利回り年3%、つみたて期間

20年で試算してみたところ

20年後には728,302円になりました。

 

20年で328,302円を増やすことでき

1年あたり約17,000円増やすことが

できる計算になります。

 

楽天証券でつみたてNISAをする商品はどれがよい?

つみたてNISAをする場合の

事前の考え方は次の通りです。

 

①長期運用を考えておく

②余るお金で投資をする

③短期で売買しない

 

つみたてNISAは購入する商品が

投資信託になります。

 

投資信託への投資の基本は

短期で売買せずに長期運用を

することで運用益を狙う投資

手法になります。

 

そもそも株式も同じ考え方が

一般的です。

 

次に商品を選択するときの

基本となる考え方は次のとおりです。

 

①管理費用は利率が低く、買付手数料がない商品にする

②純資産はなるべく高いものを選ぶ

③長期で運用できているファンドを選ぶ

④運用成績が右肩上がりのファンドを選ぶ

⑤ファンドで扱っている商品が多いほどよい

 

上記に見合ったものを楽天証券

であれば2023年1月4日現在で

184件の中から見つけることに

なるわけです。

 

最後に商品を選択する商品として

投資信託ではパッシブファンド

から選択することをお勧めします。

 

投資信託ではアクティブと

パッシブがあります。

 

アクティブは目標としている

指標を上回る成果上げるファンド

 

パッシブとは目標となる指標に

連動して運用するファンドです。

 

基本的にはパッシブの方が

アクティブよりも運用益が

出ている統計となっているため

パッシブを選択することが

一般的です。

 

このためパッシブの商品を

選択するときにトラッキングエラー

という指標を確認することがあります。

 

トラッキングエラーとは

目標としている市場との乖離

のことです。

 

パッシブの商品は目標として

いる指標に連動するように

運用しているため

 

目標としている指標にどれだけ

連動できているのは重要になります。

 

例えば、日経平均株価を指標に

しているパッシブの商品であれば

日経平均株価に忠実に連動して

いることが良いことになります。

 

しかし、2022年に始まった

ウクライナ戦争にて世界の金融

政策の大転換などが起こると

 

株式市場で影響が大きくでるため

トラッキングエラーが大きくなる

ことがあります。

 

こういったことを加味して

トラッキングエラーを確認する

必要はあるものと考えます。

 

 


編集後記

投資は無理して行うことは

ありません。

 

お金に余裕がなければやらなく

でもなんの問題もありません。

 

ただ将来のためにお金を貯めて

おきたいといった場合には

つみたてNISAを始めてもよいと

私は考えています。

 

なぜなら銀行預金の金利に比べて

年間の運用リターンが高いからです。

 

しかも月々少額からのお金で

投資することが可能です。

 

銀行預金の金利で高い商品だと

定期預金になります。

 

100万円以上の定期預金が必要

といった前提条件があるため

そもそも選択できないと思います。

 

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。