都税の証明等のスマート申請とは?

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都税の証明等のスマート申請とは?

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

都税の証明等のスマート申請

についてまとめた記事です。

 

それでは、スタートです!!

 

都税の証明等のスマート申請とは?

東京都主税局のサイトにて

都税の証明書等の申請手続きを

スマホで行うことができる

ようになりました。

 

今までは

東京共同電子申請・届出サービス(共同申請)

にて電子申請をすることで

証明書等を取得できました。

 

近年、税金の納付などが

スマホアプリで電子納付できる

といった対策が行われています。

 

スマホで申請することできる

ようにしたというわけです。

 

 

スマート申請の料金など

スマート申請の料金は

証明書の発行料金などになります。

 

基本的な証明書の料金:1科目、1通につき400円

土地家屋名寄帳のみ、所有者ごとに300円

 

上記以外に証明書を郵送するため

郵送料がかかります。

 

こちらは発行する証明書の数

によって異なります。

 

料金の支払い方法は

クレジットカードのみです。

 

 

 

申請ができる人は

①個人:本人のみ(代理人や相続人等の申請はできません。)

②法人:法人の代表者のみ(別途本人確認情報が必要。)

 

申請に必要なもの

①マイナンバーカード(署名用電子証明書暗証番号が必要)

②クレジットカード(VISA、Mastecard、American Express、JCB、Diners Club)

③スマホとGraffer電子証明アプリ

④登記情報提供サービスから取得した商業・法人登記情報の「紹介番号」「発行番号」(法人のみ)

 

申請できる証明類

①納税証明

②滞納処分を受けたことがないことの証明

③酒類製造販売の免許申請のための証明

④23区内の土地・家屋名寄帳

⑤23区内の固定資産評価証明

⑥23区内の固定資産関係証明

 

 

 

スマート申請の課題

スマート申請の課題は証明書類を

都税からの郵送になる点です。

 

国税では納税証明書はPDFの

電子データ発行ができます。

 

PDFで発行ができないことで

迅速な対応ができていません。

 

もう一つの課題は

Graffer電子署名アプリです。

 

APPストアで探してみたところ

評価は☆2になっています。

 

レビューを確認してみると

操作説明が不足しているとか

 

操作がループしてしまうとか

といったネガティブな評価が

多いようです。

 

ただ使うことができれば

転居届が迅速にできたという

ことがあった模様です。

 

課題はUIの問題点を評価レビュー

で指摘されているにも関わらず

運営者が放置していることです。

 

本来、評価やレビューは

ユーザーの利便性を向上させる

重要なものなのですが

 

一切無視になっているため

今後のアプリ修正が行われない

可能性があります。

 

以上の2点の課題をまずは

克服する必要があります。

 

 


編集後記

証明書の取得がスマホでできる

というのは利便性が向上する

という意味にならないことがあります。

 

そもそも証明書が必要な場面は

融資を受けるときです。

 

いきなり必要になることは

あまりないとは思いますが

 

取得期間に時間がかかるのが

問題かなと思います。

 

窓口に行って申請すればすぐに

証明書を入手できることを

考えるとデータ取得ができる

ようにしておく必要はあると思います。

 

 

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。