個人事業主のファイナンスの考え方
こんにちは!
税理士・行政書士の齋藤幸生です!
今回は・・・
個人人事業主のファイナンス
についてまとめた記事です。
それでは、スタートです!!
個人事業主のファイナンスとは
個人事業主のファイナンスでは
収入と支出について考えます。
個人事業主の収入は事業収入です。
個人事業主の支出は事業経費と
生活費に分類されます。
さらに老後設計を考えると
公的年金の収入や病気への備え
についても考慮に入れる必要が
あることになります。
基本的には収入が事業収入だけ
になる可能性が高いので
リスクヘッジも考えておきます。
例えば、長期投資でお金に働いて
もらうといったことも必要です。
以上を踏まえて収支バランスを
考えていきます。
個人事業主の収支バランスとは
個人事業主の収支バランスを
考えるためには事業収入を
どのように使うのかを考えます。
融資をしないことを前提にすれば
事業収入を事業経費と生活費に
すべて使ったとしても問題は
ないことになります。
しかし、将来のことを考えると
ある程度のお金を貯めておくとか
老後資金のためのお金は必要です。
収支バランスを考えるにあたり
支出の管理や計画が重要になります。
私も個人事業主であり
私がやっていることをまとめると
次のような計画をしています。
まずは売上計画を立てます。
来年あるであろう売上を数字にして
使えるお金のMAXを確認できるよう
エクセルにまとめるようにしています。
事業経費は今年の事業経費を基に
計画を立てていきます。
さらに生活費や老後設計に
必要な投資などを考えます。
生活費は衣食住の月の平均を
基に計算を行います。
そして、投資などの計画も
行っていきます。
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個人事業主になって6年間
考えてきた結論を申し上げると
大きなお金を残すためには
大きなお金が必要です。
結果、現在できうるであろう
投資などをできる限りやっています。
例えば、つみたてNISAやiDeCoで
長期投資を行い、非課税枠の活用
所得控除でタックスプランニングを
行います。
個人事業主は退職金が存在しないので
小規模企業共済に加入して
退職金の代わりになるものを用意します。
こちらは所得税では所得控除になり
第二の経費として控除が可能です。
さらに少額ではありますが
S&Pの投資信託につみたて投資も
行うようにしました。
こうすることでもうちょっと
お金が必要だと判断できるため
仕事をより受注するための
計画も行っています。
最後に計画書に落とし込んで
その通りに実行することも
大切なことです。
個人事業主がお金を残すための方法
個人事業主がお金を残すため
にはある程度のまとまったお金が
必要になります。
金融庁では
「資産運用シュミレーション」
があります。
これは毎月の積立金額と
想定利回りと積立期間を設定して
最終的な積立金額を計算できます。
こちらで次のような条件で
老後資金2,000万円になるように
設定してみました。
・毎月の積立金額6万円
・想定利回り3%
・積立期間20年
以上で計算すると
19,698,120円になりました。
これでは少ないと考えるので
あれば積立金額を増やすとか
想定利回りがもっとよい商品に
するとか
積立期間をもっと長くするとか
といったことが計画になります。
最もやりやすい方法は
大きなお金を最初から投入して
運用してしまう方法になります。
しかし、個人事業主の場合には
引退は基本的にありません。
個人事業主として活動できる
であろう年数を積立期間として
積み立てるという計画でも
十分お金を残す計画はできる
と考えます。
まずはつみたてNISAで運用して
投資に慣れてから次の段階として
長期投資を始めてみると
お金に働いてもらいお金を
増やすイメージが出来上がると
思います。
編集後記
個人事業主が投資を始める場合
事業収入が安定してから始める
というのが基本だと思います。
つみたてNISAは毎月の積立額を
調整することはできますが
無理して投資する必要はないからです。
余るであろうお金を元手に
投資をしてお金を増やすという
基本が大切だと思います。
では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!
それでは、また!
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
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