会社の資金繰りを良くすること3選

資金繰り お金を増やす




会社の資金繰りを良くすること3選

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

資金繰りを良くすることを3つに

限定して解説します。

 

それでは、スタートです!!

 

資金繰りを良くすること3選

早速、結論を申し上げます。

①業績を黒字にすること

②法人税を支払うこと

③節税対策で余計な出費をしないこと

 

資金繰りを良くする最初の

前提条件は黒字で継続することです。

 

銀行からの借入金が全くない

会社を前提にすると黒字企業は

 

収入>支出という状況に

基本的になります。

 

法人税を支払うことも

前提条件です。

 

法人は黒字であれば必ず

法人税を支払います。

 

ですから法人税を支払わない

ということはできないです。

 

法人税を支払うことを前提にすると

節税対策になります。

 

経費を使うことで利益圧縮できますが

その分、お金を使うことになります。

 

使ったお金がそのままリターン

しないです。

 

節税対策をしても法人税をゼロに

することはできません。

 

余計なお金を使わないこと

上記3つを極限までまとめると

「お金を使わないこと」になります。

 

資金繰りは収支計算ですが

法人の決算は損益計算です。

 

損益計算ではお金の支出が

そのまま反映されるわけではなく

 

一部反映されないことが

あります。

 

例えば、銀行からの融資は

資金が増えますが損益計算には

影響しません。

 

固定資産の購入はお金は減りますが

一括で経費にはなりません。

 

こちらは減価償却費にて

各事業年度で経費になります。

 

 

 

これらを総合すると

その事業年度に稼いだお金と

 

同じお金を使う計画を立てれば

絶対に会社は倒産しません。

 

イメージとするなら

収入=支出になります。

 

入金されたお金と支出した

お金が同じであれば絶対に

倒産しないことになります。

 

このような使い方をするためには

管理が大切になります。

 

その月でいくらお金が入ってきて

お金が出ていくのか

 

その差額でお金は余るのか

減るのかを確認しないと

判断はできません。

 

税金はお金を増やすコスト

私は税金がお金を増やすコスト

と考えています。

 

具体的に考えてみましょう!!

利益が1,000万円出たとして

法人税率が30%だとしたら

 

300万円が法人税で700万円が

利益になります。

 

収支計算上では700万円が残る

計算になります。

 

しかし節税対策で300万円を

使ったとします。

 

経費が300万円増えるので

利益は700万円になります。

 

法人税率が30%だとしたら

210万円になります。

 

黒字は490万円になり

収支計算上では490万円残ります。

 

では結果を比較しましょう!!

節税対策をしない場合は700万円

節税対策をした場合490万円

になります。

 

節税対策をした分だけお金が

減ったことがわかります。

 

お金を残したいのなら

節税対策でお金を使う方法では

お金が減る結果だけになります。

 

 


編集後記

私も節税対策は行っています。

次のことをしています。

 

iDeCo、生命保険、小規模企業共済

になります。

 

これは税制上の所得控除になり

将来ある程度のお金が戻って来る

ものに対してお金を支払っています。

 

さらに秋口には来年の事業計画を

まとめて収入を保守的に見積

経費の見積も終えています。

 

そして実績と比較してどうなるのかを

比較することで管理ができます。

 

お金の配分が完成する

ということになります。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。