資金繰り改善で必要なこと3選
こんにちは!
税理士・行政書士の齋藤幸生です!
今回は・・・
資金繰り改善で必要なこと3選です。
それでは、スタートです!!
資金繰り改善で必要なこと3選
資金繰り改善で必要なことは
次の3つを改善することです。
①自己資本
②利益
③年間返済金額
自己資本は当社の貸借対照表の
純資産を改善することです。
利益は当社の損益計算書の
税引後当期純損益金額を
改善することです。
年間返済金額は融資の返済
金額を見直すことです。
当社の利益を改善したときに起こること
自己資本と利益は利益を改善
することで可能となります。
自己資本の構成要素は
資本金と現在までの利益です。
とどのつまり資本金を増やすか
利益を増やすかになります。
資本金を増やすためにはお金が
必要になるので無尽蔵にお金が
ある場合でなければ
現実的には利益を増やして
自己資本を改善することになります。
利益は損益計算書の法人税を引いた
あとの利益を増やすことです。
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利益を増やす改善をすることで
起こることは次の2つになります。
自己資本と自己資本比率が改善
することになります。
これにより銀行の格付けに影響が
あることになります。
一般的には自己資本比率10%以上
を目指し最終的には30%以上にします。
利益を改善することで年間で
融資を返済する能力が増えます。
返済する力の計算方法は
融資の年間の返済額÷フリーキャッシュフロー
で計算される年数になります。
こちらは10年以下になるようにする
というのが当面の目標になります。
融資の組み換えを行うことで起こること
以上のように利益を改善することで
自己資本と利益を改善します。
同時並行して融資の組み換えをします。
理由は年間の返済金額をなだらかに
することが目的です。
例えば、年間の返済金額が600万円
だとしたら税引後の利益で最低
600万円が必要になります。
というのは収支計算で考えると
収入は売上だけで
支出は経費+返済金額です。
損益計算上では返済金額は経費に
ならないので収支計算で考えます。
利益を改善して年間の返済金額を
自社が稼ぐことができる利益以下に
改善することで資金繰りは改善して
いくことになります。
編集後記
今回の内容をものすごくざっくり
した言葉で申し上げると
黒字の金額を増やしましょう!
年間の返済金額を減らしましょう!
ということになります。
資金繰りがうまくいかない理由は
お金が貯まらない常態になります。
したがって、お金が貯まらない
状況を改善する必要がある
ということになります。
では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!
それでは、また!
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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
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