令和4年度(第72回)税理士試験まであと2週間!この期間にやっていたこと

令和4年度(第72回)税理士試験




令和4年度(第72回)税理士試験まであと2週間!この期間にやっていたこと

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

税理士試験までの2週間でやっていた

ことを私が受験した科目に分けて

まとめた記事です。

 

それでは、スタートです!!

 

簿記論・財務諸表論

簿記論は次のことをやっていました。

①第1問から第3問まで60分で回答する練習(残りはすべて回答しきるまで回答)

②答練期分の基礎を固めることができる問題をひたすら回答

③第3問形式について問題文には書き込まずに白紙の紙に回答につながる部分を書いて仕訳

④第3問形式の集計対策のため、答練期の第3問形式をT勘定のみで回答の練習

 

残り2週間であったとしても

基礎を固めて落とさない練習を

中心にしていました。

 

特に試験時間が2時間にもかかわらず

半分にして全体を回答すると簡単な

問題を見つける目を養うことができます。

 

そして簡単な問題を取りこぼしなく

正解を回答することで点数を

稼ぐことが可能です。

 

簿記論は難しい問題よりも

簡単な問題、中くらいの問題まで

回答できれば50点くらい行くので

十分合格圏に入って来ると思います。

 

財務諸表論は次のことをやっていました。

①ひたすら理論の暗記

②ひたすら総合問題を回答する

③計算問題の回答する順番を体に身に着けさせる

 

財務諸表論は理論と計算の点数を

効果的にとる必要があります。

 

理想は理論35点、計算40点です。

 

言い換えると理論の点数を35点

以上にすることができれば

合格圏に入って来ると思います。

 

理論は本試験の出題すべてに

回答しますがすべて正解しなくとも

合格することはできます。

 

理論での失点を防ぐことができて

計算で40点近く得点するように

ミス防止、理論の回答ができるように

なっておくやり方です。

 

計算は回答する順番が大切です。

恐らく、注記表を埋め始める順番で

回答するのがスタンダードだと

思います。

 

計算の難易度は

書くだけが最も優しいので

 

一番優しく、効率的に点数を

取ることができるところから

回答できる練習をやります。

 

 

法人税・消費税・相続税

私が税法科目で共通していた

やり方は次の方法です。

①理論について
・条文を暗記して詰め込む
・事例と応用の柱あげが回答できるように練習
・消費税と相続税は試験範囲をすべて暗記
・試験日の3日前には理論を1つは書く練習(条文はなんでもよい)

②計算について
・時間を30分で回答する練習(回答できない部分はすべて回答しきるまで回答)
・問題はコピーして回答に必要な部分のみチェックして回答
・最終的に本試験で使う計算パターンを練習

 

私の受験経験の結果としては

税法の理論は覚えたほうが

回答が早いということです。

 

規定をそのまま問われると

暗記の精度の問題になる可能性が

あります。

 

さっさと回答して本試験の時間を

余らせる必要があります。

 

事例は問題によるので手元にある

教材で対応できるところまでで

大丈夫です。

 

応用理論のように横断的な

回答を求められる場合に

対応できるように練習します。

 

計算は簿記論と同じ考えです。

 

時間短縮で簡単な問題をまずは

回答してベースとなる点数を稼いで

 

中くらいの難易度の問題で

フィニッシュできるように練習する

ということになります。

 

 

最後の科目になっていない場合の

理想の点数は理論35点、計算40点で

合格圏になることができます。

 

最後の科目だと国税庁が官報調整で

2.2%~2.7%くらいに合格率を

調整する措置が加わります。

 

絶対に合格したい場合には

理論40点以上、計算40点以上

合計で80点以上を目安にすると

すっきり合格できます。

 

私は相続税法を最後にしまして

回答を本試験後にすぐに復元して

80点超になってようやく合格しました。

 

法人税で80点超を取ることは

ちょっと難しいでしょうが

 

消費税と相続税は本試験であっても

いけますので最後の科目の方は

チャレンジしてほしいです。

 

試験当日のコロナ対策がある

2022年7月20日時点のコロナ

感染者数が15万人以上に

なっている状況です。

 

2022年5月9日には国税庁から

コロナの注意事項が公表されています。

 

特に注意したいことは

本試験の当日にサーモグラフィーで

熱検査をするようです。

 

37.5度以上熱があると入出拒否される

可能性があります。

 

咳を繰り返すなどの症状がみられる

場合にも受験を拒否又は停止する

ということがあります。

 

マスクは配布しないそうなので

各自で用意する必要があります。

 

3枚くらいは持参したほうが

よいと思います。

 

試験室内は窓を開けるといった

換気が行われるようなので

 

服装は暑い場合と寒い場合の

両方に対応できる用意をするのが

よいかと思います。

 

 


編集後記

今まさに生みの苦しみで復習を

繰り返している時だと思います。

 

最終的には本試験が自分に合うか

どうかの運次第くらいの考えに

落ち着くと精神的には楽です。

 

それと基礎項目はどれかが

出題されます。

 

出題されたときに簡単なものは

必ず正解を回答できるように

練習するのが現在の学習だと思います。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。