税金のことをネット検索するときの注意点と検索力について税理士・行政書士が解説




税金のことをネット検索するときの注意点と検索力について税理士・行政書士が解説

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

税金のことをネット検索するときの注意点と

検索力について税理士・行政書士が解説します。

 

それでは、スタートです!!

 

税金のことをネット検索するときの注意点とは?

税金のことをネット検索するときの

注意点とは

 

①税目を意識する

②なるべく専門用語を使う

③税金の計算体系を知っておく

です。

 

税目は最も大切な検索ワードです。

 

例えば、個人事業主で経費について

調べたい場合で、なんの知識もないと

 

税金 費用でGoogleなどで検索すると

思います。

 

これだとどういった税金の費用について

知りたいのかわからないので

会計上の経費についても検索でヒットし

検索からさらに探すことになります。

 

Googleでは検索ページの下部に

こういったことも調べている

人がいますよというメッセージと共に

 

検索ワードが載ってくるような

仕様になっていますが

 

Googleが提案する検索ワードに

入っていないと時間をかけて調べる

といったことになります。

 

検索ではなるべく専門用語を

使うことが望ましいです。

 

というのは税金は法律などによって

定められています。

 

法律に定めがないことは実務上の

取扱いがあります。

 

検索で知りたいことを知るためには

法律→通達(国の指針)→実務上の取扱い

といったように区分けすることができます。

 

実務上の取り扱いは法律や通達を基に

記事が構成されている可能性があるので

専門用語を使った検索で探す方が

時間がかかりません。

 

税金の計算体系を知っておくことも

検索するときに大切です。

 

例えば、個人で家を売ったときの税金を

検索したときに

 

家 売却 税金といったように検索を

すると思います。

 

これでもある程度は検索に引っかかると

思われますがざっくり過ぎるわけです。

 

家を売ったときの売却収入の税金の

取扱い全体を知りたいのか

 

売却収入から引くことができる

費用について知りたいのかわかりません。

 

計算体系を知っておくと

知りたいことにフォーカスした

検索を行うことが可能になります。

 

 

税金のことをネット検索するときの検索力とは?

初めに検索での注意点を申し上げたのは

検索力に影響するからです。

 

私が思う検索力とは知りたいことを

知るための検索ができるかどうか

ということになります。

 

なぜ税理士が簡単に国税庁の税金の

取扱いのページを検索できて知ることが

できるのかというと

 

先ほど申し上げた検索するときの注意点を

しっかり守っているからです。

 

注意点を守っていると

探す時間は短時間になります。

 

言い換えると検索力がある人が

検索を行うと知りたいことを知れて

 

検索の中でさらに探す手間が

省かれるということですね。

 

 

 

税金は分かりにくいと思いますが

体系的な計算方法があります。

 

法律も体系的になっていて

法律を読んで解釈を行います。

 

通達は国の解釈が書いてあり

通達の通りにやっておけば

基本的には問題はでません。

 

検索を行う時に税金計算上で

不正なことを調べようとすると

 

不正なことをした場合の取扱いが

多く検索ページに表示されると思います。

 

これも当たり前です。

 

不正なことを全世界に発信することは

普通の考えの人ならしません。

 

むしろ専門家であればあるほど

そんな発信はしないのです。

 

不正なことを検索する人は

検索力が低いと思います。

 

 

基礎的な知識が不足していると検索できません

検索するときにうまく検索できない場合

基礎的な知識が不足しています。

 

うまく検索できないとは

知りたい情報を検索によって

得られない状態です。

 

そもそも検索の方法が間違っている

私が申し上げた検索するときの注意点を

守っていないのです。

 

最低限、税目は設定しないと

知りたい情報までアクセスできません。

 

税金における最低限の知識とは

税目になります。

 

例えば、法人で費用のことを知りたいのに

税金 費用で検索しても知りたい内容に

なかなかたどり着くことができません。

 

上記のことを分かりやすく申し上げると

どこかに行きたいと思ったときに

 

移動手段として、公共交通機関を

利用しようと考えたとします。

 

公共交通機関には電車、バス、飛行機

船がありますね。

 

基礎的な知識が欠如した検索とは

行きたい場所 行く方法で検索を

行っていることと一緒です。

 

これだと電車で行きたいと考えていると

仮定した場合には電車、バスなどの

いらない情報まで検索に表示されて

探す羽目になります。

 

極端な例ですが基礎的な知識は

検索であったとしても必要ですね。

 

 

 


編集後記

私が税理士会でやっている無料相談

以外で無料相談をしない理由は

検索にあります。

 

無料で税金の情報がネット上に

転がっているので無料で知りたければ

いくらでも調べられるからです。

 

また無料相談をしてしまうと

私の時間が無駄になります。

 

時間を無駄にすることは普通はしません。

 

例えば、全く知らない人からあなたの

知っていることを教えてよ!

と言われて教えますか?

 

教えないですよね?

これだけのことなんです。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。