【社長の経営学】試算表と将来の予想の数字を比較して経営の目標と修正を行う




【社長の経営学】試算表と将来の予想の数字を比較して経営の目標と修正を行う

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

【社長の経営学】と題して

試算表と将来の予想の数字を

比較して経営の目標と修正を行う

に関する記事です。

 

それでは、スタートです!!

 

試算表と将来の予想の数字を比較する

税理士事務所から提示される

試算表の数字を確認することは

実績の業績を確認するだけになります。

 

試算表を確認する場合には

将来の予想の数字と比較することで

現状がうまく行っているのかどうかを

判断することができるようになります。

 

この点、同じ実績である前年同月の

試算表との比較ではだめなのか?

という疑問が生じます。

 

過去と過去の数字の比較では

意味がない可能性があるので

望ましくないと考えます。

 

意味がない理由は過去はそのときの

特別な事情が排除されていないからです。

 

例えば、スポットで大きな案件が入り

たまたまその月だけ売上が増え、かつ

利益も増えたという様な場合です。

 

試算表は当期のものであっても

過去の数字データになります。

 

過去の数字同士を比較しても

過去起ったことが当期にも起こるか

という不確実性があります。

 

そのためにも将来の予測の数字では

当期に起こそうとしている数字で作成し

それと比較します。

 

目標が分かるわけですから

その目標に合わせて経営を行うことが

社長さんのお仕事になります。

 

 

目標と修正を行う

試算表と将来の予想の数字を比較して

思い通りにならないことの方が多いと

思います。

 

主に売上や利益の目標に届いていない

ということが起こる可能性が多い

という意味になります。

 

思い通りにいかない場合には

目標を下げる、やり方を修正する

といったことも必要です。

 

目標を下げるとは将来の予想の数字を

下方修正するということです。

 

やり方を修正することは

売上の上げ方を工夫するということです。

 

やり方は社長さんが自社に合わせて

考えていくことになります。

 

 

 

 

目標を下げることは数字を減少させる

ということになります。

 

その場合に会社の業績がどうなるのかを

考えながら下げる数字を決定します。

 

売上の上げ方を工夫するやり方は

概ね次のやり方から選択することに

なるのではないかと思います。

 

①新商品や新サービスの提供

②新たな売り先の開拓

③別の事業部で取りこぼしてる案件を受注

 

修正をする方法を決める前に

自社での売上の問題点を確認して

上記の3つから選択する可能性が

高いのではないかと思います。

 

 

将来の予想の数字(予算)を作成する方法

将来の予想の数字とは予算書のことです。

予算書を作成する方法を解説します。

 

原則的には前年の数字を基に作成します。

前年の数字のうちスポットなど特殊な

事情の数字については排除します。

 

つまり現状でやったことがある

数字を基に作成します。

 

こちらを月別に作成することで

試算表と比較することが可能な

予実管理表が出来上がります。

 

さらに予算書の精度を増すためには

売上先ごとに年間の数字と月ごとの数字で

売上の積み上げ計算を行います。

 

私は自分の事業では来年の予算書を

前年の10月くらいから作成しますが

関与先ごと、売上の内容ごとに分けて

作成しています。

 

こうすると翌年に起こるであろうことが

売上先ごと、案件ごとに確認できて便利です。

 

この様に売上を考えると

例えば1社増えた場合にどれだけ

売上が増えるのかが分かります。

 

上記の後に経費関係です。

原価、販売費及び一般管理費の

各費目別にまずは前年の数字を

もってきて検討します。

 

概ね前年と異なる数字としては

人件費は会社がコントロールできる

部分だと思います。

 

例えば、前年は退職者が2人で

中途採用者が3名といった場合には

 

今年も同じことが起こることを

見越して予算に含めておくといった

考えの予算になります。

 

さらに踏み込むのであれば

原価の交渉をしてみることです。

 

何%の数字を減少させるのかは

社長さんが決めれば良いのですが

現実的に交渉可能な仕入先を選定して

交渉をやっていくことを決めます。

 

中小企業の場合には10%値引き交渉

といったことは非常に難しいと

思われます。

 

例えば年間で1%削減するといったことで

どれだけ支払いが減るのかを考えます。

 

こうすることで値引きにより浮いた

お金は利益になりますので

借入金の返済原資に回すお金などに

使うことができます。

 

要するに予算書は毎年起こるであろう

ということを数字にすることになります。

 

そのうえで売り先がなくなったなど

特別の事情が起こるのであれば

 

その分を減額して当期にどうするのかを

予算書を作成しながら考えると

当期にやることが分かってくると思います。

 

 

 


編集後記

今回の内容を記事にした理由は

社長さんが試算表について関心が

薄いのでその利用方法を考えた

ということです。

 

試算表は遅行指標になりますので

試算表だけではただの業績確認だけ

という意味になります。

 

そうではなく、経営判断に利用して

欲しいと私が考えているからです。

 

経営判断に利用するためには

自社で作成した予算書の比較である

予実管理が最も効果的だと思います。

 

確かに面倒な作業となりますが

経営には目標が必要で、しかも

数字という分かりやすい確認方法だと

経営にメリハリが効いて良いかなと

思っています。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

youtube始めました!
税理士さいとうゆきおチャンネル

 

税務顧問や執筆などのご依頼はこちら↓

Liens税理士事務所 齋藤 幸生ホームページ

 

この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US

齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。