開業した税理士はアウトプットを目的としたインプット学習がお勧め




開業した税理士はアウトプットを目的としたインプット学習がお勧め

こんにちは!

 

税理士・行政書士の齋藤幸生です!

 

今回は・・・

開業した税理士はアウトプットを目的とした

インプット学習がお勧めについての記事です。

 

それでは、スタートです!!

 

開業税理士は色々なことを学習する必要がある

開業税理士として活動をしていると

経営者から色々な質問を受けることに

なるのが通常です。

 

税金だけの相談ではないという

ことですね。

 

私が受けてきたご質問だと

①社会保険関係

②会社の資金繰り

③従業員の待遇関係

④補助金や助成金関係

といったことだったと思います。

 

一言で片づけると経営相談ですが

ご質問の内容を聞いていくと

以上のことになります。

 

特に私が困った内容としては

社会保険関係の相談でした。

 

社会保険は健康保険、厚生年金

国民年金、国民健康保険になります。

 

また労働関係である雇用保険や

労災保険についても相談されます。

 

社長さんの頭の中では

社会保険全般として質問をする

ということなのだと思います。

 

私が困ったことはそれぞれの法令ごとに

色々と決まりがあり突っ込まれると

あれ?どうだったかなあという状態に

なることが多かったですね。

 

上記以外には

先生、黒字なのにお金が貯まらないのは

なぜなのでしょうか?

 

こうした財務のご質問も受けることが

ありましたね。

 

昨年から今年にかけてはコロナの影響で

コロナ関連の提案もしてしました。

 

税理士は税金だけではない

ということが実感できる1年でした。

 

 

アウトプット目的のインプット学習がお勧め

関与先のご質問に答えるために

色々な知識を貯めておくことは

悪いことではないはずです。

 

しかし、実際にやろうと思うと

しんどいです。

 

私がしんどいと思う理由は

いつご相談が来るのかわからない

事案に対して用意するためだけに

インプットをするからです。

 

言い換えると、用意のための用意

だからしんどいわけですね。

 

相当に興味がある分野であれば

しんどくはありませんが

 

社会保険や労働保険は社労士の先生の

分野なので、そちらに振ることも可能です。

 

社長さんとしては毎月訪問がある

税理士にちょっと相談してみようかなあ

くらいで質問をしていると思います。

 

この準備のためだけにインプットを

やろうと思うとためらいがあると思います。

 

 

 

私が考えたのはアウトプットを

前提としたインプット学習です。

 

例えば、私はブログでたまに

社会保険関係の記事を書くことがあります。

 

このためには厚生労働省のホームページを

確認して、内容を把握するといった

作業が必要になります。

 

アウトプットを前提とした

インプット学習の利点は

 

①正確な情報をリサーチする

②正確な内容の把握をしようとする

③分かりやすく説明できるように考える

ということです。

 

また税金ではどのように取り扱うかな?

と税金の問題も考えることがあります。

 

ただインプットして将来の「もしも」

のためにインプットするよりも

自分のためになるはずですね。

 

 

事業で使える分野のインプットを中心に

いきなり今までやったことがない分野の

インプットをしようと思うと大変です。

 

まずはハードルを下げて

自分のテンションを上げる工夫が

必要だと思います。

 

そのために事業で使える分野の

インプットを中心にするのは

いかがでしょうか?

 

例えば、税理士は最終的に会社の決算書を

作成する業務があります。

 

決算書を作成した後に

決算書の使い方を分かっておくと

提案型のコンサルティングができます。

 

社長さんが特に気にしているのは

資金繰り、売上、人です。

 

上記の中で税理士が取っ掛かりやすいのは

資金繰りであると思います。

 

資金繰りであれば社長さんも

顧問税理士の話を聞いてくれる可能性が

高まると思います。

 

さらに資金繰りから派生して

金融機関対応も良いでしょう。

 

その中で金融機関の担当者と

顔見知りになって自分の関与先を

紹介していくことも良いですね。

 

顧問税理士であるあなたがどこで

お金を取るのかは自由です。

 

事業で使える分野のインプットをして

顧問料以外の収入を得るようになれば

インプットも楽しくなると思います。

 

 

 

 


編集後記

この記事を読んだ税理士さん向けに

ちょっとモチベーションを上げようかと思います。

 

私は資金繰り支援で関与先であれば

月3万円を請求しています。

 

色々と研修を受けて金融機関の担当者に

引き合わせてなどをやってみたところ

契約が取れましたね。

 

現在はまだ2社ですが年間では

顧問料以外に72万円の収益増です。

 

契約件数を増やしていくと

さらに収益は増加していきますね。

 

この様にただのインプットではなく

事業にも影響を与えることができる

インプットをまずはやってみると

良いかと思います。

 

 

では税理士・行政書士の齋藤幸生でした!!

それでは、また!

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。