架空人件費、架空外注費など不正の相談について考える!




架空人件費、架空外注費など不正の相談について考える!

こんにちは!

 

ぼっち税理士の齋藤幸生です!!

 

今回は・・・

不正の相談について考えてみます。

 

世の中には脱税思考の人の依頼は受けない!

という税理士先生がいます。

 

私としてはそういった人を教育していくのも

税理士の仕事では?と思っています。

 

不正を相談する人の属性は冷静に観察すると

分かってきます。

 

まずは属性を理解して適切なアドバイスをする

そういったことが税理士に求められることだと

思っています。

 

それでは、スタートです!!

 

不正を考える人の属性とは?

不正を考える人の属性は

冷静に観察していると分かります。

 

・税金に無知な人

・事業に不安がある人

・守銭奴

 

以上のような属性に分類されます。

 

私がさじを投げる属性の人としては

守銭奴の人です。

 

どうしようもない人なので初めから

関わらないように決めています。

 

それ以外の属性の人は事業で稼ぐことができる

アドバイスをすること

 

税金の計算方式を説明して差し上げることで

不正の相談をされることはなくなります。

 

また税務調査の実務を話すと

不正自体が割に合わないことが分かります。

 

不正を考える前にやることがある

世の中の不正を考える人に申し上げたいことは

不正で税金を抑えるための方策を考える前に

事業でやることがあると思います。

 

先ほど申し上げましたことの逆説ですが

・税金についての知識を高める

・事業で稼いで不安を少なくする

 

不正を考える人では事業に不安を覚えている

ということが往々にしてあります。

 

ある程度稼ぐことはできるのですが

それ以上を稼ぐことができないと思っていて

頭打ちが見えるのでコストを減らしたい

 

お金を持っておきたいと思っているので

手っ取り早く架空人件費、架空外注費でお金を残す

ということですね。

 

事業の本筋とは違うと思いませんか?

 

事業は利益を増やす、利益率を上げる

といった努力を通じて会社、事業でお金を増やします。

 

税金はお金を増やすためのコストになります。

なぜなら利益に対して課税されるのが税金だからです。

 

税金を減らすことに躍起になるがゆえに

費用を水増しして税金を減らそうと不正を考えます。

 

ですが税金を支払う納税者は経営者ですね?

 

そうなると不正を考えることのプロではなく

事業をやることのプロではないかと思います。

 

 

 

 

こうしたことが経営者に分かってほしい

考え方です。

 

念のため申し上げますが

税理士は不正による税金の軽減策はしません。

 

税理士免許に影響しますし

対価を得ても免許と引き換えにする価値はないです。

 

従って不正自体良しとしません。

 

私の考え方としてはルールがあるからこそ

世の中のゲームは面白くなるのです。

 

ルールを無視した行動をすることで

いくら稼いだとしてもむなしいだけです。

 

自分で頑張った!!

と思えるお金の稼ぎ方ではありません。

 

税金を減らすことを考える前に

事業でどうやって稼ぐのか?

お金を増やすのか?

 

といったことを考えるのが

経営者なのではないでしょうか?

 

 


編集後記

今日で三が日が終了となります。

世の中はあと2日の休日後、月曜日から勤務だと思います。

 

私は個人事業主なので明日、明後日も事務所に

行くことができれば行きたいと思っています。

 

年末調整はあと2社ですが、支払調書などの提出業務が

待っています。

 

来週からはその業務をやって行きたいと思います。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。