売上と原価の予算計画・実行・検証⇒修正を行うことで黒字化を目指す!




売上と原価の予算計画・実行・検証⇒修正を行うことで黒字化を目指す!

こんにちは!

 

ぼっち税理士の齋藤幸生です!!

 

今回は・・・

 

売上と原価の管理のお話をしたいと思います。

要するに利益管理ということになりますね。

 

中小企業では予算計画と実行、検証⇒修正

という流れがうまく行っていない場合があります。

 

それをして黒字化を達成する!

という解説です。

 

それでは、スタートです!!

 

なぜ予算計画・実行が必要なのか?

予算計画と実行が必要な理由を申し上げます。

 

黒字になるためのゴールが予算計画です。

それを実行しないのであればどうやって黒字にするのでしょうか?

 

これが結論です!!

 

予算計画はお金の使い道を決めるだけでなく

売上はいくら、原価はいくら、利益はいくら

といった具合に決めていきます。

 

ただの金額を入れてしまっても意味はなく

実行できる計画をするのです。

 

それに計画は黒字でなければなりません。

理由は事業を継続することが黒字でないと

できなくなるからです。

 

実行段階では予算計画を現実に実行を行い

予算達成のために事業を行っていきます。

 

従って予算計画というゴールに行くために

実行という道を通って行くことになります。

 

実行するための道はいくらでもあります。

 

予算計画後に実行のスキームを考えて

実行していくことになります。

 

それで予算が達成できる実行ができれば

黒字にすることができるようになります。

 

 

検証⇒修正で黒字化を目指せるのか?

予算計画を実行することで黒字になるのであれば

検証⇒修正で黒字化する必要はないのでは?

といった疑問がでてきます。

 

答えは、検証⇒修正が必要な理由は

実行は現実世界で行うものなので

予算計画の通りにうまくいかないからです。

 

例えば営業をすることで100%仕事が受注できて

そのすべてで利益となるといったことが起こりますか?

 

そんなことはないと思います。

 

営業では失敗の連続でなかなか仕事の受注ができず

そもそも売上さえ上げることができないのが普通です。

 

このように現実世界と予算計画の間には

非常に広いギャップという溝が存在します。

 

ですから検証が必要となり修正が起こるのです。

 

 

 

 

検証では何がうまく行かなったのかを確認して

うまく行かなった点を修正していきます。

 

検証の確認が間違っていると修正したとしても

再び失敗してしまうことになります。

 

検証⇒修正では検証を事細かにして確認することが

大切になることが分かると思います。

 

検証については数字で検討できるようにしておくと

良いのだと思います。

 

例えば月に50社の営業へ行って仕事の受注数は

どれくらいだったのかというようなことです。

 

事業によって検証する対象・数字は当然違いますから

検証する対象を決めなければなりません。

 

売上と原価は必ず検証する!

最終的には売上と原価は必ず検証をします。

サービス業などは原価がないではないかと

思われるでしょうが・・・

 

サービス業であっても人が基本のはずです。

給料が原価になると思います。

 

私のようにぼっちで事業をやっている方ですと

自分がその仕事にかかった時間が原価です。

 

このようにまずは数字化をすることが

検証の初期段階には必要となります。

 

数字化が終わったら数字の検証をします。

ここで重要なのは自分の感覚と数字の差異についてです。

 

頻繁に起こることは自分は儲かったと思っていたら

実際には赤字だった、利益が大したことなかった・・・

というようなことですね。

 

数字はうそをつきません。

数字が現実です。

 

なぜ自分が感じた金額よりも低いのか

何が間違っていたのかを検証することになります。

 

検証するときには細かくしていけばしていくほど

何にいくらかかったのかということは見えますが

根本的な問題が置き去りになる場合があります。

 

何が言いたいのかというと

検証の目的は問題点の洗い出しであって

問題点の修正です。

 

ですから例えば収支計算のような検証の方法でも

問題ないわけです。

 

例えば赤字なのであれば収支計算表を作ると

売上でもらったお金よりも仕事で使ったお金のほうが

大きかったということになります。

 

この段階で初めて次のような検証の深堀が

可能となるのです。

 

例えば売上の請求金額が少なかったのか

仕事に使ったお金が多かったのか

一体何に使ったのか

などなど検証の深堀をしていきます。

 

検証の深堀をすることで自ずと

修正を行う問題点が浮き彫りになります。

 

こうしたことを繰り返していくと

自分がやりがちなミスに気が付く機会が増え

赤字となるミスの回数を減らすことが

できるようになるのです。

 

このようなことから黒字化の目標を達成し

最初の予算計画に戻ることができます。

 

 


編集後記

今日は朝から訪問でそのあとはちょっとした

営業に行ってきました。

 

明日は訪問することがなく事務所で

年末調整と記帳代行をおとなしくやって行きます。

 

年末調整ですがすでに3件終了しています。

あと3件ですね。

 

内2件は年内に終了しそうですので

何とかなると思います。

 

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。