自分の知識・経験を無料開放できるのか?




自分の知識・経験を無料開放できるのか?

今回は、近年のテーマになっている、

知識・経験の無料開放についてです。

 

この辺りが顕著になっているのは、

士業界隈だと思います。

 

某ポータルサイトが質問者を募って、

ポータルサイトへ登録した士業に

回答をさせるやり方が主流となっています。

 

こういったことは、士業でなくても、

ポータルサイトと世の中のニーズがあれば

どの分野でも起こりえることです。

 

今回は、上記のような知識・経験を

無料で開放することについて考えます。

 

それでは、スタートです!!

 

どこまでの知識・経験を無料開放するのか?

初めに考えたいことは、どこまでの知識・経験を

無料開放とするのかということです。

 

知識・経験は、言わば飯のタネです。

ですから、それを開放すると真似されて

自分は食えなくなる可能性が出てきます。

 

こうした食えなくなるリスクが、

一般的にはあって、抵抗があるのだと思います。

 

しかし、この考え方は本当なのでしょうか?

 

そもそもですが、人に簡単にまねされるような

知識・経験であれば、大したことはないなあと

思いませんか?

 

私は、税理士の中で、特殊な業務をやっています。

国際税務で、かつ、海運業を得意とします。

 

しかし、建設業も同じくらい見ていて、

工事会計や管理会計に精通しています。

 

学術的なことではないですが、

実務ベースの対応方法を持っています。

 

ブログで何回か記事としていて

真似ることはできますが、

 

それで、私の飯のタネがなくなる

という訳ではありません。

 

物理的に、海運業や建設業の顧客を開拓する

ということが必要となるからです。

 

それに、私と同じやり方、考え方で

関与したとしても会社によって合う、合わない

ということが出てきます。

 

その時の臨機応変さも必要となります。

 

ですから、私は知識・経験を無料開放して

いますが、特に飯のタネを奪われたという

認識はありません。

 

こうしたことから、知識・経験は

持っているものを無料開放で良いのだと思います。

 

その上で、どこが真似されて、

どこが真似されない自分の強みがあるのか

ということを知っておくことが重要だと思います。

 

 

どこで知識・経験を無料開放するのか?

もう一つ、議論の余地がある内容があります。

それは、どこで披露するのか?ということですね。

 

インターネット、本など色々な媒体があります。

 

特に、ブログ、SNSが発達してきてから、

自分メディアを作ることができるようになりました。

 

この点から、媒体は色々あることになりますね。

 

私としては、知識・経験というものは

蓄積型であると思っています。

 

この観点から申し上げれば、

蓄積していくことができる媒体が

合っていると思いますね。

 

例えば、ブログや動画配信といったことです。

 

過去の記事を消さずにおいておけば、

過去から現在に至るまでのことを

順番に追っていくことができます。

 

 

 

 

近年ですと、関連の記事や動画が閲覧者へ

勧められるようになっています。

 

この記事を読んだ人は、こちらも読んでますよ!とか、

この動画の次には、こちらの動画もどうぞ!とか

などがありますね。

 

このように、インターネットで使われる

レコメンド機能を使って、自分メディアを

育てていくことにシフトしていると思っています。

 

そのためのリソースとしての知識・経験が

存在しているのだと思うのです。

 

海外の研究で、ゲーム実況の動画を見ることで

自分も実況されているゲームを実際にプレイした

効果があるというような研究結果がありました。

 

つまり、知識・経験というものを

相手に伝わるようにすることは、

 

同じ経験を相手にもさせることができる

という訳ですね。

 

しかし、その使い方は人それぞれですから、

そのあとの行動がうまくいかないのが普通です。

 

知識・経験を最初にした、自分のものにした

という強みは、やはり本人が一番強いのです。

 

お金になるポイントはどこか?

それでは、上記のまでの点で、

最も問題となるところがお金になる

ポイントですね。

 

先ほども申し上げましたが、

知識・経験はリソースです。

 

それで、自分メディアを育てることです。

ここに活路を見出しているのがyoutuberでしょう。

 

収益が発生する条件さえ満たせば、

条件に応じた収益を発生させることができます。

 

そこから、色々なお仕事へ発展させる

ということができるようになります。

 

本の執筆、講演、セミナーですね。

 

特に、近年だとうまくやれている人は、

月額の会費制で会員を募ってやっています。

(私は個人的にこのやり方は嫌いです。)

 

ネットサロンが最たる例だと思います。

 

ここまで行けば、あとは会員数を増やして

年商の計算もある程度できるようになります。

 

先ほど、申しげましたネットを使った

自分メディアの育成とは異なり、

 

クローズドの範囲で、会員となった人たちへ

提供するサービスへ舵を切ることもできます。

 

逆に、自分の事業に顧客を誘導することも

可能となってくると思います。

 

無料開放とは、最終的にお金にするポイントを

どこに持って行くのかという戦略でもあります。

 

ただたんに、知識・経験の解放ではなく、

どうやったらお金になるのかという点を

考えながらやってくことが必要だと思います。

 

 


編集後記

今日は、記帳代行が溜まってきたので、

片づけていきたいと思います。

 

バンドの動画作成が佳境に入ってきました。

音源の修正と動画を合わせて、歌詞を付けて

動画編集して終了となります。

 

関与先に頼んで、先週の金曜日に郵送された

資料が本日届きました。

台風の影響で物流に影響があったんですね。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。