損保ジャパンの4,000人削減からみる就業とリスクを考える!




損保ジャパンの4,000人削減からみる就業とリスクを考える!

損保ジャパンが従業員を4,000人削減する

という方向のようです。

 

出向や自然退職も含めてのことのようですが、

RPAやAIの活用で代替できる従業員が多いようです。

 

すでに代替可能性がある職種に就業している

人はこれからさらにリストラの対象となります。

 

考え方を変化させることが大切ではないでしょうか?

 

今回は、従業員で就業するリスク、

会社に所属し続けるリスク、

 

リストラされたら何も残らない人の問題点を

考察していきたいと思います。

 

それでは、スタートです!!

 

従業員は会社の意向に逆らえない

まず、従業員は会社の意向に逆らうことが

事実上無理です。

 

雇用されている以上、出向、リストラなどの

対象となった場合には、どうすることもできません。

 

出向などで、会社員でいることができるのであれば、

まだ良いのですが、リストラだと、

 

自分で次の職種を探さないと

いけなくなりますね。

 

会社が良い時であれば、問題ないですが、

今の時代、大きな会社であっても業績が

一体どうなるのか分かりません。

 

そんな不安定な時代に突入しています。

 

ですから、従業員とすれば、

色々なリスクにさらされています。

 

損保ジャパンの例でいえば、

RPAで業務が効率化できるようです。

 

RPAは業務が大きくなればなるほど

効果がありますので、人件費削減に

大きな期待と、効果があります。

 

AIについていえば、分析など、

人がやるよりも量が多いものに対して

効果を発揮しますね。

 

要するに、人件費の対象となっている人たちは、

その処理をするためだけに雇われた人たちで、

常に代替性があったということです。

 

人でないとできない仕事ではない職種で

ずっと頑張ってきてしまったことになります。

 

こういったことが従業員でいるリスクと、

会社に所属し続けるリスクです。

 

 

リストラされたら後がない人が多い

さて、話は変わってリストラされた場合に

人はどうなるのか?ということですね。

 

会社の人事評価が低いひとからリストラの

対象となると思います。

 

つまり、評価制度の問題を議論する余地は

あるとは言えますが、

 

リストラされた人が、他の仕事ができる

ということは難しいのが現実だと思います。

 

つまり、リストラされると、

例えそれが大企業に就業していたとしても、

次に就業することはかなり難しいわけです。

 

 

 

 

 

言い換えると、リストラ後には、

もう後がない・・・ことになります。

 

人事評価で低いわけですから、

リストラされた会社内で仕事はやっているが、

人事評価に乏しい仕事しかしてこなかったことに

なってしまいます。

 

そういった人をこの厳しい世の中で、

いくら人手不足だからと言って、

誰か雇ってくれるのか?ということになります。

 

他に、手に職を持つことができることを

やっていれば良いのですが、

実際には何もやっていない人の方が

多いのが現実です。

 

リスクヘッジへの感覚の変化を!

ここまでの問題点を考えていくと、

一つの結論に行き当たると思います。

 

リスクヘッジという感覚です!

 

いつリストラされるのか分からない、

いつ他の会社へ出向となるかわからない、

などを考えると、リスクヘッジという

思考が出てくるのが普通です。

 

ちょっと前までの経済、

つまり、グローバル化する前までは、

リスクヘッジは考える必要がありませんでした。

 

しかし、今は、グローバル化が完了しており、

その次の段階で、RPAやAIなどで産業革命に

匹敵するような状況にいるのです。

 

機械が出てきて、大量生産ができるように

なったときと同じ状況なのです。

 

それを考えると、冷静に物事を考えて、

戦略的に就業することが大切になります。

 

これがリスクヘッジの考え方だと思います。

 

今後は、もっと幅広い職種で人が必要とされなくなり、

人余りが出る世の中になる可能性も出てきます。

 

こうなると、就業できないというリスクも出て

来ると考えることができます。

 

ですから、従業員でいられるうちに、

自分だけで食い扶持を探すことをしないと

不測の事態になったときに選択がない・・・

ということになってしまいます。

 

今後、従業員として個人に求められることは、

自分一人でもなんとかしていくことが可能な

仕事をすることだと思います。

 

絶対という概念は存在しない

企業のリストラの記事を見るたびに

思うことがあります。

 

絶対に・・・

ということはあり得ないということです。

 

1990年代は、銀行が潰れることがないと

思っていましたが、潰れました

 

2-3年前までは、AIが人から職業を奪うという

衝撃的な研究が世界を掛けめぐりましたが、

現実として受け止めた人は何人いたでしょうか?

 

今まさに、AIで職業が奪われている状態です。

表現が正しくないと思いますが。

 

要するに、機械が代わってできる処理を

人間がやっていただけなのだと思います。

 

今はまだ、この程度で済んでいますが、

今後はもっと広範囲に機械が人間に代わる

場面が多くなると思います。

 

そんな職業があったんだあ~と

30年後の会社員は言っているかもしれません。

 

ですから、絶対はあり得ないのです。

 

 

 


編集後記

今日は、訪問はないので、溜まっている仕事を

ちょっとずつ処理していきます。

 

6月申告の会社の内容がまとまったので、

ようやく何とかなりそうです。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。