税理士事務所で働いてどれくらいで年収に納得がいくのか?




税理士事務所で働いてどれくらいで年収に納得がいくのか?

今回は、タイトルの通りに、年収の話です。

一体どれくらいの年収があれば、納得がいくのか?

ということを考えてみたいと思います。

 

私の経験と年収を基に考えていく

記事となります。

 

年収への感じ方は、人それぞれですが、

一般的に、年収500万円くらいが

職員としての目標ではないかと思います。

 

それでは、スタートです!!

 

税理士事務所では所長だけとなる

まずは、年収の納得感を考える前に、

税理士事務所で給料を支給する、

給料の評価を決めるといったことが

誰なのかを考えないといけません。

 

これは、税理士事務所の主催税理士である、

所長税理士が決めることになります。

 

ですから、所長税理士がどれだけ職員に

給料を出すのかということを決めるわけです。

 

この点の問題としては、以下のことがあります。

・就業規則がないので無法地帯

・評価自体がルールに則っていない

・給料体系がなんかおかしい

・自分がやってきたこと所長が評価をしていない

 

他にもあるとは思いますが、

この辺りでやめときます。

 

これ以上書くと、単なる悪口になりそうなので(笑)

 

要するに、なんか変だよ!所長税理士!

ということです。

 

その所長税理士を監督できる組織があれば

良いのですが、それもありません。

 

こういったことも含めて給料に納得がいくのか?

ということを考えなければなりません。

 

 

納得がいく年収とは?

税理士事務所の職員としての年収は、

年収500万円が目標だと思います。

 

大きな税理士法人に就業できれば、

もっと行くと思いますが、

 

個人事務所だと職員さんの頭打ちとなる給料は、

500万円くらいだと思われます。

 

なぜかというと、今の税理士事務所の一人当たり

担当売上高は年1,000万円くらいと言われています。

 

これをどのように所長と職員とで分けるのかを

考えると、50:50かなあと思われます。

 

 

 

 

 

それでは、年収500万円とはどんな世界のかです?

つまり、どれくらいの担当先を抱えるのでしょうか?

という疑問になりますね。

 

法人メインであれば、20-30社で、

後は個人の関与があれば、もうちょっと

法人の関与数が少なくなるかもしれません。

 

しかし、基本的には月20件の法人関与を最低しないと

一人当たり売上高が年1,000万円に到達しないと思います。

 

顧問先数と売上高を申し上げましたが、

労働時間にすると、残業はしないといけない

状態となると思いますね。

 

特に、繁忙期には残業確定となります。

 

つまり、残業を含めたうえで年収500万円を達成する

という目標になると思います。

 

見合っていないと思って転職しても

このような状況から、自分が給料に納得いっておらず、

もっともらえるはずだと判断して転職を考えると思います。

 

では、実際に転職して給料が上がるのかですね。

 

結論から申し上げると、よほどのことがない限り

給料が上がることはありません。

 

私の事例なので、今とはちょっと状況が違いますが、

自分の給料が適正なのかと思って転職活動を

してみた時の記憶を掘り起こしてみると、

 

その時の年収は520万円くらい(残業代込み)で

年収600万円くらいにならないかなあと思って、

転職活動してみました。

 

私の履歴書と職務経歴書では、年収がアップする

ということはありませんでした。

 

まず、前職の給料を基準として考える

ということが前提だったのです。

 

この前提を崩す余地がないと、

転職したとしても年収はアップしません。

 

ですから、前職の給料を前提にするような

税理士事務所で、それを覆す何かを持っていないと

難しいということですね。

 

 

自分の稼ぎに納得がいったときはいつ?

最後に、自分の稼ぎに納得がいったときに

ついてお話します。

 

税理士として独立して2年目ですね。

売上が800万円を超えたので、

これだけ稼ぐことができたんだあと

ちょっとだけ、うれしくなりました。

 

現在はこれ以上を求めていま税理士業をやっていて、

これ以上に兼業も頑張りたいと思います。

 

人によっては、独立せずに勤務であっても

給料に納得いく人がいると思いますが、

 

特に税理士業界については、権限が所長に偏っている

理由から、給料に納得がいっている職員さんは

少ないのではないかと思っています。

 

なかなか難しい判断となりますが、

私は勤務よりも、独立した時の方が

もらっている金額に納得がいきました!

 

 


編集後記

今日は、旅行の2日目が終わろうとしています。

明日、1日がかりのツアーに参加して、土曜日に

帰る予定となっています。

 

今日でなんか色々日焼けしたらしく、

日焼けクリームとボディローションの重要性に

気が付くことができました。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。