士業は独立してどんな仕事をする?職務経歴を考えるだけで十分か?




士業は独立してどんな仕事をする?

士業は、独立してどんな仕事をするでしょうか?

基本的には、士業の法律に定める独占業務が

事業の中心になるとは思います。

 

しかし、独立していると

どんなことが仕事になるかは分かりません。

 

税理士先生だけを見てみても、

色々な職業を転々としてから

税理士となった人はいます。

 

今日は、独立時、独立後もどんな仕事を

するのかを考える記事です!

 

それでは、スタートです!!

 

独占業務だけで良いのか?

独占業務から考える

独立してどんな仕事をするのかというと、

士業の場合には、わかりやすく、

独占業務という参入障壁があります。

 

これを基本的な業務に据えて、

事業を構築していくことになると思います。

 

税理士であれば、税理士の業務になります。

ここから出発して、税務顧問、記帳代行、会計業務

といった分野の仕事を行うことになります。

 

ですから、仕事の組み立てとしては、

比較的楽で、後は値段の付け方次第

ということになろうかと思います。

 

独占業務だけで良いのか?

では、士業は独占業務だけで良いのか?

と逆に考えることもできると思います。

 

税理士であれば、会社との関与をしていくと、

色々頼まれることがあると思います。

 

例えば、給料計算、労働保険の更新手続きなど

税務以外の分野で、会社のバックヤード業務です。

 

加えて、会計士の先生から、税理士に転身した先生は、

経験の有無にもよるとは思いますが、

M&A関係、事業再生なども仕事としては考えらます。

 

行政書士の先生でも、もし英語などの日本語以外の

語学が堪能であれば、外国人向けのサービスを

行うことができるかもしれません。

 

このように、独占業務以外のことに関しても

考えることができます。

 

では、その時のお仕事の考え方として、

職務経歴で考えるといったことがあります。

 

職務経歴で考える問題点

では、職務経歴での考えを見ていきます。

 

職務経歴で考えるお仕事

職務経歴で考えるお仕事となると、

要するに、独立するまでに経験した

お仕事になると思います。

 

これは、士業先生によってまちまちです。

例えば、最近ですと、一般事業会社にて、

税理士試験を突破し、税理士となる先生もいます。

 

その一般事業会社がどこなのかにも

拠りますが・・・

 

例えば、上場企業の経理部門で働いている

といった場合には、他の先生にはない

経験を持つことになると思います。

 

会社の業務フロー設計なども

サービスとして提供することも

できると思いますね。

 

このように、ご自身の経験値からまとめることで

ご自身の経歴の棚卸を行います。

 

これで、士業の独占業務以外にもお仕事を

作っていくというやり方が一般的だろうなあと

私も思っています。

 

 

 

 

職務経歴でお仕事を考える問題点

では、職務経歴でお仕事を考える問題点も

同時にあるのではないかと思いますね。

 

例えば、お仕事の範囲が、ご自身の経験の範囲内に

留まってしまうことが考えられます。

 

ある種、めちゃくちゃ特化していて、

それしかできませんが、何か?と

振り切れるような経歴であれば良いのですが、

 

私の周り、ネットを観察しても、

なかなかそのような先生は出会いません。

 

普通の人が、試験に合格して、

資格を取って独立しているパターンが

多いように見受けられます。

 

だからこそ、職務経歴でお仕事を考えることが

お仕事をもらえる可能性が高くなると

考えるのだと思います。

 

確かに、独立した当初はそれであっていると

私も思います。

 

ただ、私は独立して3年目を迎えるにあたり、

だんだんと考え方が違ってきています。

 

税理士として関与していくと、

未経験の依頼の方が、より報酬を得られるなあ

ということです。

 

例えば、昨年から受けた自分派遣の依頼です。

私が顧問先へ訪問して、その場で入力を行い、

給与計算といったバックオフィスの一部の業務を

行っています。

 

これで、税務顧問だけの関与よりも

報酬は上がりました。

 

勤務時代は、給与計算を受けていない事務所なので、

やったことがなかったのです。

 

当然、労務系の知識は持っていましたが、

実際の実務に関与することも皆無でした。

 

また、昨年関与した増資案件ですね。

基本的に、ワンオーナーで増資後に赤字の

解消とはならなかったので、

 

精度が高い株価評価を行う必要性はなく、

資本金に組み入れて終了といった事例が

多かったです。

 

ところが、昨年のものは、他の株主のことも

考えたり、増資登記に関して、株価と登記の関係性も

考慮に入れた関与をしなければなりませんでした。

 

運が良いと言えば、そうなのかもしれませんが、

経験があるものだけが仕事になるわけではないです。

 

自分のやりたいもの、将来の自分を考えた

お仕事の設計もサービスに盛り込んでおく

こういった考えもありなのではないかと

思っています。

 

 

お仕事革命をしよう!

お仕事革命をしましょう!

 

要するに、今までの士業の独占業務だけに

とらわれないお仕事をするわけです。

 

一昔前は、士業と言えば、お金持ち

というイメージがありました。

 

今はどうでしょうか?

 

年間所得3,000万円を超えるような

事業所得を得ている先生は実際にいますが、

数えられるくらいになっています。

 

つまり、経営者として事業をマネジメントする

スキルも必要となってきていると思います。

 

税理士で言えば、記帳代行+税務顧問で

何もしなくても稼ぐことができた時代が

ありました。

 

現在では先細っていますが、

実際には、会計ソフト自体を導入していない

事業者が多い状況で、

 

まだまだ、スモールビジネスでの開拓の余地が

税理士にはあるのだと思います。

 

あとは、時代の流れに沿った関与を

していくことも大切だと思います。

 

例えば、私がやっているブログです。

一応、毎日更新しています。

 

ベージビュー(PV)は始めた当初よりも

増えていって、google adsenseの広告料も

毎月3,000円くらいにはなっています。

 

ブログを読んでいる方には、

無料で情報提供して、自分の考えも交えながら、

記事を更新しています。

 

これが、自分のメディア化という戦略に

繋がっていくと信じています。

(収益化としては、失敗なのですが)

 

つまり、私のお仕事革命とは、

士業の肩書をフルに使った事業を展開しては?

という提案です。

 

士業商売は、肩書がないと事業はできませんし、

世の中的には、資格があると、頼られます。

 

資格がないと頼ろうにも

頼ることができません。

 

世の中の人たちに、さらに知ってもらえるように

どうやって自分のアピールをして事業につなげるのかを

考えたお仕事革命が大切になると思います。

 

ぼっち税理士のお仕事って

最後に、私、ぼっち税理士のお仕事を

考えてみたいと思います。

 

基本的には、税理士として受任している仕事が

未だメインとなっています。

 

このメインとなっているところから

脱却をしたいと思っています。

 

そのために、法人を作って、アフィリエイトビジネスを

自分でやってみました。

 

今は、動画作成をやろうかと計画中です。

税理士の硬さをなくしたゆるい動画をやろうかなあと

思っています。

(バンド以外の動画を検討しています)

 

単発の業務も準備中です。

すべてLINEで完結することが

できるようにしたいと考えています。

 

今現在は、LINE PAYに加盟店申請中で、

審査中となっています。

 

加えて、フィールドワークの税務調査や

法律関係の知識の吸収もやりたいと

考えています。

 

今年から来年にかけて、大学院に通う

ことになりますので、ちょっとずつ

実現させたいと思っています。

 

このように、税理士という資格から派生して、

自分ができる仕事や発信を継続させることが

今年の目標になっていると思います。

 

 


編集後記

今日は、午前中から顧問先へ訪問でした。

本日のブログは帰宅してから書いています。

 

それと、投資も今月から始めます。

まずは、イデコとつみたてNISAです。

ようやく投資を行う余裕が出てきました。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。