【確定申告の税務ソフト】ぼっち税理士の確定申告の歩き方!




確定申告の税務ソフト

私は、所得税の確定申告書を作成する場合には、

国税庁の確定申告書作成コーナーを利用しています。

 

e-taxソフトでも良いわけですが、

確定申告書作成コーナーでは漏れが無いからです。

 

始めて作成する帳票があったとしても、

数字を入力するだけで簡単に作成できます。

 

なぜ、税務ソフトを買わないの?と

疑問に思う税理士が大半だと思います。

 

理由は、ぼっち税理士には必要が無いのです。

全部自分だけで完結するぼっちだと、

 

職員さんが作成した申告書を確認して・・・

といった無駄な業務フローがありません。

 

資料収集、作成、確認、送信までの一連の流れが、

ぼっちで完結なので、税務ソフトに頼る必要が無いのです。

 

超ミニマムの税理士事務所だけができる方法

ということになると思います。

 

それでは、ぼっちによる確定申告の歩き方を

見ていってください!

 

ぼっちの業務フローから理由を考える

それでは、ぼっちの確定申告の業務フローから

見ていきましょう!

ぼっちの工程を見てみてる

ぼっち税理士が確定申告に対応するやり方は、

次のような流れとなります。

 

☆お客様対応のとき

・資料収集のお願い(文書など)
・資料の確認
・内容について疑問点を確認

☆ぼっちが事務所でやる仕事

・確定申告書作成コーナーを開く
・該当箇所へ数字を入力
・申告書を確認
・申告書を送信
・返却資料をまとめる
・返却資料を返す

工程は以上の通りとなります。

 

税理士であれば当たり前の工程です。

これをぼっちでやってるだけです。

 

ぼっちが一番楽なのは、自分でミスしたところは、

自分ですぐに修正できる点だと思いますね。

全部、自分で完結できるので、ストレスフリーです!

 

職員さんがいると・・・

職員さんが作った申告書を確認することになると、

ミスした箇所は、本人に修正してもらうことになります。

 

修正箇所を説明して、修正してもらった申告書を

もう一度チェックするということになります。

 

私の中で、無駄だなあと思うポイントですね。

 

また、事務所によって異なると思いますが、

作成したデータの取り扱いですね。

 

e-taxを使おうと思うと、元データをe-tax用のソフトへ

移行することになりますね。

 

そうなると、元データと合っているのかを

確認しないといけなくなりますね。

 

法人税でも同様のことが起こるわけではありますが、

繁忙期に連続して起こるわけではありません。

 

こちらもちょっと面倒だなあと私は思っています。

 

すべての無駄ポイントを省くと

つまり、すべての無駄ポイントを省くと、

確定申告書作成コーナーを使う選択になるのです。

 

作成と送信が一体となっているソフトで、

無料なのはこれだけです。

 

かかるのは、自分の作業時間のみという

特殊な環境とすることができますね。

 

人を雇うことは、規模は大きくなるのですが、

その分、作業現場のボトルネックを作ります。

 

その改善を繁忙期にする時間的な余裕がないのが

現実だと思います。

 

私は、ボトルネック自体を作りたくないので、

知恵を絞って対応していきたいと思っています。

 

 

確定申告は無料ソフトで!

さて、確定申告は無料ソフトでやってみようということで、

どういった使い方を私がしているのかを紹介します!

 

具体的には、確定申告書作成コーナーで

確定申告書を作成することになりますね。

 

私が使っているやり方は、申告書記載方式ではない方で

申告書を作成しています。

 

申告書記載方式は所得税のソフトと同様に、

使えるしようとなっており、税理士向けといえますね。

 

私は、どこに金額を入れれば良いのかということを

作成時点で考えることが嫌なので、使っていません。

 

無理して使うよりも、数字を言われたままに

入力して出てきたものを確認した方が分かりやすいです。

 

私の考えは、ゴール(完成した申告書)に行ければ良いと

常々思っているので、作成手順はどうでも良いのです。

 

仕事において大切なのは、間違った申告書にならない

ただ一点に尽きると思っています。

 

 

 

 

ですから、難解な税法の言い回しを解釈して、

咀嚼し、考えて申告書を作成することには

興味はありません。

 

そういった時間を削減して、仕事をしたいと

思っています。

 

そうなると、市販の税務ソフトの作成手順とは、

真逆の発想になろうかと思います。

 

一から十まで、数字を入れながら、

これで良いのかなあと不安になり、

 

実務書、ネットで調べて・・・という作業が

どうしても効率的ではないなあと思うのです。

 

ただ、確定申告書作成コーナーは無料なので、

問題点がないという訳ではありません。

 

マイナンバーがないと送信できない、

データを確認しようとする前に、データを一度、

パソコンに落とす必要があったりしないといけないです。

 

この辺りは、まあしょうがないかなあと割り切って

やっていますね。

 

確定申告でみんながハッピーになる方法は?

確定申告の最も重要な仕事ってどこでしょうか?

というと、資料の収集だと私は勝手に思っています。

 

なぜなら、資料がそろわないと、申告書作成できません。

 

ですから、この部分に税理士が関与できることが

大切なのではないかと思っているのです。

 

職員さんがいると、どうしても担当者として

雇っているので、この部分に税理士が関与することが

減っていくことになろうかと思います。

 

それだと、やはり、ボトルネックと、税金計算の漏れといった

リスクが出てくることになろうかと思います。

 

それを担当者が自分だけで挽回できるのであれば

問題ないと思いますが、

 

残念ながら、契約の当事者ではなく、責任者でもない

担当者がそこまでの責任を負うことは想定できません。

 

ですから、私としては、ぼっちでやることに

有意義を感じますし、みんながハッピーになれる方法は、

今現在の方法なのではないかと思っていますね。

 

繁忙期ほど時間効率を重視

他人から見れば、ぼっちで全部やって大変そうだね!と

思われると思いますが、そんなことないです。

 

実際に、支部の無料相談に行って、お小遣いをもらう

仕事をすることができる余裕くらいはあります。

 

なぜかというと、繁忙期ほど、時間効率を重視して

仕事をやっているからだと思います。

 

資料を1月中に集めてしまって、後は提出するだけにする

というところから始まって、申告書を作成する時間は

自分のスケジュールに依存するようにしておけば、

それほど焦って対応しなくても済みます。

 

偶然ではありますが、私の顧問先は資料を直前に出す

というところがないのも、現在のような仕事ができる

環境に適しているのだと思います。

 

職員さんがいる事務所は、私よりも稼いでいる税理士が

多いわけですが、やはり顧問先の質は千差万別だと思います。

 

効率化したいけどできない、そんなことにならないように

これからも改善はしていこうと思うのです。

 

 

 


編集後記

今日は午前中から訪問です。

ちょっと関与の度合いが変わる可能性があるので、

値段交渉してこようかなあと思っています。

 

昨日は、無料相談会場に行ってきました!

twitterでも触れたのですが、申告難民という

高齢者の申告ができなくなる事態が迫っていると

私は感じましたね。

 

 

ではぼっち税理士の齋藤でした~
それではまた👍

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。