【税理士試験に9年間】なぜ税理士試験に9年間かけられる精神があったのか?




合宿でお世話になった橋本旅館!

税理士試験で9年間となったわけ

私が税理士試験で9年間も使わなければ
ならなっかたのか?というと

 

1科目ごとに合格年数が異なったからです。
税理士試験は、良くも悪くも科目合格制を取っています。
5科目に合格しないと税理士となれません。

 

科目を1年ごとに1科目ずつ合格していけば、
良いのかも知れませんが、残念ながらそうなりません。

 

同じ科目を何年かやらなければならい時も
勿論あります。
こうした事が積み重なって私は9年という
結果になってしまったと分析しています。

 

 

税理士試験で9年間に耐える精神

さて、この9年という歳月はかなり長いと
思われると思います。
必然的に、これに耐えるような精神力
といったものが養成されていきます。

 

どのように養成されたのかというと
まずは税理士試験自体への感覚のマヒです。
何回か税理士試験をやっていると
合格レベルを突き抜けるとい感覚出てきます。

 

この感覚になるまで自分であがくことが
必要になってきます。
このあがくこと自体にも良し悪しがあります。

 

この感覚となってくると、
そこまで持っていければ合格するという
自分なりの目安が出来ますので、
ある意味、余裕みたいなものが出ます。

 

これは、自分にとって良いことでもあります。
しかし悪いことでもあると思います。
そのレベルでないからしょうがないという
思いも出てきてしまうからです。

 

あと、何年かに渡って同じ科目をやっていると
飽きるという事はないですが、
最後の踏ん張りが効かなくなる事が出てきます。

 

要するにここまでやらなくてもいいかな的な
発想が出てきて、これを払拭するのが難しい
場合があります。

 

税理士試験諦めなかったわけ

税理士試験をなぜ諦めなかったのかは
完全な意地と自負です。

 

これだけ今までやってきたのだから、
あともう少し、最後まで走り切ろうと
思ったからです。

 

それにやればもう少しで合格できる
という感覚が自分の中でもありました。
それに賭けることも良いと思いましたし
税理士となって自分の人生を変えてやろうと
思ってもいました。

 

かなり骨の折れる試験ではありましたが、
最後までやりきった事は良かったと
私は思っています。

 

税理士試験に合格して良かったどうか

最後に税理士試験に合格して良かったかですが
これは本当に良かったです。

 

私の場合には、試験で合格できましたが、
昨今の試験状況を考えると全部試験を受けて
合格する必要はないです。

 

税理士になるという目的のためが試験であって
試験に合格することが目的化してはいけません。

 

肩書きとして税理士になれば良いのであって
それだけで自分の人生を変える事はできます。

 

どの様に私の場合変わったのかというと
仕事のやり方です。
今までは非効率なやり方であっても
それに従ってやらなければなりませんでした。

 

現在では私が効率的なやり方を実践して
それを私のお客様へも還元できます。

 

また時間の使い方も変わりました。
通常であれば勤務時間が存在しますが、
独立しているので、時間の使い方は
自分で決める事ができます。

 

これは非常に大きいことで、
全てから解放された様なそんな気持ちに
させられます。

 

 


編集後記

今日は午前中が野球合宿の最後の練習で、

夕方に帰ってきました。

あと、2週間程度で秋の大会が始まります。

 

どのように合宿の成果が出るのかは

わかりませんが、後は練習あるのみです。

 

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
また、法令に関しては、その後改正された場合には、
異なる取り扱いになる可能性があります。

 

 




ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。