【その資産本当に必要ですか?】決算対策にみる設備投資。本当に必要かどうか、設備があることで身動きが取れなくなる




上野駅にて撮影!

決算対策という税金対策とは

決算対策という税金対策があります。

保険加入、設備投資、家賃の1年分前払、

普通に月ごとの会計を締めていって、

1ヵ月ごとの損益が分かっていれば、

 

確かに、税理士はアドバイスをくれます。

私もそのようなアドバイスはしますし、

要求されているとは思っています。

 

結果税金が安くなるので、

お客様としては、バンザイなのだと

思ってはいます。

 

アドバイス上、注意することは、

決算対策前に行った税金の支払額が

決算対策後に行ったお金の支払額を

下回った場合にどうするかということ。

 

要は、安物買いの銭失い、ならぬ、

決算対策銭失いにならないように

したいとは思っています。

 

通常は、決算対策が進んでいる中で、

途中で止めることはできません。

決算対策の提案中に、概算での数字を

伝えて、本当にやるかどうかを

社長に考えてもらっています。

 

まあ、ほとんどの社長は、決算対策という

海水を飲んでしまうんですが。

 

 

その資産が本当に必要なのか?

最近、モノを持っている方が、

費用が掛かっているのではないか?

と思うようになりました。

 

どういったことかというと、

会社で設備投資に係る費用として、

パーテーションがあります。

 

ただ、壁で仕切ってドアをつける。

消防法の許可を受けて部屋を隔離しますが、

正直、移動式のパネルでも良いかなと。

 

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何が言いたいのかというと、

確かに、資産を購入することで、

自分の目的は達成できると思います。

 

しかし、逆に購入した資産に縛られて

しまってはいないかと思うのです。

 

事務所移転を見ると気が付くことがある

事業が軌道に乗って、人が増えると

事務所の移転を考える場合があります。

会社だと普通にあることです。

 

この時に、やっぱりもったいないなと

個人的に思うのが、今まで使っていた

事務所に設置していて、動かせない

設備です。

 

動かせないものは、廃棄です。

廃棄費用がかかります。

持っていけないので当然ですが。

 

また、備品などに関しても同様です。

必要かどうかはさておいて、

引っ越しをするときに荷物になります。

 

依頼ないものは当然廃棄していきます。

こちらも廃棄費用がかかります。

 

会社が気が付いているかはわかりません。

ただ、事務所の引っ越しを見ていると

この設備いらなかったのでは?

廃棄も考えると無駄な費用だなあと

私は考えてしまいます。

 

個人レベルで考えると

こうしたことを個人レベルで考えると

分かりやすいかなと思います。

例えば、家や車でしょうか?

 

本当に家は必要ですか?

車は必要ですか?

 

百歩譲って、お金が余っていて、

とりあえず自分の持ち家が欲しい

車が欲しいということであれば、

購入してもいいと思います。

 

私の今の考えは、ローンを組んで、

家や車を購入する必要はない

ということです。

 

いくら低金利とはいえ、住宅ローンの

返済を見ていると本当に返せるの!?

という期間でローンを組んでいます。

 

年齢が70台で支払いが終わるような

ローンが設定されています。

いくら人生80年くらいは生きるとしても

ちょっと正気の沙汰ではないです。

 

また、家を購入すると細かな補修や修繕、

買い替えも必要になります。

ローンを払いながら、これにも対応する

そんなことが起こりえるのです。

 

また、引っ越すということはできません。

車は売ることができますので、

資産としては家よりましですが。

 

私が感じていることは、もはや資産を

持つこと自体がリスク化しているかも

ということです。

 

 


編集後記

今日は午前中に訪問です。

ちょっとのどかぜになったようです。

ここ最近の気温変動に加えて、

夜にタオルケットをはいで寝て

しまったことが原因です。

 

 

 

 

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この記事は、その時の状況、心情で書いています。
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齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。