【創業支援】事業する場所と事業内容の関係性。場所というコストがかかる、かからないは最低限考えておく!




先日いったビックロにて撮影!

事業する場所と事業内容の関連性

事業する場所と事業内容には関連性があります。

例えば、小売業で考えてみると、2つの方針が

考えられます。

 

1.実店舗で事業する

この場合だと店舗が必要です。

高級品、中流品、低価格のうちどの商品を

売るのかによって、事業の場所が変わります。

 

2.ネット販売を行う

この場合だと店舗が不要です。

ただ、ネット販売するのにプラットフォームが

必要となる時があります。

 

ネット販売だからと思ってコストがかからない

ということはありません。

むしろ、実店舗よりもコストがかかってしまう

そんな可能性があります。

 

 

場所というコストを考える

場所というコストを考えると家賃を

イメージしがちですが、そうではないです。

インターネットに代表される

サーバー、販売プラットフォームも

コストであり、家賃と同じです。

 

場所は必要なくてもネット上の場所にも

コストはかかるのです。

 

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場所というコストから考えるビジネスでは、

やはりサービス業がコスパは良いです。

サービスの提供時にのみ場所代がかかる

ということになります。

 

考えておいて頂きたいのは、

物を販売する、人に来てもらう事業は

何かしらの場所代がコストでかかる

ということなのです。

 

その割には、お客様の価値に貢献しない

矛盾というか、変な感じがあります。

 

確かに、インテイリアといった内装に

こだわってショールームの様な場所で

提供することが付加価値になる事業も

ありますが、それは売れるから、

そのように感じるのです。

 

現実的に売れなければ、サンクコスト

というただの損切になってしまいます。

 

 

事業=お金の価値ということ

事業はお金の価値そのものだと思います。

私が行っている税理士業もそうです。

価値がない、または、低いと考えている

そういった方とはめぐり合わせがない

事業だと思います。

 

先ほども触れましたが、場所という

いわば事業に欠かせない費用ですが、

これは価値になりえません。

 

どこで提供しようが問題なく、

もっと言ってしまえば、どのような

外観であっても売れるときは売れるのです。

 

某平積みの小売業は商品を下から上へ

商品を積み上げるだけで売れています。

商品を積む高さといったことも計算されて

いるようではありますが、異常です。

 

しかし、それが他との違いを生み出し

実店舗でありながら事業を拡大しています。

これは実店舗の成功例です。

 

要するに、場所という価値がないものを

価値のあるものにしたということです。

ネット通販がありながら、あの駅に行けば

買えるという安心感があるのです。

 

これは、ネットでは到底あり得ない安心感です。

ネットだと代金支払ったのに、商品が送られて来ない

といったことがリスクとしてはあり得ます。

 

実店舗とネットそれぞれメリットと

デメリットがあるので、コスト意識と

機会費用を見極める必要性があります。

 

小売りの難しさ

最後に小売業は難しいという話を

しておきたいと思います。

今後事業をする方の参考になれば。

 

小売業は卸売業にもつながります。

この辺が分からないと卸売業も失敗します。

 

小売りはエンドユーザー(消費者)へ売ります。

消費者に近づけば近づくほど商売としては

難しいと言わざるをえません。

 

ネットでは、人気商品でなければ買って

もらえません。

聞いた話では、芸能人絶賛をでっちあげて

商品を売っている業者も存在します。

 

また、単価が安いことも事業を悪化させる

要因です。数を売らないと利幅が取れないです。

要するに規模の経済が関与するのです。

 

翻って卸売業を考えると、卸売業は小売業を

行っている業者に売ることになります。

つまり、小売業者が買いたい商品は消費者を

満足させる商品なのです。

 

つまり、小売業と卸売業はそんな変わりません。

まあ、小売業が一生懸命に売ってくれるのであれば

ちょっと状況は違いますが。

 

また、卸売業はマージン商売ですので、

仲卸をどれだけ少なくするのかという

問題が横たわります。

 

これもサプライチェーンが存在する

業界では通じません。

ホームセンターに一中小企業が単独で

売ることは不可能なのです。

これも利益を圧縮させる要因だと

知っておくといいと思います。

 

 


編集後記

今日は午後から臨時休業です。

夕方にバンドの予定があるからです。

午前中だけ働こうと思います。

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。