【会社運営】自分が分かる範囲で会社を運営する。資金、人、売上の拡大を考えない事業の在り方




iphone8にて撮影!

自分が分かる範囲で会社を運営する

会社の運営上、難しいことがあります。

最初は小規模で操業して、このままでも・・・

と考えていてもだんだんと規模が大きく

なってしまうことが起こり得ます。

 

市場から必要とされているので、

大変喜ばしいことですが、

市場は非情です。

必要ないと判断されたらまったく

仕事が来なくなってしまいます。

 

また、規模が大きくなると自社の状況を

経営者がすべて把握することは困難です。

加えて、規模の追求には、どうしても

マンパワーが必要なことが多いです。

 

現状では、一応人手不足ということに

なっていますので、

マンパワーを得ることは難しい状況です。

 

ですが、自分が分かる範囲で

事業を運営していたらどうでしょうか?

資金、人、売上といった規模に必要なことを

規模の追求という枠の中でのみ考える

ということがなくなると感じます。

 

 

 

資金、人、売上の拡大を考えない

私が思っているのは、

もはや拡大路線は時代に合わない

と思っているのです。

 

拡大路線には弊害があると思います。

拡大が起こっているときはいいのです。

ですが、それがいつまでもつのか?

という謎の不安も抱えることになります。

 

また、拡大中をずっと続けていきたい

という欲も生まれてしまうでしょう。

 

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結論なのですが、会社が拡大することで、

良かったことがあるのですか?と

私は問いたいのです。

 

例えば、売上が増えるとコストも増える

マンパワーが必要なので人を採用するが

コストを安くしたいので非正規契約とする。

 

外注するにしても下請けには価格交渉を

毎年して、コストを負担を求める。

事業資金調達のため公開会社とすると

利害関係者が増え、説明責任が課される。

 

また、規模が大きくなると社会的責任や

道義的責任も高まる。

 

例えば、このようなことが規模の追求によって

生まれるのかなと書いてみました。

規模を追求していくとは、このようなことも

一緒についてくるということなのです。

 

はっきり申し上げると、誰もハッピーになって

いないと思うのです。

非正規が増え人の収入は減り、下請けへコスト

負担を求めて経営基盤を阻害させ、

そのうえ、自社の社会的責任が重くなってくる。

 

このようなことが自社に訪れることになります。

ちょっと矛盾しているように感じませんか?

会社内部、外部にいい影響をもたらしていない

そんな現実があると感じるのです。

 

自分が食べていけるちょっと上を目指す

私が思う事業運営とは、

自分が食べていけるちょっと上を

目指すということです。

 

とりあえずは、『自分がハッピーになる』を

目指すように運営することなのです。

一人よがりなんじゃ・・・と思われる

可能性はあります。

 

ただ、私が思っているのは、自分がハッピーでない

状態でいい仕事ができるのかなと思います。

信念だけではどうしようもないです。

 

信念は大切ですが、一度独立してしまうと

work as lifeということになります。

生活(人生)としての仕事です。

 

これを体現できるのは独立した人しかできないと

私は思っています。

人生をどう生きるのかを目標に仕事を組み込んでいく

そんな働き方ができれば、私はハッピーだと思うのです。

 

ただ、経済的にもある程度の余裕が必要です。

したがって、自分が食べていけるちょっと上を

目指し、実現ができれば、人生を楽しく過ごせる

のではないかと思うのです。

 

人を雇わないという選択から生まれるもの

人を雇わないと私は決めています。

そうなると必然的に、自分のみで事業を

成立させるしか方法はありません。

 

これで、規模の追求という欲や足かせから

解放されると思います。

強引に規模というものから抜け出すのです。

 

人を雇わないことは社会に貢献していないのでは?

と思われるかもしれません。

私はそうは思いません。

 

根本的には、事業として行っていれば、

市場に価値を提供していますので、

まわりまわって社会に貢献はしています。

 

人を雇うことだけが社会貢献ではないと

私は思っているのです。

事業という形で社会の構成員となっているだけで

社会貢献になっていると思います。

 

 


編集後記

今日と明日でゴールデンウィークが

終わってしまうようです。

曲(カバー)を作ろうとしてようやく

メロディ部分のコードのコピーと

転調が完成しました。

 

公開するかは作ってみてから

判断しようかと思っています。

曲の難しいところは作ってみないと

公開できるかどうかを判断できないことです。

 

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ABOUT US
齋藤 幸生税理士・行政書士・経営革新等支援機関・ブロガー
都内税理士事務所にて7年間の勤務後独立。 2017年に税理士として独立後は建設業、フォワーディング業、IT業に特化した税務を行っています。また財務支援として資金繰り支援(会社の資金繰りと資金調達支援)を行っています。行政書士としては建設業許可、利用貨物運送事業の許可業務に特化しております。